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まいの挑戦記①私の夢
私の将来の夢は弁護士だ。
弁護士になるために、
今は高卒認定資格と慶應大学法学部を目指して、
毎日勉強の日々を送っている。
今日は私がなぜ弁護士になりたいと思ったのか?
そのきっかけについてお話しするよ。
なぜ弁護士を目指すのか?
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私は、ずっと「理不尽」というものに苦しめられてきた。
父親は、気に入らないことがあるとすぐに怒鳴った。
何か機嫌を損ねるようなことをした覚えがなくても、
いきなり怒り出すこともあった。
理由なんてなかった。
ただ、父の気分次第で私は責められ、
時には手を挙げられることもあった。
当時の私は、
それが「おかしいこと」だとすら思えなかった。
家庭とはそういうものなのかもしれない、
とさえ思っていた。
母もまた、
父の怒りの矛先になることがあったけれど、
彼女はただ耐え続けた。
逃げる場所も、
助けを求める相手も分からなかったのだと思う。
そして私もまた、
どこに頼ればいいのか分からず、
ただ日々が過ぎるのを待つしかなかった。
それが間違いだったと気づいたのは、
ずっと後になってからだった。
あの頃の私は、
ただ「耐えること」しか知らなかった。
父の怒鳴り声が響くたびに息を殺し、
どうすれば怒りの矛先が逸れるのか、
そればかり考えていた。
母も同じだったと思う。
でも、どんなに大人しくしていても、
結局は何かしら理由をつけられて怒鳴られたし、
時には手を上げられることもあった。
理不尽だった。
でも、それが「普通」だと思っていた。
そんな生活の中で、ある日、
たまたま目にしたニュースがあった。
家庭内暴力の被害者が弁護士の支援を受けて、
新しい生活を手に入れたという話だった。
私は衝撃を受けた。そんな方法があったの?
誰かに助けを求めることができるの?
私たちが苦しんでいるこの状況を、
変えられる手段があったの?
知らなかった。あまりにも無知だった。
もし、もっと早く知っていたら。
もし、法律の知識があれば。
私はあの地獄のような日々を、
母と一緒に抜け出せていたのかもしれない――
知識がなかったせいで、
私は何もできなかった。
ただ、父の怒りをやり過ごすだけの日々。
母と顔を見合わせて、
何も言わずに耐え続ける毎日。
もし、あのとき法律の知識があったなら。
もし、誰かに助けを求める方法を知っていたなら。
私たちはもっと早く、
逃げることができたんじゃないか。
この後悔が、私を突き動かした。
同じように、家の中で苦しんでいる子がきっといる。
私みたいに、
逃げ方もわからずに絶望している子が、
どこかにいる。
そういう子たちに
「あなたには選択肢があるんだ」
と教えられるようになりたい。
助けられるようになりたい。
だから、私は弁護士になろうと思った。
決して簡単な道ではない。
きっと、
どんなに努力しても報われないこともある。
でも、それでも目指す価値があると私は思う。
あの頃の私のような子どもを救うために、
私はこの道を進むと決めた。
そして、
その第一歩が「慶應大学法学部」だった。
弁護士になるためには、長い道のりがある。
司法試験に合格するには、
膨大な知識と経験が必要だし、
生半可な努力では到底たどり着けない。
でも、それでも私は目指す。
あの頃の私のように、
助けを求めることすらできずに
苦しんでいる人がいるなら、
私はその人の力になりたい。
「もう耐えるしかない」
なんて思わなくてもいいんだって、
伝えられるようになりたい。
誰かの人生を、
法律の力で変えることができるのなら、
それほど価値のある仕事はない。
だから、私は今日も勉強する。
慶応大学法学部に合格するために。
そして、弁護士としての道を歩むために。
私がこの夢を叶えたとき、
きっと誰かが救われるはずだから。
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