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【本の紹介】限りある時間の使い方

18年間つとめた公立の中学校の先生を辞めて、心理学を学びつつ、
興味関心が止まらずいろいろな学びを広げてる かんみ です。


最近、読み終わった本の紹介をしたいと思います。
やりたいこと・やらなきゃいけないことが、山ほどあふれてくるのに
時間は限られている・・・・。

もうぉ、どうしたらいいんだ💦と思っていたとき出会った本です。

限りある時間の使い方 
 著:オリバー・バークマン 訳:高橋璃子


🔹こんな人にオススメ!

・時間に追われて生活している
・時間の使い方の書籍を他にも読んでる
・生き方を再構築したい
・やることだらけで何とかしたい
・「時間と戦っても勝ち目はない」に惹かれた



🔹心に響いたところ

この本の構成は、以下のとおりです。

イントロダクション 長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる
PART 1 現実を直視する
第1章 なぜ、いつも時間に追われるのか
第2章 効率化ツールが逆効果になる理由
第3章 「時間がある」という前提を疑う
第4章 可能性を狭めると、自由になれる
第5章 注意力を自分の手に取り戻す
第6章 本当の敵は自分の内側にいる

PART 2 幻想を手放す
第7章 時間と戦っても勝ち目はない
第8章 人生には「今」しか存在しない
第9章 失われた余暇を取り戻す
第10章 忙しさへの依存を手放す
第11章 留まることで見えてくるもの
第12章 時間をシェアすると豊かになれる
第13章 ちっぽけな自分を受け入れる
第14章 暗闇のなかで一歩を踏みだす

エピローグ 僕たちに希望は必要ない
付録 有限性を受け入れるための10のツール

わたしに刺さったのは、PART2 幻想を手放す でした。

そもそも時間を「ある」「ない」で考えること自体おかしなことなのでなないだろうか?という疑問からはじまる。

そして、『 今この瞬間 』がとても貴重で尊いものだということを示唆していて、いつか先の時点のための踏み台として限りある時間を未来のための道具にしていいのかと、投げかけてくる。

自分は今ここにいる 】という事実に気づく。
ただただ、ここにいるという事実を受け入れるだけ。

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本の題名だけみると一般的にある時間タスク・時間管理の本かなと思えますが、「時間を管理する」のでなく「自分の在り方」を見つめ直すことが大切なんだと気づかされる内容となっています。

読み終わったあと、時間の概念やあるがままの自分の考え方の幅が広がった感じがしています。

この本の中でも、本を読む時間についても触れられていますが、
どうしても時間がない方は、耳から聴けるAudible(オーディブル)にも対応しているようなので、気になった方はどうぞ。

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