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響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ 武田綾乃
euphonos 良い響き。
そんなこんなで
無事に第1巻を入手しまして、早速読んでみました。
最新刊からの初刊とは、中々ダイナミックな感じではあります。
響け!ユーフォニアム
北宇治高校吹奏楽部へようこそ
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初版は2013年12月で、手に入れたのは実に21刷となる、2024年1月版で二重カバーとなっていました。
さて、最初の始まりの物語でありますが、テンポ良く進んで行きますね。
この辺りの雰囲気は、最新刊でも変わらない感じで、違和感は無かったですね。
(読む順番は特殊でしたが)
吹奏楽部と言う、比較的馴染みがある様で、実は内実が良くわからないところもある、そんな部活動をフィーチャーしているのも、新鮮でありました。
以前から、吹奏楽部強豪高校の密着番組を視ていたりしていて、部活としては体育会だなと思ってはいましたが、それは表面的な話であって、内面的な部分や雰囲気迄はわからないものです。
そんな未知の世界を知る様な、そう言った感じがあったかも知れません。
ユーフォニアムと言う楽器も、見た事あった様な無かった様なで、全く知らない楽器でしたから。
北宇治高校吹奏楽部に入部した、1年生の黄前(おうまえ)久美子の視点で、物語は進んで行きますが、個性的な同級生や先輩も多いです。
僅か数ヶ月で、吹奏楽部が大きく変貌していったのも、元々のポテンシャルがあったにせよ、目を見張るものがありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1708178026400-08Xgy9ElcX.jpg?width=1200)
とまあ書いていますが、実はアニメ先行で昨秋の劇場版迄を、全て網羅していまして、アニメ補完を交えて読み進めたのは確かでありました。
第1巻の今作は、最初のアニメシリーズに当たりますが、それだけではエピソードが足りていないですから、後の短編集から持って来たり、オリジナル要素もあった様です。
当然今作は、そこでの骨太な骨格であります。
明確な変更点もありましたが、それ以上に原作では、久美子以外が関西弁と言うところが、より躍動感を感じられた様に思いました。
何れにしても、まだまだ序章と言う雰囲気が溢れていて、続きを読みたくなりました。