「孤独が嫌」というクライアントさんにお返事しました。
「孤独は嫌」・・・
きっと、そう思っている人は多いのだと思います。
誰だってひとりぼっちは嫌ですものね。
嫌は嫌で良いのです。
ですが、「孤独」のイメージをちょっとだけ書き換えてみると良いのです。
「孤独」にはどんなイメージがあるでしょうか?
「孤独は嫌」という思いの底に、どんな自分の「信念」が隠れているのでしょうか?
「孤独だと不安」
「誰かに頼らないと生きていけない」
「ひとりぼっちは恥ずかしい」
「孤独なんてみじめ」
いろんなイメージがあると思います。
しかし。
実は「孤独な時間」って、とっても大切なんです。
ひとりの時間こそ、自分の内面と向き合う時間。
「もうひとりの自分」と対面するような感じと言えるでしょうか。
考えてみれば・・・
私たちはみんな孤独なんですよね。
生まれるときもひとり。
死んじゃうときもひとり。
人は誰も、孤独と不安を持ちながら生きています。
どんな人でもこれは平等です。
まずは、その事実を客観的に眺めることが、「孤独に対するイメージ」を変えることにつながるのではないかと思います。
「そっか、みんな孤独なんだ。私だけじゃないんだ」って受け止める。
まずはそこが大切。
その「孤独」の中で・・・
たったひとりだけ、生まれてから死ぬまで一緒に過ごすことができる人がいます。
それが、先ほど申し上げた「もうひとりの自分」です。
だからこそ、「自分自身と向き合う」ことが大切なんです。
まずは、自分自身とよーくコミュニケーションをとって、もうひとりの自分と相談をしながら、いまこの瞬間をどう生きるかを、決めていく。
自分の内面と会話をしていくイメージです。
そうすると・・・
ふしぎと「孤独感」がなくなってきます。
孤独が嫌なものだという感覚が薄らいでいくんです。
「自分には、自分という一番の応援者、仲間がいる。」というスタンスになる。
これが「自立」ということ。
自分の足で立つ、ということですね。
これができて初めて、本当の意味で人とも繋がれるのです。
つまり、自分と深くつながることで、相手とも深くつながれるのです。
長く、くどくなってしまいましたが😅
「孤独な気持ちを解放する」というのは、そういうことかな、と思います。
孤独は嫌、と思ってもいいから、
でも所詮人はみんなひとりなんだよなって思い出して
思い切り自分自身と向き合って、自分を大切にしてみる。
「自分はいま何がしたいのかなー」って、
内側の自分(こころ)の声を聞いて
叶えてあげる。
そういうことを本気でやっていけば
いつしか「孤独は嫌」が薄らいでいくと思います😊