各駅散歩の旅(91)
お散歩日和ですね。
今回は重複駅ですが、ホームも重複しています。
横浜駅篇
[東横線]
横浜市内シリーズ59
横浜駅には、複数の社局が乗り入れていますが、相互直通運転は東急東横線と横浜高速鉄道みなとみらい線のみですね。
尤も、みなとみらい線の運行は東急に委託されている、所謂上下分離方式でありますが、横浜高速鉄道も自社車両を所有しております。
そんなこんなで
横浜駅は、ブルーラインとみなとみらい線(全線一括の特別篇)に続き、3回目となりました。
東横線(みなとみらい線)横浜駅は、北側(反町駅方)寄りなので、南側(新高島駅方)から地上へ向かうと、中央の東西自由通路に出ますね。
南口側には、地下通路を介して連絡しています。(北口側にも繋がっています)
土曜日だけあって、中央通路の人並みを掻き分けて、東口側に出ました。
横浜そごう
横浜駅東口と言えば、そごうなんですけどねぇ…名前は残るのでしょうか。
本格的なお散歩の前に、少しだけ寄り道をしてみました。
手前の水辺は海の様で、実は帷子川の河口です。
昔は、それこそ横浜駅も海だったので、些末な話かも知れません。
風が心地好かったですが、みなとみらいへ抜ける通り道でもあるので、中々の人通りでありました。
旧東横線跡地
早々にそごうを離れ、一旦横浜駅東口に戻ってから、今回のメインミッションの廃止となった旧東横線(横浜駅〜桜木町駅)跡地へ向かいました。
京浜急行の踏切を渡ると、旧東横線がJR横浜駅と帷子川を越える、橋梁区間が現れました。
遊歩道計画があるので、廃止から18年が経過しましたが、残っております。
尤も、地下化された反町駅側では、東横フラワー緑道として整備が完了しています。
帷子川を渡って、先を目指しました。
京浜急行を越える辺りから、根岸線と並走する形となって、横浜駅東口からの通りを渡りました。
ところが、直ぐに高架の一部が、すっかり解体されていたのでした。
丁度旧高島町駅手前迄、高架が途切れています。
旧高島町駅の前には、二代目横浜駅の遺構がありました。
マンションの敷地内なので、当初は外から眺める形でしたが、何時の頃から公開されています。
高島歩道橋で国道1号を越えて、反対側へ渡りました。
少しだけ、旧高島町駅遺構も見られました。
ガードを潜って、国道16号沿いに歩きました。
高島町交差点から、少し歩くと高島町バス停があって、歩道は高架下に入りました。
屋根付の歩道ですが、使い勝手は微妙かも知れません。
更に歩いて行くと高架を挟んで、高島線の三菱ドック踏切が現れました。
かつての三菱重工横浜造船所(元は横浜船渠)正門前の踏切だった訳ですが、今はみなとみらい地区(大半が造船所敷地)への歩行者通路です。
高島線は、鶴見駅方面へ抜ける貨物線ですが、臨時列車が通る事もありますね。
紅葉坂交差点迄辿り着くと、漸く跡地を整備した遊歩道が現れました。
フラワー緑道では、無いんですね。
この先から少し広くなっていたので、旧東横線桜木町駅のエリアになるのでしょうか。
でも、極短い区間からなのか、殺風景ではありますね。
階段を上り下りの手間を考えると、歩行者の姿も殆ど無いのも頷けます。
根岸線を眺めるには、悪くは無いですね。
遊歩道が地上に下りると、少しだけ歩道部分の高架が残っていました。
ゴール
ゴールは言う迄も無く、桜木町駅でありました。
60分程のお散歩でした。
鉄道の日だったのは、偶々でありましたね。
反町駅側の東横フラワー緑道は、東白楽駅から横浜駅迄歩いていましたが、桜木町駅側は殆どが未整備ではありますが、初めて歩く事が出来ました。
お散歩には丁度良い距離ではありますが、実際歩くとなると、今のところはみなとみらいの中を抜けた方が、楽しいのかも知れませんね。
屋根付歩道と言うのも、決して悪くは無いですが、高架上の整備が進んでどうかと言うところです。
人通り自体は、桜木町駅付近を除けば疎らだったので、とても歩き易かったのは確かです。