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「フロスが上手くできません」問題の解決方法

「フロス…買ったけど上手く使えなくて…」

「え…週2回ぐらい…かな…」
(お口を見る限り週1回もやってないパターン多し。笑)


歯科医院で、歯ブラシだけじゃなく、
歯と歯の間をお掃除する〝フロス〟も
使うように言われたことがある人は、
すごく多いと思う。

「上手く使えません(面倒だし)」
と答えた経験のある人も、
少なくないんじゃないかな??


ぶっちゃけ、
フロスは面倒だし、難しい。

私は欠かさずフロスをするけど、
面倒くさ…ここ、当てづらいな…
と毎日思っている😇

そう、「上手くできません問題」の
解決方法は…〝慣れ〟しかない。


何て残酷な真実🥺
でも実際難しいし、
習慣化には時間がかかる。


だから、歯科衛生士の養成校で
その意義と正しい使い方、
使わなかった場合の経過ついて習った時、
心の中で毒付いてしまったのだ。

「そんな大事なことなら
最低でも小学校から教えとけ💣」ってね。

歯の汚れをピンク色に染色したところ。
歯と歯の間にべったり付着しているこの汚れをこそげ落とすのが「フロス」


あなたは
磨き残し(プラーク・歯垢)の染め出し、
やったことありますか??

歯ブラシだけだと、
どんなに上手に磨いたとしても、
お口の汚れは50〜60%ぐらいしか
落とせないんです💧

残りの40〜50%の汚れは、
歯と歯の間にあるから。



ちなみに磨き残し(プラーク・歯垢)
たった1gの中にいる細菌の数は、
なんと1,000億匹…桁は間違えてない。

そう考えると、
歯ブラシだけに頼ったお口は
なかなか汚くないですか??

そりゃ、虫歯にも歯周病にも
なるでしょって。


ちなみに、
歯と歯の間に溜まった汚れは、
そのうち濃い黄色やオレンジになって
目立ち始めます。

そして、もれなく臭いを放ちます。

そんな恐怖心に煽られて、
フロスの頻度を上げてみませんか?笑


ちなみに、歯科関係者が言う
「フロス」はこんなやつのこと↓

左:いわゆるデンタルフロス(指巻き式とか言ったりもする)
右:ホルダー付きフロス(歯間ブラシとは別物)


で、これがいわゆる歯間ブラシ↓

歯間ブラシは太さのバリエーションが多い
先端を拡大して見ると「ブラシ」になっている


「(フロスのつもりで)歯間ブラシ使ってます」
と歯科医院で答えて、
「◯◯さんの年齢ならフロスの方が…」
と言われた人もいるんじゃないかな?

その場合、
たぶん話が噛み合ってないので、
「持つとこが付いたY字のやつ」
とでも言ってみてください。


話が逸れた💦

患者さんからあまりにも
「難しい」「面倒くさい」
と言われるので、
私もあれこれ模索してみたんです。


例えば、
理想は毎日1回のフロスだけど、
どうしても毎日は無理な人がいたとして…

週2回だけは頑張ってもらう。
そして、その時には
なるべくプラーク除去率の高いフロスを
使ってもらうとか。

かなりごっそり汚れをかき出せて
私も愛用している
イタリア製「フロアフロス」↓


もしくは、
道具の形にこだわってみるとか。

ちなみにこれは安心の?LION社製。
歯と歯の間が狭くても入りやすいSサイズ↓


指に巻きつけるという動作を省く
ツワモノも存在します↓


このガムチャックスは、
2本の棒に付け替え式の糸をセットして
ヌンチャクみたいな形になる。

スタータキットはちょっとお高いけど、
リフィルだけの販売もされております💦


どれを使ってもらってもいいけど、
とにかく続けるのが大事。

年齢を重ねてからの習慣化が
いかに大変か…
今日が一番若いんだから、
始めるなら今しかないんです。


白い歯&爽やかな息の
〝愛され美人〟になりたい女性なら、
「フロス」は間違いなく必須アイテム。

ぜひ相性のいいものを見つけて、
習慣にしていってください💕

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