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離れてみて、そしてまた帰ってきた感じる”カナダの好きなところ・イマイチなところ”🇨🇦

なんとまた、昨日までバンクーバーに来ておりました(急)
2週間の滞在、あっという間に過ぎていきました。。

私のこの1年間半の渡航歴を説明すると長くなってしまいますが、ちょこまかと行き来しまくったなと思います。節約のための乗り換え便利用が理由ですがアメリカ入国が多くて自分でもドン引きします。(LAX使いすぎて新鮮さを失いかけている始末)

7月末 パリ、オーランド、バンクーバー▶️ナナイモ
3月末 サンフランシスコ、アナハイム
8月末 日本帰国(ロス経由)▶️バンクーバー(シアトル経由)
9月  イエローナイフ、バンフ、アナハイム
10月  日本帰国(ロス経由)
11月  バンクーバー(ロス経由)▶️日本帰国(サンフラン経由)

フライトも、何しようかなとか何時に寝てとか隣が空いてたらなとか
毎回同じようなことを考えて慣れました(ありがとう)

それはいいとして今回の本題を。

自分の中で今でもまだ結論は出切ってはいない
「カナダと日本どっちに住みたいか」問題に関することを。
日本に帰国する度に感じること、そしてカナダに来て感じること。
短いスパンで数回行き来した私なりに感じたことをシェア出来たらなと思い書いています。

※「カナダの」というと主語が大きくなってしまう恐れもあると思います。
都市によって大きく違う部分もあるので、あくまでBC(ブリティッシュコロンビア)州での経験を元にした主観で語らせていただきます。


❤️スキ

①助け合い精神がスキ


バスでも空港でも声を掛ける、譲る、助けるという行動が自然に出来る人が多いなと思う。
特に私がカナダで長く住んでいた街はお年寄りも多く、乗る時降りる時のサポートや道案内などを助ける人を沢山見てきました。躊躇する理由もない時がほとんどだと思うので、私も以前よりも困っている人を見かけたら声をかけるようになったなと思います。日本はおそらく余計な面倒を起こしたくないという思いもあると思うのですが、例えば一時帰国時のことで大きいスーツケース2個を持って電車に乗っていた時も誰一人からも声を掛けられることがありませんでした。その時は気付きませんでしたが今またカナダに戻ってきて思い出しました。(かまってちゃんになるつもりはないので単に違いとして紹介させていただきます)
 

②服や製品やインテリアなどの”デザイン”がスキ

シンプルで、スタイリッシュな北米のデザインが個人的にドンピシャです。
例えばお菓子や歯磨き粉のパッケージ一つをとっても、文字でゴチャゴチャしすぎていないデザインが好きです。服もシンプルかつ体のラインが出るデザインのものが多くて、こちらも個人的にすごく良いです。
日本のファッションもみんな細部にこだわっていたり全身整えていたりと”オシャレ”と外国の方から評価してもらっていますが、私はサラッと着こなすスタイルが好きなのでカナダの勝ちです。

③夏の涼しさ

夏の終わりに日本に帰った際、まだまだ残る暑さと湿気に驚愕しました。
頭皮に汗をかくあの感じを味わったのが久しぶりな気がして、カナダの夏の過ごしやすさを実感。
逆に秋冬はイマイチなので、春夏カナダ秋冬日本生活をしたいと切に思います(贅沢)

④個を尊重する文化、人に干渉しない文化がスキ

これはもちろんカナダにおいてもどんな環境にいるかだと思いますが。
仕事でも学校でも、「人の数だけそれぞれの生活がある」ことを前提に話が進めやすいところが良いなと思います。特に住んでいた場所柄もあるかもしれませんが、仕事に注力するよりも大事な人とのリラックスした時間を過ごしたい人が多く、どんなキャリアを選ぶかとか誰と一緒にいるかとかその人の意思を尊重する空気が心地良かったです。
 色んな人生を送っている職場や友達伝いに知り合う人たちの近況やこれまでのことを聞く時間が好きでした。

⑤自己表現しやすい(≒気を遣わなくていい)ところがスキ

語弊がないようにお伝えすべきですが、特に外見・ファッション・メイクや香水の面でしょうか。
基本的にカジュアルでラフなファッションの方が多く、ヨガルックが大好きな私にとっては非常に楽ちんでした。
逆に日本では「ヨガパンツだけで歩くなんて。。」みたいな風潮ありますよね?”体のラインが出る服はそれ相応のスタイルの人しか着れない”というかなんというか。見慣れていないからこそジロジロ見られる対象にもなってしまうし、私としては好きな服を着ていてもやっぱり視線を感じてしまうのは避けられなくて、しまいには見られるような格好をするのが悪いとか言われてしまうし?(逆ギレ)「放っておいて!」って感じです。笑 
そういう意味ではカナダではみんな色んな格好に見慣れているし、ちゃんと良かったらキマってるねってコメントしてくれるからすきです。

⑥ポジティブな雰囲気スキ

これはカナダもだし北米にいて全体的に感じたことですが、褒める文化はスキッです。
カフェで働いていて、お互いにスモールトークで褒め合ったり近況報告するのが当たり前で、日常の至る所での人と人との触れ合いを感じます。
私、「You made my day」という言葉が好きで、他人や知り合ったばかりの人とも会話がフランクに躊躇なく出来る環境があるからこそカナダでは日常に散りばめられている小さな場面で心が上向きになれることが多いなと思います。後に少し触れますが、たとえ表面上であったとしても褒められたら誰でも嬉しいものです。

⑦ひろびろとした空間スキ

道路も家の間隔も広くて、運転もしやすいし息が詰まる感じがなくて良いですよね。

⑧アメリカにアクセス良くてスキ

本場ディズニーに日本よりも気軽にアクセスできるというのはDオタな私にとって個人的に最高の条件です(笑)
ディズニー社100周年やフロリダディズニー50周年などお祝い続きだったので、日本を出てからの1年2ヶ月の間でアナハイム2回フロリダ1回に遊びに行けました❤︎

⑨返品OK文化スキ、お持ち帰りOK文化スキ

ルールかっちりな日本出身からすると全体的にフレキシブルでいい意味で大雑把(笑)
もちろんお店によってルールも存在しているし、出来ないこともあるけれど結構「言ったもんがち」な点は良いのか悪いのか、、


💔イマイチ

①サービスがいまいち

全体的な”親切な人”は多いと思うのですが、個人的に銀行や政府関係機関の電話のサービスとかは無愛想モードが基本。レストラン(特に単価が高ければ高いほど)はチップ制度もあるし愛想が良い人が多いけれど、そうじゃない場所では愛想の良さは求めないことがもはや普通だなと思うようになりました。
それとは別に、電話越しの問い合わせでは結構気力を使います。英語だしなまりも強くて聞き取れないことが多くて苦戦します。それに加えて待たせたり繰り返し言ってもらったりする時のイライラ丸出しされると「ハァ」と思うわけです。やはり英語圏で暮らす上でもっと頑張らないととは思いますが、問い合わせ一つで手間取る自分にもしこの先ここで暮らすことが本当に出来るのか…?とモヤモヤとしてしまうわけです。

②秋冬の天気がイマイチ

午後5時には真っ暗、雨も多くてどんよりした天気が続くカナダの秋冬。
カナダには秋がほとんどないという人もいるほど。
防寒すればある程度はなんとかなる(とりあえず西海岸側は)のですが、活動時間が減ってしまうことがネックです。家で楽しく過ごせる方法を身につけておくことをおすすめします。
 

③ご飯は比べちゃうとイマイチ

外食をしてもコンビニで買っても例えスーパーで買っても「高いなぁ」と思います。特に仕事をしていない期間はそう感じてしまいますね。笑
良い感じのお店に行っても、見た目は良くても味は普通だなと思うことはしばしばあります。
ただ、移民大国ゆえに世界中の料理が楽しめるという良さはあって、例えばその国出身の友達と行って美味しいものを紹介してもらうなんて楽しみ方はおすすめですし視野も広がります。

雰囲気を楽しむ+たまにの息抜きに行くのであれば良いかなと思います。
あと、カフェはお洒落だしあちこちにコンセントもあるし、楽しめるかなと思います。

滞在中、cozyで長時間居られる居酒屋の雰囲気が恋しくなりました(笑)

④治安の面がイマイチ

すぐ暗くなることに加えて夜はエリアによっては本当に行かない方が身のためだったりするので、そうした制限などを考えると出来る遊びの選択肢もちょっと限られるなぁと思っていました。
特に、もうあまりクラブや大きめなパーティーなどへのモチベーションがなくなってしまったのもあって飲むなら美味しく飲みたいし疲れるしと年老いた姿勢。笑 家大好きマンだしステイホームも良いのですが、フットワークが軽くなれる環境が欲しい人には日本圧勝です。
働いていて出会ったこと、旅行先で経験したことなど色んな話が出来ますが、一定数の”ヤバい人”も社会問題として根強くて、カナダにいて不安な気持ちになる要因の一つではあると思います。
 

⑤物価の高さがイマイチ

食べ物、消耗品、ガソリン、保険…全てが上がっているとのこと。
働いていたお店の数年前のメニューの価格を見せてもらいましたが、5ドル〜7ドルは確実に違います😇
何よりも大きい違いは家賃の高さです(涙)関東での一人暮らし平均額以上を支払ってもルームメイトとのシェアはまだまだ必須という現実が悲しすぎる!!!

⑥衛生面がイマイチ

気にしている人は一定数いてめちゃくちゃ気にしているのも事実ですが、あんまり気にしていない人が多いなと思います。ざっと見れば綺麗そうでも、水回りや角、車など所持品などめちゃくちゃ汚いやん!という人もいれば、手を洗わずに物を食べる人も多いし荷物を床に置いたりバスやベンチなどに靴のまま足を乗せたり「うーん」と思うポイントは細かいところに散らばっています。
私は正直あまり気にせずにいけるタイプではあるのですが(グチグチ言ってるけど結構無頓着笑)日本の感覚とは違うなって思うポイントでした。


⑦意外と建前文化な北米文化がモヤ

 フレンドリーでスモールトークが当たり前なことは良いことだと思いますが、”とりあえず話す”な人もいるんだなぁって思うことがしばしばあります。日本だったら、話したいことがあれば話せば良いし、無理に沈黙をなくす必要はないと思うのですが、沈黙が苦手で相手への興味の有無関係なくべらべら話す人が多いなと感じたことがあります。挨拶の延長だと思って慣れましたが。笑


まとめ

どうでしたでしょうか。個人的見解をつらつらと並べる記事になりましたが、カナダ留学経験者の方に「あるある〜」と共感してもらえたり、これからどこかに渡航される方にとっての少しの参考になったり出来れば幸いです。

それでは皆さま良い日をお過ごしください😸🤍

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