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[2] 2022(令和4)年春 愛媛・関西(23) 18きっぷの旅

つづきです。
前回は、18きっぷそっちのけで、飛行機中心となりまして、申し訳ありません。

初日 4月5日(火)  その2

松山空港

成田から、無事に松山空港に到着しまして、愛媛県初上陸を果たしました。
通常の18きっぷ旅ですと、初発に乗っても漸く愛知県に入った位の時間でしたから、飛行機の偉大さを感じていました。

みかんジュースの蛇口があるとかないとか、空覚えの知識があったのですが、少なくとも見える範囲では確認出来ず、特に探索する熱量も無かったので、スルーしました。
デッキで、空港全体を見渡すくらいはしても良かったのですが、何よりも早く市街地に向かう事に心が逸っていて、バスに乗りました。
これがリムジンバスでは無く、通常の路線バスだったので、630円のところ350円で済みました。
慣れない飛行機での現地入りで、自分でも面白い事になっていたのかも知れません。

松山駅

JR(四国旅客鉄道)松山駅に到着して、何だか落ち着いた気が、少しだけありました。(笑)
意外と閑散とした雰囲気でしたが、どうも松山市駅の方が中心街なのかなと思いました。
地方都市あるある、かも知れません。

場違い(笑)と思ったら、伊予(愛媛県)観光大使になってるんですね。

18きっぷ再登板で松山駅に来ましたが、列車の時刻迄時間がありましたので、少し歩いて、伊予鉄のダイヤモンドクロッシング(クロス)を見に行きました。
マジ卍…では無く(笑)、見事に直角でした。
ちょっと、昔見た写真と実際の風景が違うなと思ったりしたが、若しかしたら高知のとさでんと混同していたかも知れません。
日本では他に愛知県(名鉄)にあって、全部で3箇所しか存在しない、レアなものです。
因みに、伊予鉄は一般鉄道と路面電車、とさでんは路面電車同士、名鉄は一般鉄道同士と、夫々違います。

再度、松山駅に戻りました。
やはり四国は、アンパンマンですね。

松山駅は、周辺の高架化と合わせて、絶賛新駅舎の工事中でした。

2両編成のキハ32気動車の内、1両が閉鎖されていて、ちょっと謎だったのですが、後で調べると空転防止の増結で、JR四国の規則でワンマン運転の際は1両迄に決まっている様です。
編成長では無く、客扱いに於いてと言う事ですね。

松山駅では同じ1番ホームで、高松駅方面と宇和島駅方面の、特急乗換が出来る様になっています。
(奥/高松駅方面:しおかぜ 手前/宇和島駅方面:宇和海)

列車に乗って海へ

18きっぷの旅再開です。
八幡浜駅行(宇和島駅方面)の、普通列車に乗りました。
キハ54の単行列車で、車内が2扉ロングシートで、叡山電車の単行を思い出しました。
多少混雑していましたが、電化区間が終わる伊予市駅迄には落ち着きました。
そこまでの道中では、坊っちゃんスタジアムがあったり、車両基地には新型電車(8600系)があったりしました。

向井原駅で、新線(支線・内子線)と分かれて、旧線(愛ある伊予灘線)に入ると伊予灘が近付いて来ました。
天気が好くて、海が綺麗で、桜も綺麗でした。

下灘駅

私も含めて、何人かの下車があって(恐らくご同業では無い)少し驚きましが、それ以上に到着した列車にカメラを向ける多数の方々には、更に驚かされました。
知る人ぞ知ると言うより、すっかり有名スポットなんですね。
と言うか、平日(火曜日)だったのですが、その殆どが映え系と思しかったので、改めて怖かったです。(笑)
だって、車で来てるんですもの。
少しでもJR四国に、貢献して戴ければと思うのですけどね。

青春18きっぷのポスター(3度)で、一躍有名となった駅ですが、下の道路(国道)は埋立で開通したそうで、かつてはもっと海が近かった様です。
私自身、ポスターを見た記憶はありますが、まさか訪問する機会も無いだろうと思っていましたから、一際感慨深かったです。

30分程のインターバルがありましたから、駅周辺も少し散策しましたが、穏やかな陽気で桜と海の風景にとても癒やされました。

気が付けば、逆方向の列車が到着して、慌てて乗り込んだのでした。(笑)
派手なラッピング車両でした。
短時間ではありましたが、時間を忘れる位のロケーションと天気で、旅人にとっては最高の下灘駅を離れました。

終点の伊予市駅で下車して、この日の18きっぷ旅は終了となりました。
時刻は13時半で、現場からは以上です。(笑)

松山空港〜松山駅 伊予鉄バス350円
松山駅〜下灘駅 28.0キロ 510円(参考)
下灘駅〜伊予市駅 16.4キロ 330円(参考)

つづく

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