クラシックバレエファン(の1人)がメタルライブを見に行った結果。
①格好で浮く。
メタルライブに来る人は大体が全身黒色の服を着ています。クラシックバレエファン(の1人)は基本黒い服なんて持っていません。あるとするならば職場着。普段着では着ませんね。そこでクラシックバレエファン(の1人)は白いニットに大村孝佳福袋でゲットした彼の衣装を羽織り、ブラウンのロングスカート、黒のゴツ底の靴(これはライブ用に買ったかなり冒険した靴)に赤いコート、白いハンドバックで行きました。
これは浮くわw周りの人から見られてる気がする。いや、自分が見てるんだってば。ひえ~~KY~~これでもバレエ公演に行く時に比べてかなりラフな格好だと思っています笑
1.5客層が男性多くてビビる
バレエの観客は老若男女でわずかに女性のほうが、そして年齢高めの人が多いです。ヴィジュアル系のライブは圧倒的女性だけど、今回は圧倒的男性だった。でも今回のライブは思ったより女性客多かったです。
②SEをヒップホップと勘違いし踊る
知らない曲は体で感じるに限ります。特に、同時代のメタルはボーカルの歌い方の影響か、はたまた低音リズムの強調が影響しているのか、ヒップホップに聴こえる曲がいくつか。メタルとヒップホップは近いのですか?今度勉強しておきます。
③客席で踊る
まず、音楽ライブは客席から立って良いことも驚きなのですが、これは以前にも見た音楽ライブで経験しているとして。腕挙げても良いし頭を回しても良いことも知っています。そして、BABYMETALの場合。客席で踊るのはファンの方の中にもたくさんいらっしゃるので大して珍しくもないのですが、特にBABYMETALは曲がダンスチューンで、振付まであるので、上下に揺れるよりも踊ってしまった方が乗りやすいです。でも客席は普通狭いので、踊るのには適していません。
④楽器のソロでいちいち拍手をする
バレエでは回転など超絶技巧の後で拍手をするじゃないですか。それと同じことをライブでもしてしまいます。ってかなんで拍手しないの?超絶技巧じゃん。
⑤照明が客席を照らすので驚く
バレエ公演では照明は舞台を照らすためのものですよね。客席も照らすのが当たり前となっている音楽ライブの演出は結構新鮮ですキラキラしかもその照明が模様を描いたりして、形を成すんです。わあー光って面白い。
⑥大事なコール&レスポンスで乗り遅れる
「Stand Up and Shout」!に対して観客は「Shout!」と続けないといけないのに。はあ、なんででしょうねえ。これは歌い手の目線になって一緒に歌っちゃったのかも。
⑦演出の炎が熱い
客席でこんなに熱いのですから舞台の上ではどのくらいの熱さなのでしょう。すごいですね、これ。
⑧目を配るところが多すぎて見切れないため、もう一度行くべきか真剣に悩む。
同じ公演をもう一度見るのは、キャストが違うからです。キャストが全く一緒のライブをもう一度見るべきか迷うのは、以下の通りです。
⑨んでもってやっぱ拍手のタイミングわかんない
バレエを始めとする芸術の公演は拍手のタイミングが難しいと言われていますが、音楽ライブでも拍手のタイミングがわかりません。会場SEが開始時間間際で終わったら拍手、とか、バラードで拍手、とか、基本してない、とか。
⑩カーテンコールがないから手を叩きすぎなくていい
公演終わりのカーテンコールでバンバンやりすぎて、手のひらがいつも痛くなって変える支度をします。音楽ライブはアンコールをやってくれて、それでおしまいです。
⑪耳をつんざく音がある
人をびっくりさせるため、箔をつけるため、気を引くため、眠らせないため、などなどの理由でしょうか。炎バン!ドンッドンッドンッとなること2回。ギターのピッキングハーモニクスが耳をつんざく音量で流れること2回。会場から出た後耳閉感ありました笑というか、耳栓を持って行ったのですが、あ、なくて良いかも~と思ったことのほうが意外でした。
⑫特製マスクが珍しすぎてマスクをしたまま帰る
自分が普段絶対に関わらない空間に入れて、普段絶対に関わらないだろうなという人々に囲まれて、普段絶対にしないだろうなという特製マスクをして。全てが珍しすぎて余韻を味わいたいのでそのまま電車乗って帰りましたw頭おかしいw電車に乗っている時間が短いことも気にしなかった理由です。
以上のような現象が一例として報告されました。