SLashチームサイト制作やってるってよ-WF~デザイン(迷走)編-
日々SLashについてPR活動をしている、Maiko@maiko_webです👩🏻🦰
現在、9月に卒業したSLash第3期の有志でチームサイト制作をしています。私は今回初めてディレクターを担当しています。
この記事では、ディレクター目線での悩みや学びについて書いています。
初学者や駆け出しWebデザイナーの方、特にディレクション業務のことを知りたい、そしてSLashについて興味のある方のお役に立てたら嬉しいです。
前回は「キックオフ~情報設計編」をお伝えしました。
今回は、情報設計をもとにワイヤーフレーム(以下WF)を作成し、SLash講師のあしざわさんやサポーターさんから受けたフィードバック、そしてデザイナーさんへの作業引き継ぎ後の展開についてご紹介します。
0.SLashチームサイト制作の概要
私たちが取り組んでいるチームサイト制作の概要は下記の通りです。
1.WF作成プロセス
前回「一旦ざっくりしたWFを作成したのですが、なんとなく内容がありきたりに。。。クライアントであるSLashの魅力を強くアピールでき、ユーザーに興味を持って読んでもらえるような内容にできないか、現在模索中です💡」とお伝えしました。
最初に作成したWFは、どうしても平凡な印象を受ける内容でした。
そこで、クライアントであるSLashの魅力をより強く伝え、ユーザーの興味を引く内容にするため、チーム全体で検討を重ねました。
方針がなかなか決まらない中、「ストーリーテリング」の手法をデザイナーさんが提案してくれたことが突破口に!私たちのチームのペルソナが女性であり、共感力が高いため、サイトの序盤でストーリーを入れることが最適と考えました。
受講生の実体験をストーリー形式で伝えることで、共感を得やすい構成に。また、ストーリーの語りかけ方・伝え方を数種類作成し、デザイナーさんのデザインのイメージを聞きつつ、完成させました。
2.フィードバック会-情報設計・WF編-
そして臨んだフィードバック(以下FB)会。
SLash講師のあしざわさんとサポーターさん、他チームのディレクターに対して、要件定義とWFについてプレゼンしました。
事前に簡単な資料を準備して臨みました。
私たちのチームがもらったFBは下記の通りです。
WFの完成度は評価いただきましたが、以下の点について見直しが必要でした。
WFの完成度については、お褒めの言葉をいただいたものの、構成について再考すべきということで、チームに持ち帰りました。
悩みを抱えるペルソナの理想の姿とは?一番知りたいことって何?ということについて再考し、「SLash受講後、どうなるのか?」ということを、より強く打ち出し、実際の卒業生の体験談とともに掲載することに決めました。
WFをブラッシュアップし、いよいよデザインフェーズへ!
3.デザイン作業中のディレクターの役割とは?
デザインフェーズにおいて最も悩んだことは、ディレクターはデザインをどう判断したら良いのか?ということでした。「デザイナーさんが作ったデザイン案をそのままクライアントに見せ、クライアントの意見をデザイナーにそのまま伝える」ということでは、ただの連絡係になってしまいます。
一方で、デザイナーさんが作ってくれたデザイン案を、どういった基準でクライアントに持っていったらよいのか?自分が判断して良いのか?ということが、よくわからず、自身の振る舞い方を迷っていました。
そこで、講師のあしざわさんに進捗報告しつつ、相談させてもらいました。
私の「ディレクターは、デザイン案をどう判断すれば良いのですか?」という質問に対して
あしざわさんは、「ディレクターは、クライアントであり、デザイナーであり、コーダーなんです」との回答。
私「???👩🏻🦰」
最初に聞いたときは「どういうこと?」と思いました。
どういうことかというと、ディレクターはクライアントの要望や意向をしっかり汲み取り理解して、それをデザイナーとコーダーに伝える。また、デザイナーとコーダーについても理解し、クライアントに対してデザイナーとコーダーの声をわかりやすく伝えることがディレクターの役割の一つだということです。
そのため、ディレクターは経験や知識、関係者の思いを汲み取り、上手く意思疎通をするコミュニケーション能力が求められるのです。
相談してから、ディレクターとしてやるべきことが明確になったので、デザイン案に対して、「クライアントだったらどう思うか?」「クライアントの目的を達成できるのか?」ということを軸に良いところや改善点をデザイナーさんに伝え、調整してもらったり、自分も素材探しや加工作業などのサポートをしています。
まとめ
今回は、WF作成~デザイン編について、お伝えしました!
私たちのチームのデザイナーさんは、スクール内でも配色センスを活かした制作が得意で、今回も素敵な色合いのデザインに仕上がりつつあります。
お披露目ができるのはまだ先ですが、公開を楽しみにしていただけたら嬉しいです。
また続きを書きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。