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まいの挑戦記②私の支え
「私は一人だ。」
そう思っていた。
寮での一人暮らし。
頼れる家族もいないし、
毎日バイトと勉強に追われる日々。
誰にも甘えられないし、
相談できる人もいない。
本当に、
自分の力だけで生きていかなきゃいけないんだって、
そう思ってた。
学校に通っていた頃は、
友達と会話することで気が紛れることもあった。
でも今は違う。
毎日同じことの繰り返し。
朝起きて、勉強して、バイトに行って、
帰ってきたらまた勉強。そして寝る。
そんな生活の中で、
ふと「なんでこんなに頑張らなきゃいけないんだろう」
って思うことがある。
誰かが背中を押してくれるわけじゃない。
私が頑張らなくても、世界は何も変わらない。
だったら、もう全部やめてしまいたい。
でも、ある日、
私は気づいたんだ。
私は、一人じゃなかった。
ある日、何気なくSNSを開いた。
普段は勉強の合間にちょっと見るくらいだけど、
その日はなんとなく、
自分の投稿についたリプライを眺めていた。
「今日も勉強お疲れ様!いつも頑張ってるの、すごいと思う!」
「大変そうだけど、応援してるよ!」
「あなたの投稿を見ると、私も頑張ろうって思える!」
そんな言葉が、たくさん並んでいた。
私は驚いた。
私の頑張りを、
こんなにも見てくれている人がいるんだって。
たった140文字の短い言葉でも、
それがどれほど私の心を温めてくれるかなんて、
今まで気づいていなかった。
特に、
毎回リプをくれるフォロワーさんたちの
存在が大きかった。
どんなにつらくても、「お疲れ様!」の一言があるだけで、
また頑張ろうって思えた。
顔も知らないし、直接会ったこともない。
それでも、
私にとって彼らは確かに「支え」だった。
そして、私は気づいた。
「支え」っていうのは、
必ずしも直接手を差し伸べてくれる人だけじゃないんだ。
もちろん、
昔はそんなこと考えたこともなかった。
支えっていうのは、家族とか、友達とか、
リアルで会える人たちのことだと思ってた。
でも、今の私は違う。
SNSでつながっているフォロワーさんたち。
いつも「頑張れ」って言ってくれる人たち。
たった一言のリプやDMが、私の心を救ってくれる。
それに、支えって人だけじゃない。
辛いとき、
私はノートの端に好きな言葉を書き留めるようにしている。
「努力は裏切らない」
「あなたならできる」
「諦めなければ、負けじゃない」
どれも、誰かが言っていた言葉だけど、
今では私を奮い立たせる大切なものになった。
支えって、きっとそういうものなんだ。
形がなくても、目に見えなくても、
それがあるから私はまた頑張れる。
私は、ずっと「一人だ」と思っていた。
でも、本当は違った。
SNSで励ましてくれるフォロワーさんたちの言葉。
誰かの言葉として残された、私を奮い立たせるフレーズ。
それは、
見えないけれど確かにそこにあって、
私を支えてくれている。
だから、私もいつか誰かの支えになりたい。
私が勉強を頑張る姿を見て、
「私も頑張ろう」って思ってくれる人がいるなら、
それだけで意味がある。
私が弁護士になったら、
もっと直接的に誰かの助けになれる。
あの頃の私みたいに、
孤独の中で苦しんでいる人に、
「あなたは一人じゃない」って伝えられるようになりたい。
支えは、すぐそばにあるとは限らない。
でも、きっとどこかにある。
私が今日も勉強を頑張れるのは、
その支えがあるからだ。
だから私は、また机に向かう。
今日も頑張ろう。
支えてくれる人たちのために、
そして、未来の自分のために。
今日も読んでくれてありがとう🥺
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