「毎日何十秒、褒められまくったまなたは・・・!?」#23「青春は終わらない!」
ついにこの回が来てしまいました。
書いては書き直し、選んでは選び直しを繰り返しながら時間だけが過ぎていきました。
私がこのように悩む理由は2つあります。
1つ目はまなさんが多くを語らない大切な存在であること、そして2つ目は私がFRUITS ZIPPER以外のアイドルを知らないということです。
ただ、どうしてもこちらのテーマに触れなければ真中まなさんのブログを書いている意味が無いため、意を決して公開することにいたしました。
今回は「エビ中」こと「私立恵比寿中学」さんについてのお話です。
ただ、初めにお断りしておきますが、まなさんとエビ中さんとのあらゆる関係性を推し量ることは絶対に出来ませんので、あくまでまなさんをきっかけに知ることが出来たエビ中さんの素晴らしさを、私の感覚でどなたかにお伝えするという内容になります。
またエビ中さんは大変波乱万丈な歴史を歩んでこられているため、その辺りについても出来る限り述べることは控え、あくまで私が心を揺さぶられた曲や、Live、MVなどを紹介させて頂く形に留めさせて頂きます。
ただ、そうだとしてもアイドルについての知識がゼロに等しく、1人で進行すると“自信がない人間がボソボソ言っているだけ”になってしまうため、私の話に相槌だけでも打ってくれる存在を登場させることをお許しください。
なお、これは決しておちゃらけでなく散々悩んだ挙句に選んだ方法で、そのための前回・前々回とご理解頂ければ幸いです。
それでは進めて参ります。
「初めまして、山奈賀教授でいらっしゃいますか?今日はよろしくお願いします」
「初めまして、“山奈賀 学(やまなかまなぶ)”と申します。こちらこそよろしく」
「教授はこちらの大学でアイドルについて教えていらっしゃるんですよね?」
「いやいや、そんな大袈裟なものではないよ(笑)・・・で、どうだったのかな?エビ中は」
「・・・はい、うまく言えないんですが・・・とにかく衝撃でした・・・」
「うん、細かい分析などあまり意味を成さないだろうね」
「それでですね、今日はこちらのブログを見ている方へ、私から紹介する前に公式の紹介動画を観て頂こうと思いますがどうでしょうか?」
「そうだね。君の主観的な紹介よりも公式の方が歪曲せずに伝わるだろう。・・・それからあれはいいのかい?」
「ありがとうございます(笑)それではまずこちら紹介動画からご覧ください」
「すみません・・・教授・・・この動画でもう潤んできちゃいました・・・」
「うん、真中君が学生だった時期のものではないが、とても良い動画だと私も思うよ」
「それでですね、エビ中さんって星の数ほど名曲があると思うんですが、それらを5曲も10曲も紹介してもうまく伝わらないと思うんです・・・」
「ふむ」
「なので・・・本当に悩みに悩んだんですが・・・3曲に絞りました・・・」
「なるほど。今の君にはエビ中の魅力を伝え切るのは荷が重すぎるからね。あれこれ紹介するよりその方が良いかもしれない。"たった1人"に"きっかけ"だけでも与えることが出来れば御の字といったところかな」
「あと・・・やっぱりFRUITS ZIPPERの話もあわせてしたいんです」
「うん、真中君の応援ブログだからその方が読者も喜ぶかもしれないね」
「では早速1曲目なんですが・・・実は同じ曲のLive動画を2つ、時系列を逆で観て頂こうと思っているんです。私自身がたまたまそういう流れで観てとても衝撃を受けたのが理由なんですが・・・」
「ほう・・・何だか意味深だね。では曲を紹介してくれるかな」
「はい、この曲は“シンガロン・シンガソン”という曲なんですが、実は私が初めて見たLive動画なんです。Liveの始まりからめちゃくちゃカッコ良くて、全員の歌唱力とエモーショナルな表現に圧倒されました・・・それから歌詞もメロディーも本当に良いんです・・・」
「なるほど。ということは次に紹介するのはあれだね?」
「はい、今観て頂いたLiveは6人のメンバーで行われているんですが、実はこのLiveは2DAYSで前日は7人で行われているんです」
「廣田あいか君だね」
「はい、次のLive動画の曲を最後に廣田さんが“転校”されたんですが、同じ曲とは思えないほど表現や表情が異なるんです・・・そして安本彩花さん(緑色の方)が・・・」
「実は安本さんが“令和アイドル界スゴいボーカリストにピックアップされた10人”の中のお1人で、とても凄い方だということは先に存じ上げていたんです。その安本さんがAメロで噛んでしまったんですよ・・・」
「ふむ」
「それで、ここからがFRUITS ZIPPERの話なんですが、彼女達は1回1回のステージを本当に大切にしているんです。もちろんミスがないに越したことはありませんが、良いステージというのは決してミスがないということではなくて、どれだけ気持ちを伝えられるか、どれだけ元気を届けられるかだと思うんです」
「うん」
「そして今でもずっとネタになっているんですが(笑)先日まなさんが“ハピチョコ”の歌詞を間違えたんです。その他のメンバーもちょいちょい間違えたり歌詞を飛ばしたりすることがあるんですが、その度にきっと目の前にいるふるっぱーさん達に気持ちが向いていたんだなと感じて・・・」
「うん」
「私はそんなFRUITS ZIPPERが大好きなんです!!!」
「なるほどね。それから“シンガロン・シンガソン”は歌詞もあれなんだろう?」
「はい、FRUITS ZIPPERは観客が一緒に歌うことが出来ない時代に生まれたアイドルなんです。彼女達にとっては最初からなんで当たり前かもしれないんですけど、それでもふるっぱーさん達はみんな心の中で大合唱しているってことを伝えたいなって・・・」
「うん」
「そしていつか本当に大合唱出来る日が来るって “シンガロン・シンガソン”を聴く度に希望を持つことが出来るんです」
「sing along(一緒に歌う)だね」
「"sing a song"って歌詞がまなさんの「完璧主義で☆」を連想してしまうのもあるんですがね・・・えへへ(笑)」
「良いチョイスかどうかは読者が決めることだから私は特に何も言わないよ。そろそろ次の曲かな?」
「はい、次の曲は“ジャンプ”という曲なんですが、THE FIRST TAKEという一発撮りの動画なんです」
「なるほど、THE FIRST TAKEは実力がはっきりと試されるからね」
「この動画を初めて観た時、ぼろっぼろ泣きました・・・曲を聴いて泣いたのはFRUITS ZIPPER以来です・・・」
「君は随分と短いスパンで泣くんだね(笑)」
「でも、本当に凄いんです・・・“魂の叫び”とでも言うのでしょうか・・・いや、これを言葉で表現しても全て陳腐になってしまうというか・・・」
「さて、どうしてこの曲を選んだのかな?」
「はい、実はこの動画を選んだ意味はあまりないんです。“私立恵比寿中学”というアイドルグループがいます。さあどうぞお聴き下さい。と言ってこの動画を観た人がきっと言葉を失うんじゃないかなって」
「ふむ」
「ただ、実はずいぶん昔のエビ中さんのパフォーマンスを拝見したんですが、とてもこの“ジャンプ”が想像つかないんです。ある程度の素質はお持ちだったとは思いますが、人ってこんなに成長することが出来るんだなって驚きました・・・」
「うん」
「それで、ここからがまたFRUITS ZIPPERの話なんですが、彼女達も常に新しい世界を見せてくれるんです。正確に言うとプロデューサーを始め、運営の方々の仕掛けるスピードがとてつもなく速いんですが、それに呼応出来る彼女達があまりにも凄いんです」
「うん」
「でも実際は私たちの知らないところで物凄い努力を積み重ねていると思うんですが、そういったことをあまり表に出すことはなく、ただステージの上からKAWAIIと元気を届けることに全てを賭けていて・・・」
「うん」
「私はそんなFRUITS ZIPPERが大好きなんです!!!」
「なるほどね。それから“ジャンプ”は歌詞もあれなんだろう?」
「はい、FRUITS ZIPPERは最初から世界を目指しているんです。もちろんそれを実現するのは彼女達や運営の方々の力が主だと思いますが、ふるっぱーさん達はみんな自分が出来ることをいつも考えているよってことを伝えたいなって」
「うん」
「そしてこの先必ずFRUITS ZIPPER が世界中にKAWAIIと元気を届けられるって “ジャンプ”を聴く度に信じることが出来るんです」
「おとぎ話じゃ終われない、か」
「“馬鹿にしてくれたっていいぜ”って歌詞がまなさんの”完璧主義で☆”を連想してしまうのもあるんですがね・・・えへへ(笑)」
「これについても良いチョイスかどうかは読者が決めることだから私は特に何も言わないよ。さて次で最後だね。最後は“ハイタテキ!”か・・・“感情電車”か・・・それとも“YELL”かな?」
「いや、実はどれでもなくて・・・最後は“ヘロー”という曲なんです」
「ほう・・・それはまた今日一番の驚きだな」
「この曲は2022年にリリースされた曲でまなさんが学生時代の頃に聴かれていた曲ではないんですが、ただこの曲を書かれた“harha”さんという作曲家さんは新人の方でFRUITS ZIPPERのデビューと同時期である2022年4月にTwitterを始められているんです」
「ふむ」
「つまり、もうまなさんはエビ中さんと同じ時間軸の中で新しい時代を創っていると思うんです」
「ふむ」
「それからまなさんは過去にこんなツイートをされていまして・・・」
「ついにエビ中さんと同じ日にステージに立つことになったんですが、"中高生の私を綺麗に成仏させてあげないと"と仰っていたんです・・・」
「ふむ」
「で、こちらの“ヘロー”のリリース日が・・・・・・・あっ!!!すみません教授!エビ中さんの話をしていたら急に書きたいことを思い付いてしまいまして・・・申し訳ありませんが、あとをお願いします!」
「えっ!?急にどうしたのかね!?」
「教授なら分かるはずです!失礼します!」
「ちょっと待ちたまえぽこ君!・・・・・・・・これからもブログを書くんだろう?」
「はい!もちろん!」
「困った時はまた連絡してきたまえ、私の知人達を紹介するよ。きっと君の力になってくれるだろう」
「色々とありがとうございます!!それでは改めて失礼いたします!!」
「・・・行ってしまったか・・・はて・・・リリース日がどうとか言っていたな・・・ふむ・・・真中君のツイートの5日後にこの“ヘロー”がリリースされているということは、この一節を真中君に贈ろうとしていたのか・・・・・・随分と世話が焼けるが、何だか昔の自分を見ているようだな・・・」
以上、今回は素晴らしいアイドルをルーツに持つ真中まなさんのお話でした!(・・・と、これも私が言うのか・・・)