読書記録を始めるにあたって

 さて、皆様おはよう、またはこんにちは、あるいはこんばんは。このnoteを読んでいるということは日芸生であることはまず確実だ。その上で多分、同じ新一年生だろう。……いやぁしかし、SNSというのは難しいね。全然友達になれない。だって相手の顔も服も靴でさえもわからないんだもの。

 でも、我々は面白いことに、SNSで出会った見えない人よりも知らない“作者”というのを身近に感じる生き物だ。その人の文章を読んだだけで勝手にプロフィールや倫理観を想像する。いんや、逆に文章には人格が滲み出るのかもしれない。よくわからないが。まあなんにせよ、本は友達、とはよく言ったものだ。ん? それはボールじゃないかって? うるさいよ、お黙り。

 つまり、実際に会えない我々にとって、文章というのが一番使いやすいコミュニケーションツールなのではないかと私は言いたい。はい、ここでタイトル回収だ。私は今現在、自分の戦場、小説家になろうサイト君で十万文字のアウトプットを終えたばかりですっからかん。若いってそこがネック。なのでインプット時期に入った。とにかく気になるものを読み漁りたい気分だった。そこで私はいいことを思いつく。読書記録と題して半エッセイの感想文をnoteに投稿し、共有しようじゃないか、とね。

 ────どうだい? 文芸学科らしい交流だろう? ああ、もちろん他学科の人も大歓迎だがね。

 そういうわけで、暇になったら読んでみてほしい。きっと私のことが知れる。おまけに積読が増える。そうして入学式や始業式に仲良くしようじゃないか。別に、片っ端からナンパしたっていいんだけど、それじゃあ私の好みの人に偏ってしまうからね。せっかく芸術学部なのに、それはつまらないよね。


いいなと思ったら応援しよう!