見出し画像

私がイギリスにきた経緯(監査法人からMBAまで)

今日は少し自分の自己紹介を書いてみたいと思います。私がイギリスに来た経緯についても。

日本では公認会計士二次試験に受かった後に、中央青山監査法人という、かつて世間を騒がせたカネボウ粉飾事件をきっかけに解体してしまった監査法人に入所しました。その事件があった時に、組織は2分割され、私はPwC(プライスウォーターハウスクーパース)側の部署に配属となり、それまで日系のクライアントバリバリ、ドメドメの環境から、一転して仕事環境が英語を使用しなければならないものとなってしまいました。

前回書いたように、大学時代に勉強もせずゴルフばかりしていて、しかも会計士二次試験にも苦労し、監査法人でも落ちこぼれで、しかも英語なんて全く出来ず、当初は途方にくれたものです。上司にどうやって英語でメールを書いたらいいかも分からずに、USCPAの先輩によく下書きをしてもらっていました。

今は英語でメールを書く事は苦でも何でもないので、まあ人間って必要に迫られればなんとかなるものだな、と心底思います。

当時のTOEICは400点

監査法人でTOEICを強制的に受けさせられた時があり、確か400点そこそこぐらいだった記憶があります。まあ、高校までの授業以来全然勉強していなかったので、当たり前ですね。

仕事が英語環境になった私は、死活問題ですから、英語を勉強し始めました。英語を使って意思疎通ができてくると楽しいと思ってくるものです。そのうちにもっと勉強がしたくなりました。一方で当時仕事は激務を極め、体力的にも精神的にも悲鳴を上げ、「リフレッシュの為に1年間留学する」という言い訳で、監査法人を退職しました。

TOEIC400点からMBAへ

今更英語学校に行くのも、なんか物足りないかな~、という、これまた浅はかな気持ちで、MBAを目指すことにしました。一応アメリカのMBAも考えてみましたが、全くイメージが湧かず、英国のMBAを目指すことに。長めの休暇を取ってロンドンにお試し滞在した際に、「ここだったら違和感なく住める」と感じた事も大きな決め手の一つでした。

MBAというとやはりランキングが物をいいます。結局MBAってどこそこの「イケてる」MBAを卒業して、そこに来ている「イケてる」人達とネットワークがある、という事がメチャクチャ大切なように思います。だから、できればランキングの上位校に行って、しかもCVの見栄えも良くするのが目的な人が多いと思います。

一方で私は「キャリアの為にMBAを取る」という視点があまりなかったのと、前述のように英語の点数を上げるだけで四苦八苦して、とてもじゃないけどGMATの勉強まで手が回らなかったので、GMATが必要な上位校は視野に入れず、GMATを取らずに入れるところで、英国内での大学の評価が高いところ、かつ治安的に住みやすいところで、University of Bath(バース大学)のMBAに進学先を絞りました。

続きはまた後日。。

いいなと思ったら応援しよう!