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構図の水平と垂直
「F値を小さくして背景をボカしてみましょう」
これは、写ルンですやスマートフォンのカメラでは設定できません(一部のカメラアプリでは設定できます)。
今回はどんなカメラでも実践できる「写真のきほん」を紹介します。
少し極端な写真ですが、2枚の写真を比べてみます。
上の写真は、海の水平線が歪んでしまっていて「水平」状態になっていません。下の写真は「水平」状態になっています。わたしたちは、水平でなかったり、垂直が保たれていない写真に違和感を覚えます。
写真を撮るときには、構図全体の水平・垂直を意識するだけで、心地のいい写真になります。今回のように海の水平線などわかりやすい直線がない場合は、被写体が「人物」の場合だと肩で水平や垂直を調整したり、写り込んでいる建物を基準にしたりします。
水平・垂直を調整する(構図をつくる)ときに便利な機能が、「グリッド(グリッドガイド)」と呼ばれるものです。設定方法は機種によって異なりますので、ご自身でお調べください。【Pentax K-s1 グリッド】などで検索すれば、設定方法が出てきます。
※iPhoneでの設定方法は
「設定」→「カメラ」→「グリッド」をタップしてオンにするだけです。
もうすでに実践されている方もいらっしゃるかもしれませんが、「これまで意識したことなかった」という方は、ぜひ試してみてください。