水を飲むのが下手
わたし、実は、水を飲むのが下手みたい。
今まで、そんなこと、思ったことなかったんです。
自分の口が小さいとは思わなかったし、
よく食べる方だし、魚も綺麗に骨を取れるし…。
まさか、自分が……。
ショックで目の前が真っ白になりました。
悲しい気持ちでいっぱいでした。
なんだか某保険のCMみたいになりましたが…。
私!ほんとに!!気づかなかったんです!!
人生において、
「自分、水飲むの下手かも…」って思うことありますでしょうか、いや、ない。(反語)
みなさんは、「自分が人とは違う」と思ったことはありますか?
いままで生きてきた中で培った常識を、
「あたりまえ」を疑ったことはありますか?
自分の常識が世界の常識だと思ってしまうし、
己が劣っている部分も、優れている部分も、
なかなか気付けないものです……。
そして、気付いたとしても、
なかなか現実を受け入れられないものです。
私はメンバーの一岡美羽(ものすごいポンコツ系天然娘)と立ち位置も近いし、仲が良い自覚があります。
だから。
「君(星乃まい)って天然だよね」と言われても、
「いやいや、イメージ混ざっちゃってるよ〜(*´∀`)♪」
って聞き流してたんです。
メンバーやファミリーに、
「君(星乃まい)も食べ物とかこぼしちゃいそう、赤ちゃんみたいで心配になる」って言われても、
「混ざって覚えられちゃったのカナ(´-`).。oO 」
って思ってました。ガチで。
いやいや、私がまさか…って思ってたんです。
どちらかといえば常識的なキャラだと思うし…。
まさか…そんな赤ちゃんみたいにボロボロご飯こぼしたりしないし…って。
そんな現実を受け入れるきっかけは、
差し入れに頂いたクッキーです。
特典会のあと、頂いたクッキーを食べました。
隣にいた、メンバーの日南田まほに言われました。
「まいちり(星乃まい)ちゃん、クッキーついてる」
「あ、ありがと!」
たったそれだけ、その一言です。
食べ終わった後に、口の端にクッキーが付いていただけ。よくある風景。
ただ、その一言を言われた瞬間、先週のあの日だけ。
……さまざまな記憶が蘇ったのです。
【……私、これ言われるの、何回目だろう。】
その瞬間、とある仮説に気付いてしまったのです。
「自分、ものを食べるのが壊滅的に下手かもしれない」と。
我らがツッコミ、日南田まほには両手の数くらい言われたことある気がするし…
なんならマネージャーさんにも両手の数くらい言われたことある気がするし…
なんか紙ナプキンをすぐに渡せる位置に準備してくれてる気もするし…。
誰一人こぼしてない(=一岡美羽ですらこぼしてない)ハンバーグのソースが、私だけ口についていたり…。
……さまざまな記憶が蘇りました。
この間0.1秒くらいでしょうか。走馬灯もびっくり。
でも、普段は「食べるのが下手かも」で困ったことはありませんでした。
毎回紙ナプキンで口を拭うまでが私にとっての‘食事’行為でした。
それは料理後のマナーの本にも書いてある(気がする)し、マナーかつルールだと思っていたのです。
結果的に、そのルーティンに救われていたようです。
ご飯を洋服にこぼすことはありません。
ただ、水飲んでて、口の端から水がこぼれそうになったり。(ハンカチでおさえるけど)
食べたクッキーが口の端についてたり。(ハンカチで拭うけど)
その日の夜、水を飲んだんです。
口の端からこぼれ落ちそうになる水滴を感じました。
他のメンバーが、水飲みながら水こぼしている姿は見たことがありません。
その瞬間、気付きました。
……自分は、飲食が苦手なタイプの人類だ、と。
人と比べることで、自分の特徴に気づくことができます。それは毒にもなり、薬にもなります。
皆様も用法容量を守り、適切にご使用ください。
わたしは、この口と生きていきます。
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