チケット代雑感(2022年J1第25節川崎vs京都(08/13中止分))
川崎vs京都戦はダイナミックプライシング対象試合の6試合目でした。ここでは、台風8号の影響により中止になった08/13分のチケット代の推移を記していきます。なお、07/23に後援会会員先行販売が始まりましたが、記録は07/25から取り始めました。
チケット代の確認方法はこれまでと同じで、毎日21~27時の間にホーム側全席種の前売会員価格、一般価格、リセール枚数、リセール最安値、リセール最高値を「Jリーグチケット」にて目視で確認しました。前述の通り、確認開始は07/25です。注目ポイントも同じ2022年前売会員価格との差額です。
SSS指定(2022年前売会員価格:6,100円)
確認初日の07/25には既に完売していて、復活することはありませんでした。
リセール価格は、最高値は08/05だけ5,800円をつけた以外は5,811円でした。最安値は07/30に5,810円で始まった後、08/11まで5,000円台を維持しましたが、試合前日の08/12に3,900円と値段を急激に下げました。
リセール枚数は、初日が2枚でした。08/02に5枚リセールに出されましたが、08/07には1枚になりました。その後リセール枚数は増加し、台風が近づいた試合前日は17枚になりました。
メインSS指定(2022年前売会員価格:5,200円)
確認初日は、5,680円で2022年前売会員価格より480円高かったです。値段は08/07に8,400円をつけるまで上昇を続けました。08/09以降は値段が下がり、試合前日の08/12は7,040円になりました。
メインSS指定席は一般価格、会員価格ともに大人と小中とで価格は分かれていないのですが、リセールには小中向け価格のチケットがありました。小中向け価格のチケットは08/06に3,000円で初めてでました。08/11に1,500円に下がりましたが、試合前日の08/12には最高値が3,100円、最安値が2,000円でした。一方、大人価格は、08/08まで最高値が5,680円を維持した後、08/07に6,320円に上昇しました。最安値は、08/11まで3,800~4,500円で推移しましたが、試合前日の08/12に2,200円に値下がりしました。
リセール枚数は、初日が大人19枚でした。その後08/06に43枚(大人42枚、小中1枚)まで増加した後、08/07に、いったん、35枚(大人33枚、小中2枚)に減少しました。08/09に大人49枚になった後、試合前日の08/12に77枚(大人74枚、小中3枚)まで増え続けました。
バックSS指定(2022年前売会員価格:4,500円)
確認初日は、5,040円で2022年前売会員価格より520円高い値段でした。価格は緩やかに値上がりし続け、08/06に最高値の7,440円をつけました。その後6,720円に下げた後、試合前日の08/12まで価格を維持しました。
リセール自体は07/30に始まったのですが、バックSS指定は2日後の08/01に初めてリセールがでました。大人価格の最高値は08/01に4,800円で始まり、08/03から08/08まで4,366円を維持しました。08/11に7,000円に急上昇し、試合前日の08/12に8,000円になりました。大人価格の最安値は3,500~4,000円で推移しましたが、試合前日の08/12に2,000円に急落しました。小中向け価格のチケットは、2,920円で1枚だけでていましたが、試合前日の08/12に3枚でて最安値が2,000円に下がりました。
リセールは08/01に初めてでました。08/08まで大人小中合わせて5~10枚で推移しました。08/09に大人価格のチケットが16枚に増えました。試合前日に大人価格のチケットは41枚に急増しました。
メインS指定(2022年前売会員価格:大人4,100円、小中1,900円)
大人価格の確認初日は、4,320円で2022年前売会員価格より220円高い値段で、08/01まで価格は変動しませんでした。08/02から価格は緩やかに値上がりして08/06に最高値の4,800円をつけました。08/09まで価格を維持した後、値下がりして試合前々日の08/11に2022年前売会員価格を下回る4,000円をつけました。試合前日の08/12には3,840円になりました。
リセール価格は最高値が4,033円で始まった後、08/01に5,000円になり、08/10に6,000円に上がりました。最安値は3,500円で始まった後、08/09まで2,600~3,000円で推移しました。08/10に2,500円に下げた後、試合前日の08/12には1,700円になりました。
小中価格の確認初日は、2,000円で2022年前売会員価格より100円高い値段でした。大人価格と同様に08/01まで値段に変化はありませんでしたが、08/02から価格が緩やかに値上がりして08/06に最高値の2,220円をつけました。08/09まで価格を維持した後、値段が下がりはじめ試合前々日の08/11に2022年前売会員価格を下回る1,850円をつけました。試合前日の08/12には1,770円になりました。
リセール価格は、最高値は初日に2,144円で始まり、試合前日の08/12に3,060円をつけるまで値段に変化はありませんでした。最安値は、初日に1,500円をつけた後、08/10までほぼ1,000円で推移しました。08/11に800円に下げて、試合前日の08/12に500円になりました。
リセール枚数は、初日が10枚(大人8枚、小中2枚)でした。08/02~08/08は30~45枚の間を維持した後、右肩上がり増加し、試合前日の08/12には104枚(大人84枚、小中20枚)になりました。
バックS指定(2022年前売会員価格:大人3,900円、小中1,800円)
大人価格の確認初日は、4,160円で2022年前売会員価格より260円高い値段でした。その後、08/06まで緩やかに値上がりしました。08/09まで最高値の5,600円を維持した後、08/10から値下がりして、試合前日の08/12に4,640円まで値段を下げました。
リセール価格は、最高値は08/06、08/07の4,850円を除いて、初日から08/09まで3,700円でした。08/10から値上がりして、試合前々日の08/11に5,600円になりました。最安値は初日に3,650円で始まった後、08/04に3,000円まで下げました。しばらく価格を維持した後、08/10に3,500円に値上がりしましたが、その後は値下がりして試合前日の08/12は1,000円になりました。
小中価格の確認初日は、1,920円で2022年前売会員価格より120円高い値段でした。大人価格と同様に08/06まで緩やかに値上がりしました。08/09まで最高値の2,590円を維持した後、08/10から値下がりして、試合前日の08/12に2,140円まで値段を下げました。
小中向けチケットのリセールは、08/06に初めてでました。08/09まで1枚しかでていませんでしたが、台風が近づいてきた08/10以降複数枚のリセールが発生し、1,500円から最高値は2,500円に値上がりし、最安値は1,000円に値下がりしました。
リセール枚数は、初日が大人6枚でした。08/09までは増加が緩やかでしたが、台風が近づいてきた08/10から急激にリセールの枚数が増え、試合前日の08/12は56枚(大人50枚、小中6枚)になりました。
SG指定(2022年前売会員価格:大人3,200円、小中1,100円)
大人価格の確認初日は、3,680円で2022年前売会員価格より480円高い値段でした。07/31には4,640円まで値段が上がりました。08/01には完売し、その後は復活することはありませんでした。
リセール価格は、最高値は08/11に5,800円をつけた以外は、3千円台で、あまり大きな値動きはありませんでした。
小中価格の確認初日は、1,260円で2022年前売会員価格より160円高い値段でした。07/31には1,620円まで値段が上がりました。08/01には完売し、その後は復活することはありませんでした。
リセール枚数は、初日が大人4枚でした。徐々に枚数を増やして08/08に34枚(大人27枚、小中7枚)になり、試合前日の08/12には86枚(大人77枚、小中9枚)まで増加しました。
SA指定(2022年前売会員価格:大人2,700円、小中700円)
大人価格の確認初日は、3,040円で2022年前売会員価格より340円高い値段でした。緩やかながらも値段は上がり続け、08/06に最高値の4,080円をつけました。しかし、08/10から値下がりし、試合前日の08/12には3,040円に戻りました。
リセール価格は、最高値は08/08まで3,000円前後であまり値動きがありませんでしたが、08/09、08/10に3,700円、4,080円と急激に上がりましたが、08/11に下がって、試合前日の08/12に3,360円になりました。最安値は07/30に2,800円で始まって、08/10まで2,000円前後で大きな変化はありませんでしたが、08/11に1,400円に値下がりし、試合前日の08/12には922円と1,000円を割りました。
小中価格の確認初日は780円で、2022年前売会員価格より80円高い値段ででした。緩やかに値段は上がり、08/06に最高値の1,070円をつけました。しかし、08/10から値下がりし、試合前日の08/12には790円になりました。
リセール価格は、最高値は922円で値動きがありませんでした。最安値は徐々に値下がりして08/07にはリセール価格の最低価格である500円になり、その後は500円を維持しました。
リセール枚数は、初日が10枚(大人9枚、小中1枚)でした。徐々に枚数を増やして試合前々日の08/11には103枚(大人80枚、小中23枚)まで増加しました。
ホームA自由(2022年前売会員価格:大人2,300円、小中500円)
大人価格の確認初日は、2,800円で2022年前売会員価格より500円高い値段でした。緩やかに値上がりし続け、08/05に最高値の3,520円をつけました。08/10から値下がりし、試合前日の08/12には確認初日の07/25より320円安い2,480円になりました。
リセール価格は自由席なので最安値のみ確認しました。最安値は確認初日は2,200円でした。08/09までは2,000円台を維持しましたが、08/10に1,600円をつけた後は、値下がりし続けて試合前日の08/12は1,100円になりました。
小中価格の確認初日は600円で、2022年前売会員価格より100円高い値段ででした。緩やかに値段は上がり、08/05に最高値の740円をつけました。しかし、08/10から値下がりし、試合前日の08/12には527円になりました。
リセール価格は自由席なので最安値のみ確認しました。リセール開始日から試合前日までリセール価格の最低価格である500円を維持しました。
リセール枚数は、初日が17枚(大人13枚、小中4枚)でした。徐々に枚数を増やして08/09には113枚(大人103枚、小中10枚)と100枚を超え、試合前日の08/12は240枚(大人205枚、小中35枚)にまで増加しました。
まとめ
今回の川崎vs京都戦は、お盆期間中の週末であったとはいえ、京都は昇格組で試合時点で中下位で苦しんでいたため、チケット販売枚数が伸びるか気にしていました。SSS指定だけでなくSG指定も事前に完売しましたが、台風8号が関東を直撃する予報が出ると、チケット価格は下がりはじめ、試合前日には2022年会員前売り価格を下回る席種もでました。同様にリセール枚数も増加していきましたが、試合中止の発表が試合当日にあったことを考えると、慌ててリセールに出す必要もなかったのかなと思いました。
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