今この時代に必要なのは、日本人独特の感性なのだと思う。
最近、ふと気づくと「青色」が目に留まります。
色も異なる波長を持つ光の一部です。氣になる色は、そのとき自分に必要だから引き寄せられる色。
海の色である青は、生命を育む女性性の色。
また、どこまでも永遠に繋がっているように見える空の青は、自由と平和の象徴です。
たとえば青にはこんなキーワードがあります。
「女性性」「直感」「感情」「内省」「自由」「創造性」「自己表現」「変容」「深い愛」「本質」
まさに「今ここ」にある自分の「内側」にベクトルを向けるエネルギー。
そんな青色から、私が今日受け取ったメッセージをお伝えします。
最近、日本の神様のことや神道について学んでいるのですが、神道の考え方は、このメッセージに通じるところがあるなと感じます。
神道は、教祖さまもいなければ、教えや厳しい戒律などもありません。
そして悟りのような目指すゴールも存在しません。
では、何があるのか?というと、神道には「中今(なかいま)」という言葉があります。
一瞬一瞬、今ここを丁寧に生きるという意味の「中今」。
神道は何かゴールを目指そうと言うのではなく、「今この瞬間が理想の世界」という立場なのです。
私たちは、祖先から引き継いできた大切な命の繋がりがあって、この時代に生まれ生かされています。
だからこそ、こうして生かされている今という奇跡の一瞬一瞬を大切に生きていきましょう。
それこそが、神道の根本的な考え方だと言えます。
また、ふつう宗教同士は対立して喧嘩になったりするものですが、
日本では、というと…
「キリスト教のクリスマスって楽しいね」
「結婚式は、教会がいいかな、いや神前式もいいよね。」
「年末は、お寺の除夜の鐘を聞いて、神社に初詣行こう!」
「最近はハロウィンも盛り上がってるよね〜」
何でも良いものは取り入れる。
調和して、融合させてしまう。
それが代々受け継がれている日本人のすばらしい感性です。
諸外国から、どっちつかずで曖昧だとか、はっきりした意見がないとか言われる日本人ですが…
これからの時代に必要なのは、こういう日本人の感性だと私は信じています。
良い悪い、正しい間違っている、上下の世界で対立しながら生きるのではなく、皆が、愛と調和の世界で、軽やかに今を楽しんで生きていく。
それがきっと、みんなの魂が望んでいることではないでしょうか。
私は昨日の日曜の朝、突然「海」というインスピレーションが降りてきたので、急遽、電車で1時間半ほどかけて、神奈川の逗子海岸までふらっと出かけてきました。
完全にノープランで、氣の向くままに、海に足を浸して涼んだり、キレイな貝殻を拾ってみたり、裸足で砂の感触を楽しんだり…
帰りには思いがけず、鎌倉の鶴岡八幡宮にも導かれて参拝することができました。
完璧な予定を立てなくても、情報をリサーチしなくても、直感のままに動いてみると、完璧な景色が目の前に現れるものだな、と実感した1日でした。
最後はモリモリのしらす丼とビールで完璧な日曜日。