脇毛から垣間見る各国の女性の美意識
皆様、こんにちは。
わたしがパリに来て結構気になった事、それは脇毛。生やしてる、と言うか剃ってない人、少数派ではあるけど結構見かけるんですよね。バーレスクの教室に来てる生徒さん達でも、何人か見かけました。
タイトルは大袈裟ですが、自分が聞いたり見た各国の脇毛事情。そこにはその国の女性の美意識(一部)とスタイルが反映されている気がします。
わたしはフランスの家族と一緒に暮らしているのですが、家族構成がマダム・ムッシュー・18歳の反抗期息子ちゃん、そして24歳の娘ちゃんがいるんですね。
この娘ちゃん、すね毛や脇毛を一切剃らない人。わたしは全く驚かないのですが以前話してた時に、わたしは剃らない人なの、剃ってる人には嫌かもしれないけど…と言われた事があります。個々の自由だから気にしないで、と伝えた後、フランスの文化、国民的にはどうなの?と聞いてみました。
マダムも言っていましたが、フランスは自然体かつ保守派な人が多い気がします。脇毛を剃ってない人も結構見かけるし、整形してる人も本当に少ない。豊胸してる人もガクッと少ない気がします。メイクも全体的にかなり薄め。シワやシミが出来るのは生きていれば自然の事で、歳を取ればみんなそうなるしそれが普通の事であり、その流れに逆らわない人が多い気がします。シミやシワを気にせず日光浴もし、その時期と年齢を楽しむ。ムダ毛や脇毛は剃りたければ剃る(考え方は人によります)。自然な考え方かつ自由だなといつも思います。
そしてお隣イタリア。ここでワークショップをやった時に実に沢山のイタリア女性と話す機会があり、思わず聞いてみた脇毛の話。イタリアでも脇毛やすね毛を剃らない人は多いの?と聞いたら、まさか!イタリア女性は絶対剃るよ!(全ての人ではありませんが)剃らないなんてあり得ない!と返って来ました。イタリアは豊胸も結構いるし、整形してる人、興味があってしたいと思ってる人もフランスよりは多い気が、そしてメイクもバッチリな女性が多いと思います。イタリアは服装も派手だし、まさにわたし好み!
そしてドイツ、ドイツはフランスよりももっともっと自然派なイメージ。まずメイクをしてる人がぐっと少ない。フランス(パリ)は薄いメイクが多いけど、ドイツはみんな大体ノーメイク。ちなみにドイツに住んで長い友達に聞いてみた所、少数派だけどいるよ、との事。剃っていない方は女性はこうであれ!みたいなカテゴライズされるの嫌いな人が多いそうです。これは我が家の娘ちゃんが剃ってない理由と同じでした。
そしてポーランド、こちらも在住のお友達に聞いてみた所、ほとんどの人が脇毛やすね毛を剃っているそうです。しかもメイクもばっちり目が多いのだとか! お年を召した方もメイク率が多いそうです。わたしは行った事がないのでイメージがしにくいのですが、脇毛事情とメイクだけを聞いているとイタリアと近いものがありますよね。
オーストリアの友達にも聞いてみた所、NY(以前友達が住んでた)とオーストリアは脇毛もすね毛も剃ってたと思うよ、との返答でした。ちなみにオーストリアはメイク薄め、でも下着が派手だと聞いた事があります。
そうするとフランスが少し特殊??
ちなみに脇毛やすね毛を剃ってる国の方が、服装やお洒落がばっちりな気もします。日本もそうですよね。ちなみに日本では、性的な意味以外で脇毛を生やしている人を見かけたことは一度もありません。
今回、色の濃さや毛の量がどうとか言う現実的な話ではなくて、あっても気にしなかったり、周囲もそれを尊重してたり、剃っていなくてもそれがわたしよ、と言える文化や感覚を書いたつもりです。逆に剃らないと見られたくないわ、と言う感覚も然り。
パリは皆さんが思っている程お洒落でもなく、カジュアル率の方が圧倒的に高いです。自然なお洒落だったりカジュアルなお洒落は勿論ありますが、一番お洒落なのはおじいちゃんおばあちゃんだと思いました。そんなパリの人達を見ていると時代の変化を物凄く感じます。
ちなみにファッションウィークはあらゆる国からお洒落をした、それを仕事にした方が集まるので例外ですよ。
あとは好みですよね。わたしはメイク、お洒落共に一番好みな国はイタリア、次にスペインかな。
今回タイトルがタイトルなので、脇上げ写真で統一してみました。
如何でしたか?
以前から気になっていた各国の脇毛事情。また情報が溜まって来たら書きたいと思います。
また近々お会いしましょう🌹
©2010-2020 Maico Tsubaki