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各駅散歩の旅(119)

早いもので、18きっぷ旅から帰って、1週間が過ぎました。
早速ですが、お散歩へ出掛けて来ました。

緑園都市駅

[相鉄いずみ野線]

横浜市内シリーズ87

弥生台駅方 (湘南台)
展望台出入口
南万騎が原駅方 (横浜)

ところで、今知ったのですが、『相鉄いずみ野線』が正式名称らしいです。
どうしてそうなった感がありますけれど、いずみ野線にはいずみ中央駅がありまして、大阪には和泉中央駅があり、仙台市泉区には泉中央駅があって、まあそう言う事なんでしょう。
どゆこと?

余談としては、駅があるのは横浜市泉区で仙台と丸被りですが、"いずみ"は本来"和泉"の筈なんで、そのまま使うと区内最大勢力の"中田"との全面抗争が勃発してしまうので、(公式では無論そんな経緯等は無い事に)お茶を濁した感はあります。
いや、中田区でいいやんけ。

そんな事とは露知らず(どうでもいいですけど)、相鉄いずみ野線の緑園都市駅に降り立つと、まだ西陽が強烈でありましたね。
開業から50年近くになる訳ですが、ホーム脇にミニ庭園と展望台があったり、先進的なのは名前だけでは無かったのですね。

お散歩

東口
フェリス女学院大学 緑園キャンパス

東口から坂道を少し上って、大通りと交差すると、フェリス女学院大学緑園キャンパスがありました。
フェリスと言えば、横浜山手のイメージですが、緑園キャンパスが開設されたのは昭和末期(1988年)ですから、まぁまぁ長い(36年)ですよね。
すっかり街の風景に溶け込んでいて、それを実感していました。
某声優さんも通っていたのかなとか、思いつつ正門の前を通り過ぎました。

奥の木々の向こうはゴルフ場

フェリスの先には、上った以上の長い下り坂となりました。
陽当り良好で、下りなのに汗がでました。

この辺りで戸塚区に入った筈ですが、特に看板も確認出来なかったです。
行政区だからと言う理由があるのかも知れませんが、泉区は元々戸塚区でありましたから、些細な問題であります。
それに、栄区や瀬谷区も戸塚ファミリーで、泉区を含めた概算人口は675千人(横浜市の1/5)となって、余裕で政令指定都市にもなれます。
まぁ此処だけの話ですが、市内ヒエラルキーの高く無い戸塚ファミリーの野望はそれに留まらず、鎌倉市(17万)と藤沢市(44万)と合流して、鎌倉幕府再興と言うのがあるとか無いとか。(無い)
軽く100万都市になりますので、横浜で冷や飯食らうくらいならと言う感じもありますが、そこは狡猾な横浜大本営は戸塚を副都心に指名して懐柔しようとしています。
新横浜もほぼ名古屋(JR東海)なので、ツインコア(都心)に指名されているのも同様であります。
多分、諸説も無いです。

で、何の話でしたっけ?
前述の4区は、旧鎌倉郡でありまして市域拡張で横浜市になった経緯から、私達の時代には市内ヒエラルキーが低かったのだけは事実です。

名瀬川

坂を下りると、名瀬川が流れていました。
普通河川?
この辺りから、昔からの集落となって、川沿いを歩く事になりました。
緑園都市駅周辺は、新たに開発された場所ですが、周囲は意外に住宅街があって、巨大都市郊外の底力でもあります。
知らんけど。

東戸塚教会

基本住宅の間を、時折農地や山林等も残っていましたが、のんびりと歩きました。
大部分は、日蔭になっていましたか、快調でありました。

(右下の黒いシミは消しゴムマジック)

一応、駅からずっとバス通りを歩いているのですが、長閑なものでありました。
この辺りの丘陵は、多摩丘陵の一部でありますね。
やはり小さな川沿いでも平坦で、歩きがとても捗ります。
と言うか、暗渠化されてません?

栄橋

何時の間にか、再び現れた名瀬川の栄橋から、旧道のバス通りを離れて、新たな通り沿いを進みました。
栄橋付近は遊水地として整備されていて、ここから二級河川に昇格する模様です。
一級二級等は国交省管轄で、普通は市町村管理となっている模様です。
また、西陽が当たる様になって、汗だくとなりました。

羽根沢橋

先程のバス通りとの交差点の手前に、羽根沢橋があって、名瀬川とはここでお別れでした。
そのまま直進すると東戸塚駅でしたが、陽当りの良い坂道を歩きたく無かったので、迷わず右折しました。

富士塚でもあるのかな?

少し歩いて行くと、横浜新道が現れました。
そこから、新道沿いを歩いて行きました。
広い道ではありませんが、断続的に車の通行もあって、油断禁物な感じでした。

歌舞伎道祖神

道端に、道祖神が鎮座されていて、ご挨拶だけさせて戴きました。
横浜新道開通で、移動された様です。

めっちゃ恐ろしい表示がありましたが、そんな大河あったんかい、と言うか浸水2メートルって普通なら大河でも無理だと思うのですが、地形的なものがあるのでしょうか。

藤井橋

藤井橋で、阿久和川を渡りました。
この橋から上流で、名瀬川が合流しています。
この先で、阿久和川は平戸永谷川と合流して、柏尾川となります。

手前の橋の先が合流部
ワンマン道路と東海道線
坂本隧道

大通りを越え、ひたすらに川沿いを歩いて行きました。
ワンマン道路のトラス橋や、東海道線も見えて来ました。

因みに、ワンマン道路の由来は『吉田茂』で検索してみて下さい。
まぁ逸話は逸話に過ぎないので、時の宰相が言う事で、事業が円滑に進んだと踏んでいます。

ワンマン道路を潜りましたが、坂本隧道とあり、果たしてトンネルなのかと思案しましたが、高架橋でも無く築堤の下なので、そう言う事になるのでしょうか。

3.3!

更に進んで行くと、驚愕の想定浸水もそうなんですが、歩道も無く広くも無い対面通行で、容赦無く飛ばして行く車が1番の驚愕でありましたし、我関せずな自転車や歩行者で、中々のカオスでありました。
それでも、逃げ場や迂回路がある訳でも無く、黙々とシケインを歩くのみでした。

そろそろゴールが近付いて、道も整備されていると思えば、歩行者も段違いに多くなって行きました。

ゴール

JR戸塚駅
西口

ゴールは戸塚駅でした。
105分のお散歩でした。
戸塚駅のペデストリアンデッキでは、東西2箇所でストリートライブが開催されていて、とても賑やかでありました。

そんなこんなで
当初の予定より、多く歩いたかと思われますが、案外サクサクと歩けた気がしました。
何と無く、東戸塚駅を考えていたのですが、陽当り良過ぎでそりゃ却下しますわ。
距離が増えても、忌避するレベルではありました。
今回のコースは、特に中盤以降は決して歩き易いとは言えない感じではありましたが、それもまた今後の危機回避に生きて来るでしょう。
多分。
まぁ、何れにしても知らない場所では無かった事もあって、今回も楽しく歩けたかと思います。

(了)