
「同じ窯の飯を食う」ということ
みんなで食卓を囲む。
1人暮らしや核家族が主流になっている社会に
もう一度手作りお家ご飯をみんなで囲む食卓を
取り戻したい。
昔の思い出の中にあるご飯のシーンは
外食よりも、きっとお家ご飯が多いはず。
あの有名なレストランのあの有名なシェフが作ったご飯より
きっと、きっと
友達や家族や大切な人が不器用ながらにも
一つづつ作ってくれたご飯や
みんなでわいわい作ったご飯の方が
なぜか思い出に残っている。
温かい思いに触れた人が
また次は誰かにそんな温かい気持ちを
届けようと思う
そんな繋がりが生まれる発端が
お家ご飯。
ちなみに、昔からある「同じ窯の飯を食べる」という言葉。
一緒にご飯を食べることで、オキシトシンが放出され幸せを感じるホルモンであると同時に
この幸せを脅かす存在に対して
戦おうとする働きかけをする。
これすなわち、人それぞれが幸せだと感じる状況に常に居続けられるように
それを実現するための原動力になる。
オキシトシンが少ない人は
目的達成能力が低かったり
意思が弱い原因にもなりうる。
「自分の目標って何だろう〜」
「やらないといけないのは分かってるんだが...」
という人は
もしかすると誰かと一緒にご飯を食べることで
それぞれが掲げる目標の先にある
より深い幸せにむけた実働の力になるかもしれない。
今日は自分で簡単に作ろうかな
今日はあの人のために一品作ろうかな
なら一緒にご飯を食べようか
と少しずつ思ってくれる人が増えていくといいな。
そうして
皆それぞれの夢や目標の達成
または社会の中庸や世界の真の平和が
少しずつ形成されると素敵じゃないか。