一人旅を振り返る【イギリス・ロンドン編】~後編~
予定を詰め込み過ぎて、夜にはへとへとになっていたロンドン2日目。
本当に濃かったこの1日をうまく言語化できるか分からないけど、思い出しながら書いていく。
↓前編はこちら↓
この日起きたのは確か朝7時くらいだったかな。
早起きしてまず向かったのは…
大英博物館!
高校では世界史を履修していた筆者だが、専らフランスの歴史にしか興味を示さなかったので、数々の歴史的遺品を前にして、「教科書で見たやつ!」と薄めの感想しか出てこなかったのはここだけの話。
↑「ロゼッタストーン」
↑馬の頭部(パルテノン神殿の彫刻群の一つ)
↑映画『ハリーポッターと賢者の石』にも登場する「ルイス島のチェス駒」
広すぎる館内を歩き回って小腹が空いてきたので、大英博物館の近くにあるティーサロン「Tea and Tattle」にやって来た。アフタヌーンティーにしては早すぎる時間帯だったけど、スケジュールの都合上、こればかりは仕方のないこと。
本場のクリームティを味わいたいと思い、一人でも入りやすそうなお店を調べていたところ見つけたこのお店、かなり有名みたいで、店内には既に観光客と思われる2人組が座っていた。
筆者が注文したのは、紅茶(アールグレイ)とスコーンのセット。
クロテッドクリームといちごジャムの組み合わせがちょうどいい甘さで、紅茶との相性も抜群。本当に美味しかった。この味は忘れられない。
さて、次は大本命のハリーポッタースタジオツアーへ!
電車と専用シャトルバスを使って、無事目的地に到着。
エントランスでの主役3人のお出迎えに心が躍る。
このスタジオツアーでは、映画撮影に使われたセット、小道具、衣装、オフショット等を見ることができる。
同じ時間帯のツアーに参加する何十人かが一つの部屋に集められ、説明を受けたら、いよいよ入場だ。
扉が開いて一番に目に入ってきたのは、ホグワーツ魔法魔術学校の大食堂。一気にハリーポッターの世界に引き込まれる。
↓ダンブルドア校長のお部屋
↓ホグワーツエクスプレス
↓ウィーズリー家のダイニング
↓グリフィンドール寮
無造作に置かれた衣服がいい感じ。
↓グリンゴッツ銀行
ゴブリンと目が合うと、ちょっとドキッとする。それくらいリアルだった。
↓ダイアゴン横丁
↓実験室
ハーマイオニーが髪を膨張させながら実験している様子が目に浮かぶ。
↓ホグワーツ城の模型
暗めのライトアップが幻想的で、胸がいっぱいになった。
↓ヴォルデモートとの闘いで壊された渡り廊下まで、忠実に再現されている。
↓最後にお土産コーナーでお買い物。
記念にグリフィンドールのマフラーを買った。これで私もグリフィンドール生!
ツアーと言っても、自分のペースで見て回ることができるので、焦ることなくじっくり楽しむことができた。ファンにはたまらない仕掛けもたくさんあり、終始ワクワクが止まらなかった。
自分の好きなものにこんなに時間を使えるのも、一人旅の良いところ。
ロンドン最終日、ハリーポッタースタジオツアーの興奮冷めやらぬ中、キングスクロス駅にやって来た。
本当に魔法界に繋がっていそうな駅だ。
↓お土産店を発見。
空港行きのバスに乗る前に、キングスクロス駅近くのお店で腹ごしらえ。
実はまだ食べていなかったロンドン名物「フィッシュアンドチップス」!
衣はサクサク、身はホクホクしていて、シンプルで美味しかった。
ロンドンに来たら、何となくこれを食べておかないといけない気がしていたので、滑り込みで頂くことができて良かった。
バスに乗り込んだら、もうロンドンの街ともお別れ。
同じヨーロッパでも、国によって雰囲気や言語が違って面白い。
ロンドンは、とにかく赤が似合う。
バスの中から最後のロンドンの街並みを眺めながら、そんなことを思っていた。
一人旅ロンドン編、これにて終了!