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元小学校教員。

 今日はなんとなく自分のことについて話してみようと思う。

タイトルの通り、私は以前小学校の教員として勤めていました。

安定している職業とはいえ、辞めた理由にはいろいろありますが、特に感じたことを書きます。

「学校現場の人手と子ども達の危険」

この数年、同じ仕事仲間にも恵まれ
子ども達や保護者との関係も良好な関係を築くことができていたとおもう。

しかしながら、子どもとの関わりのなかで腰を痛めてしまった。

私は発達支援学級を受け持っていて、抱っこすることが多かった。

体育での着替えの補助、トイレ介助などにも取り組み、普通学級との交流では階段昇降機を活用し移動したり、1日一緒にいることが仕事だった。

何度も研修などで学んだり、マッサージしてもらったりしても、日々の疲れが取れず悪化してしまった。

やっている時は、特に痛みもなく安全を第一に
やっていたのだが、1日の終わりは必ず腰が痛い。

保護者も腰が痛いとヘルパーさんに頼むという話を日々していたが、私は頼みたくても学校現場の人手が足りなくて応援も難しい。

 学年があがるにつれて、身体が成長する子どもにとうてい同じようにはできない。でも人手は足りない。

その葛藤を何度も感じ、自分の体を壊さないといけない環境や、教育現場の限界を感じた。

発達支援学級の子を卒業までみるという気持ちだけで乗り越えてきたが、それはまだ若かったから。

私も年齢を重ね、同じことができるかと思ったらそれこそ人手が必要だとおもった。

身体を痛めた私は、一旦自分のことを大切にしようと思い退職することに決めた。

 教員はとてもやりがいがある仕事だとはおもう。その素敵な仕事を、身体を痛めて辞めた私はとても悔しいが、地域全体で助け合える教育現場であって欲しいと心から思う。




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