見出し画像

各駅散歩の旅(96)

そろそろ、今季もラストな趣を醸し出していますので、秋を感じるお散歩をしてみようかと、ちょろっと出掛けて来ました。
でも陽気は前日から一転、一気に冬でありました。
曇天でしたし。

港南台駅篇

[根岸線]

横浜市内シリーズ64

本郷台駅方
洋光台駅方

市内南部となります。
港の南に違い無いですが、海には接していません。
多摩丘陵の端、若しくは三浦丘陵の始まりなので、トンネルに挟まれた掘割構造の駅ですね。

かつては、高島屋が出店していた時期もありましたが、今は撤退しています。
車社会であるのは確かですが、典型的な昭和からの首都圏郊外部の例に漏れず、恐らく周辺住民の高齢化等の要因もあってか、土曜の午後にしては人の姿が少な目でした。
因みに、港南区の中心地は北部の上大岡であり、港南台は区の南端となります。

住宅街を往く

駅を出て、根岸線沿いを本郷台駅方面へ。
駅前から、オブジェが幾つか設置されていました。
駅に近いエリアは戸建住宅中心で、如何にも古の新興住宅地の趣がありました。
何故だか、海鮮系飲食店が幾つか並んでいましたね。
根岸線が、トンネルに入る辺りで、来た道から逸れました。

公園を見掛けたので、寄ってみました。
ちょこっとだけ、紅葉が見れましたが、長らく平年以上の高温が続いたので、紅葉が遅れ気味だそうですが、このまま中途半端に落葉する事もあるらしいです。

市道環状3号線

公園を出て、環状3号線沿いを歩きました。
駅からはほぼ平坦でしたが、少し歩くと下り坂となり、アップダウンコースとなりました。

原乃橋

坂を下ると、鎌倉街道(県道21号横浜鎌倉線)を原乃橋で越えて、また坂を上りました。
坂のピークからは、丹沢の山並が見えました。

道を逸れて、公園の紅葉(黄葉)を眺めてみましたが、若干微妙に感じたのは、天気の所為だけではなさそうです。

里山を往く

住宅街を少し歩いて、抜けた先には里山と谷戸の風景が現れて来ました。
そこそこ宅地が、迫って来てはいますね。

菜の花?!

ひと山越えると、断続的に両方向から車がやって来る、裏道的な通りに出ました。
歩行者が殆ど居ないからなのか、容赦の無いドライバーばかりで、歩道も無かった故に頗る歩き難かったです。

環状3号線アゲイン

里山の裏道エリアから、住宅街を抜けると、再び環状3号に戻りました。
そんなつもりは、無かったのに。
道なりに、行き当たりばったりですから、そんな事もあります。
道が無いので、思い通りにはなりませんね。
本郷台駅篇の時に歩いた、桂町戸塚遠藤線を小菅ヶ谷橋で越えて、尾根筋を目指しました。

市道環状3号線 港南台方面

(写真奥信号右手側のいちょうが日野南公園 向かったのは左手側)

環状3号を離れて、坂道を上って行きました。
写真では明るいですが、既に日没くらいの時間ではありました。

横田からのアトラスエア?

尾根筋に出ると、以前も歩いた勝手知ったる道でありました。
そろそろ、先が見えて来ました。

舞岡公園

17時少し前に、到着しました。
真っ暗でした。

木戸から先のエリアは、冬時間は17時で入れなくなっていましたが、真っ暗なのでそう云う問題でも無かったです。
里山の廻り道が無ければ、ワンチャンあったのか否か、定かではありません。

宮田池
瓜久保の家

当初は、お犬散歩の方々も案外居ましたが、少し公園内部へ進むと、完全にぼっちでありました。
ホント真っ暗で、足下も覚束ずにちょこっと怖かったです。
マジ紅葉どころでは、無かったのも確かですが、そもそも歩いた先にそんな木は、全くありませんでした。

舞岡町小川アメニティ

舞岡八幡宮

公園から出て住宅街が見えてから、少し人気も感じられる様になりました。
一応、まだ17時でありましたから、時折人通りや車の往来もあって、街灯も設置されていましたから、一安心でありました。
ゴールが近い雰囲気でしたが、まだ2キロ程残っていました。
歩道と水路(舞岡川)が整備されていて、水路は実際に田圃でも利用されている様でした。

ゴール

今回は、ブルーライン舞岡駅がゴールでした。
125分程の、お散歩でありました。

先日、(延べ)100駅訪問を達成したところですが、残りは重複を含めて、余裕で100駅以上あると思われるので、まだまだ先は長いですね。
今回は、秋を感じると言うミッションもあった訳ですが、微妙な感じになってしまいましたね。
ただ、都市部では紅葉(黄葉)は初冬の風物詩的なところもありますし、今年は特に段階的に気温が下がる感じでも無かったので、致し方無いのは確かです。
天気が芳しく無く、日没も早くなっていますから、昼間の明るい時間も短いので、暫くは郊外のお散歩は大変かなとは思いました。
まぁ、日没後のお散歩も厭わないのですが、やはり写真が撮れないので、そこはちょっと残念なところかも知れません。
終盤は、知っている場所でしたが、全般的に愉しく歩けたかと思います。