その子の人生は、その子のモノ
公立中学校を4校務め、退職後、
2022年4月から通信制の大学に通う かんみ です
保護者会はじまる
非常勤講師をしている中学校、今日から保護者会がはじまった。
3年生は、この保護者会で私立の受験校を確定して、年明けには入試を受けることになる。
3年生の島(一般的に同じ学年の先生同士のグループを島という)では、
進路主任の先生が、事前に高校の進路担当の先生に電話したりで大忙し💦
担任の先生たちも、いつもより緊張ぎみ
わたしもこの時期の保護者会はいやだったなぁと、
そんな先生たちを横目に、他人ごとwww
何がいやだったかって、
わたしの場合
『 入試 』の全貌が見えてきた途端、
成績を氣にし出しワーワーとケンカする親子を止めるのがホント苦痛だった
こちらは、本人と教育相談のなかでしっかり方向性を決めてるんだけど、
やっぱり、お家の人には本人から話ができないんだよね😅
すっんごくわかるヨォ〜〜〜〜!!!
本人の希望とお家の人の願望は、異なってることがほとんど。
「ここに行きたい」と話をしても、
あーだこーだと跳ね返されちゃうよね😭
それを想定できちゃうと、うっとうしいから話しないよね。
お家の人も、いろいろ本人の将来のことを考えてのことだし、
人生の先輩としてのアドバイスでもあるのだろうけど。
そーは言っても、お家の人は心配ですよね。
わたし個人としては、
【 その子の人生は、その子のモノ! 】
やりたいようにやらせてみるのも大事だって思っています。
人生の失敗って、「ない」と思っていて、
うまくいかなったことも、経験値を積めてるから失敗じゃない!
高校だって、必ずしも正解じゃないとも思うし、
行きたいって思ったところへの挑戦は、させてあげたらいい。
行きたくないって思ったら、行かなくていい。
今の世の中、勉強したいと思ったらどこでもいつでも学べる。
そんなことは、みんなきっと分かってる・・・。
高校入試のあり方が変わればいいのにな
それでも、イイ高校となるのは、
未だ、若干残る「学歴社会」の弊害だろうし、
「良き会社に入れる」という幻想のせいだとも思う。
良い学校・良い会社って、何を基準に、誰が決めたのだろう・・・。
そもそも論、高校入試のスタイルが昭和からほとんど変わってないことも
摩訶不思議なことだと思っていて🤣
時代の流れは早いのに、学校教育の流れだけはゆっくりなんですよね。
未だ、内申といわれる通知表の評定が、おおかたの基準になってるし、
それがあるから、評価評定を付けなきゃならないし。
生徒に数字で評定を付けるってなぁ〜 やっぱり、わたしは苦手(~_~;)
だから、高校の入試も大学のAO入試的な、
「あなたはどんなことができるの?」
「あなたは何をここで成し遂げたいの?」
「あなたはこれまで何をどんなことを経験してきたの?」 を問うような
そんな入試だと、入学後も目的をもった高校生活を送れるんじゃないかと。
そろそろ、従来型の入試制度を変えて、
未来を夢見る生徒・学生をたくさん増やしていけるといいな✨
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