作りはするし貯めもするが
ポイントカードってこう、お店によっては「作れ」の圧が強すぎませんか。逆になんにも言われなくて、あとから見回すとみんなそれっぽいカード出してるやん……と気づくこともあるけれど。
基本的にめんどくさがりだから、あまり手元のカードを増やしたくないのだが、この先も通うだろうなというお店ではいちおう勧められるままに作っておく。ちょっと遠いところで、もう来ないしなあと思って、大丈夫です~と断ろうとするときに限って「今日お作りいただくとこの場でポイントが貯まって、しかも初回登録特典で500ポイントで」と畳みかけられ、まあお得なら……と作ることにする。お得というワードに弱い。結局そうでもなかったりするのに……!
お店側に申し訳ないなと思うのが、アプリ型のポイントカードのときにスマホの回線が遅すぎてすんごい時間がかかってしまうこと。まずアプリのダウンロードが遅々として進まず、その間にお会計が止まったりしていると冷や汗もの。笑顔がすてきな店員さんも最初はにこにこ見守ってくれるのだけど、だんだんと真顔に変わっていったりするので、本当にごめんなさい。一度、今日はもうあきらめます~と逃げようとしたら「いえこれほんっっっとお得なんで!!!(目ギンギン)」と励まされた(?)こともあり、店員さんも店員さんでノルマとかあって大変なのかな……と勝手に労わりの気持ちが芽生えた。ちなみにその後ポイントは貯まっていない。
たぶん世渡りがへたっぴなのだと思うが、ポイントカード作っててよかった~!過去のわたしに大☆感☆謝☆みたいに喜ばしい成果をこれまでに上げた記憶がない。せいぜい引っ越し前に、あ~このスーパーもう最後か~貯めてたポイントつーかお→「43円分ですね~」「アッ使います(恥)」のようなケースがあったくらい。
コーヒーショップなどでもよく作らされる(言い方)けど、だいたいカードを忘れちゃったり、違うお店を開拓するからそれほど貯まらなかったり……ということもよくある。あと、500円につき1スタンプ!のケーキ屋さん。朝からカードを探し回ったのに、400円というお値打ちケーキだったからスタンプゲットならず……もしや運が悪いだけなのか?
きっと何十年と同じ場所に住んで、そこのショッピングモールとかスーパーとか、乗り換えないであろうお店が確定したら作るのがいいんだろう。わかってはいるんだけど、その場のノリで作っちゃうこと数多なり。
学生時代に通いまくっていたインドカレー屋さんで、珍しくポイントカードのあるところが1つあって、なんとしてでも完走しようと足を運んでいたのだが、あとちょっとというところで卒業してしまった。雨の日はポイント2倍にしてくれたり、メニューにないアイスを食後に必ずサービスしてくれたり、お気に入りのところだったんです。でも今思うに、たしかポイント全部貯めたらタンドリーチキン4Pって書いてあった。……4つ!? ただでさえカレーとナンだけでも満腹なのに?? 貯めてしまっていたときの未来は考えないことにしよう。