関西人にとっての京都
京都。それは国内外問わずたくさんの観光客が訪れる日本が誇る歴史の街。
この前その京都に、2泊3日で友人と旅行に行った。
大阪の北摂出身であるが故に、京都に対してそこまで特別な想いはない。
高校の時から放課後にプラッと阪急電車にのって八坂神社で屋台のカステラを食べたりするぐらいの、それぐらいの距離感で京都とは接してきた。
だから今回は京都に泊まること自体が初めてで、これを機に、いかにも観光客という感じで京都と向き合おう!と心に決めて挑んだ。
改めて歩く夕焼けに染まった清水寺付近はとても趣があったし、日が沈んだ後の鴨川は気持ちがよかった。
すごく楽しい思い出がたくさんできたのだけど、ひとつ楽しみきれなかったのは京都での食事。もっというと京都っぽいご飯を食べる!というイベント。
京都といえば湯葉や京野菜、地酒など食に置いても様々な「京都らしい」楽しみ方ができるのだけど、前述した通り「京都はほぼ地元」みたいな、放課後に行くイオンみたいなテンションで今まで訪れてきたので、現地ならではの高い食事にどうしても抵抗があった。
街を歩いて景色を楽しむことはできても、性根が観光気分になりきれず、それが故に観光プライスの食事をどうしてもチョイスできない。お金がないとかそういうのじゃないんだけど。
「観光地」という気分になりきれた時、人間は初めて経験として、現地ならではの高い食事を楽しめるものなのだと思う。それが無理なのだから、湯葉のコースやお抹茶セットに一切の魅力を感じない。もちろん魅力がないものにお金は払えない。えーん
私たちはロイヤルホストやサーティワンで楽しみました。
もちろんおいしかったです。
近くて遠い、京都観光。