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がんばってる人が鼻につく人はがんばってる人かも

うちの母はですね、結構人にケチつけるんです。
わたしもやることなすことやいやいやいやい言われたので、反抗して生きてきたんですけど。

じゃあ母はどうやったんやろうか?
もうすぐ還暦を迎える年齢で、上世代の圧力がすごく、子どもは自由に育てなさいと言われた世代。


母からがタバコをふかしながら放った印象的な言葉
「じゃあアタシらのことは誰が褒めてくれるんよ?」

たしかに〜
返す言葉なかった。笑

意外とバブルの恩恵もなく、時代の境目で「しんどいは悪」みたいな話を聞いていると、知らない時代の話はおもしろいような複雑な気持ち。

母はフリーターになりたかったし、
結婚直前に大手の事務職が空いたから来ないかという話も断り、
時代の波にのまれるままに生きてきた。

当時は結婚=専業だったけど、やりたいことやればよかったやんと思うわたしは、そんな母世代の女性たちがいろいろ動いてくれたからやな〜とこの歳になって思う。

母も、やりたかったことたくさんあったんやろうな。
流されてたとしても、わたしと弟、二人も元気に大人になるまで懸命に育ててくれたことには感謝しかない。

必死に生きることができる人やから、ゆる〜いのんきなパパと結婚したのも納得(褒めてる)

これからは自分のやりたいこと、全部やってね。


目にカットネギ入ってたことは一生忘れへんから。

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