上級ウェブ解析士資格を取得して、どう変わった?取得1年後の私の回答
フリーランスWebクリエイターのmaikoです👩🦰
個人での活動やWeb制作会社さんと業務提携し、Webサイト制作に携わっています。
ちょうど1年前の2023年12月にウェブ解析士資格、今年の3月に上級ウェブ解析士資格、そして9月に上級SNSマネージャー資格を取得しました。
今回は、タイトル通り、
「上級ウェブ解析士を取得してどう変わったか?」について、お伝えします。
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これは「WACA Advent Calendar 2024」の9日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/10366
前回は八木暁史さんの「ゲームアプリの制作工程の話|Glove Story」でした。
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1.資格取得のきっかけ
ウェブ解析士資格を取得に挑戦した理由は、Webサイト制作をするうえで「どうしたらWebサイトを見てもらえるのか?」「Webサイトをできるだけ多くの人に閲覧してもらい、成果を出すためにはどうしたらいいか?」ということを学びたかったからです。
どんなに素敵なデザインのサイトでも、誰にも見てもらえなければ制作する意味はなく、Webサイトの情報や事業の魅力を一人でも多くの人に届けるために、ウェブ解析士/上級ウェブ解析士の資格取得に挑戦しました。
2.マーケティング知識0→上級ウェブ解析士取得
ウェブ解析士の勉強する前の私は、マーケティング知識0の状態。
Webサイト制作に関わる部分やGA4については実際に触っていたので比較的理解しやすかったのですが、「KPI」すら知らない私にとってマーケティング分野を理解するのがなかなか大変でした。
それでもウェブ解析士の試験については、テキストをしっかり読み込み、問題集を複数回繰り返すことでクリアすることできました!
ウェブ解析士試験には合格しましたが、上級ウェブ解析士講座の課題「ビジネスフレームワークを活用した事業分析とマーケティング計画立案」に取り組んだときには、かなり苦戦することになりました。
ウェブ解析士協会自体のビジネスモデルの理解や競合リサーチに時間がかかったり、ペルソナ設計では課題で提示されているターゲットのグループに対する解像度が低く、どのグループを選び、どのように設計するのか、といったことに悩みながら取り組んでいました。
演習作成の流れを読み込み、わからないことは公式テキストや検索して調べ、それでもわからないところは、講師の田北先生にLINEで質問しながら、なんとか課題を提出・クリアすることができました✨
3.Webサイト制作の情報設計で学んだ知識を活用
1年前はマーケティングの知識0で演習課題に苦戦していた私ですが、現在はWebサイト制作のデザインに入る前の「情報設計」のフェーズで、学んだことを活かしています。
Webサイト制作の「情報設計」はクライアントの課題解決やサイト制作の目的の達成に関わる重要な部分です。
「情報設計」において、クライアントの分析や競合調査について、闇雲にリサーチをするのではなく、ビジネスフレームワークを活用することで、項目に沿って調べたり、比較することによって、無駄なく効率的にクライアントの強みや課題を把握することができ、また説得力のある設計ができていると感じています。
上級ウェブ解析士の課題に取り組んでいなかったら、実際に自分でフレームワークを用いた分析をすることは困難だったと思うので、上級ウェブ解析士に挑戦して良かったと感じています。
4.終わりに
「上級ウェブ解析士を取得してどう変わったか?」に対する私の答えは「マーケティング知識0の状態から、上級ウェブ解析士の資格取得により、マーケティング知識を用いたWebサイト制作の情報設計ができるようになった!」ということになります。
今後はデータ解析をもとにWebサイトの改善などのお仕事もできたら良いなと考えています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました✨
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次回は山田修史/lctさんの「1年前のWACA Advent Calendar 2023の記事をデータで振り返る。数字から見える結果と所感」です。
お楽しみに👏🏻
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