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関東のお伊勢さま

先日、初詣に伺いました。
2月に入ってからどうなんだ、と言う話もありますけれども、節分を過ぎてからが新たな年と言う説もありますから、遅過ぎる事も無いでしょう。
これを初詣と謳う事の、是非はあるかもですけど。
一応、地元のお社や川崎大師(寺院)には、1月の内に伺っていました。

そんなこんなで
横浜総鎮守である、伊勢山皇大神宮いせやまこうたいじんぐうにお参りをさせて戴きました。
近く(WINS横浜)にはほぼ毎週来ているのに、横浜の総鎮守へ足が中々向かないのは大変失礼な話ではありますが、丘の天頂にご鎮座されてる事はありますね。
申し訳無い話ではありますけど、ただガチで坂の上に到達してから、境内参道の階段を上ってから、漸くお参りと言う感じなんですよね。
ホント、丘の1番上なんです。

関東のお伊勢さまと言われるだけあって、御祭神が天照大御神あまてらすおおみかみでありまして、無論本家の神宮おいせさんの皇大神宮(内宮ないくう)と一緒です。
そもそもがお名前に、皇大神宮が入ってましたね。
お伊勢さまで行われる20年置きの式年遷宮で、解体されたお社の資材が全国のお社に譲渡されいるそうですが、こちらでは前回(第62回2013年)の式年遷宮後の2018年に、内宮の西宝殿が移築されているそうです。

お神籤(200円) 小吉

お参りを済ませて、昨年暮れのお伊勢さんで入手し損ねた干支の縁起物(五十鈴)の代わりに何か無いかと思ったのですが、ちょっと見当たらなかったです。
干支なので、今年は乙巳いっしとなりますが、次は60年後(10干×12支)なので…。

因みに、大化の改新の始まりとなる乙巳の変は645年ですから、1380年前の出来事となので丁度60で割り切れます。
大化の改新と言えば、中大兄皇子なかのおおえのおうじ中臣鎌足なかとみのかまたりですが、中大兄皇子は天智てんじ天皇として大津に都を移し、今は近江神宮に祀られていますし、中臣鎌足は藤原氏の始祖として、その子孫は現代迄続いています。

閑話休題、一先ず縁起物は諦めて、厄除けのお守りを戴きました。(500円)
お神籤は小吉でしたが、何と無く今の身の丈に合っている感じがありましたね。

実は伊勢山皇大神宮には、横浜総鎮守とは言っても個人的に初めてお参りしたのは、成人してからだったりします。
これでも一応、横浜で生まれ育った筋金入のセミプロを密かに自負しておりますけれど、出身エリアが元々鎌倉郡域で後々横浜に加わっていますから、中区・西区・南区辺りの出身者と比べれば、遥かに熱量が足りていなかったのも確かでしょう。
お参りする前当時は、企業やスポーツ等の団体が公式参拝するお社、と言う程度の認識ではありました。
それでも、今となってはご縁も出来ましたし、折に触れて参拝させて戴きたいと思っています。


(了)