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中国軍ハッカー、米軍・日本にサイバー攻撃や不法アクセス 迫られる日本の防衛対策


中国軍ハッカー、日本の防衛機密にアクセスか 米報道

米紙ワシントン・ポストは7日、中国軍ハッカーが日本の防衛機密にアクセスしていたと報じた。米政府が2020年秋に見つけ、日本政府に伝えた。日本がサイバー防衛能力を高めないと、日米の情報共有に支障が生じる可能性があると指摘した。

ワシントン・ポストによると、米国家安全保障局(NSA)が日本で最も機密性が高い防衛関連のコンピューター網に中国軍ハッカーが侵入していると発見した。日本の軍事計画や戦力、軍事的欠点の分析といったあらゆる情報を標的にしたもようだ。

米軍基地にマルウエアか 中国の工作と推定、有事に起動

米紙ニューヨーク・タイムズは7月29日、米領グアムなどにある米軍基地につながる送電や通信、用水を操作するコンピューターネットワークの深部に、マルウエア(悪意のあるソフト)が仕掛けられていたことが分かったと報じた。米軍や米情報当局者は中国側の工作の一環とみている。

マルウエアは有事に発動させる仕組みで、例えば台湾に軍事侵攻した際に起動させて米軍を混乱に陥れ台湾防衛を遅らせるような意図があるとみられる。米政府はマルウエアの探索や分析、除去を進めている。

国内のサイバー人材育成

情報処理推進機構(IPA)が主催する若者向けのサイバーセキュリティーの研修合宿「セキュリティ・キャンプ」が8月7日、東京都内で開催された。論文課題などで全国から選抜された中学生から大学生の約100人が参加した。

セキュリティ・キャンプは2004年に始まった、主に22歳以下を対象とするサイバー人材育成のための取り組み。経済産業省や大手企業などが後援し、若手の発掘や交流の場となっている。

まとめ

米軍や日本の防衛機密へ中国軍という一つの国家からのサイバー攻撃が罷り通ってしまっている。

中国による台湾侵攻はこの5年以内に起こるのではという予測がある。国連は常任理事国に中国と露がいるため、機能しなくなっていることはウクライナ侵略で明白になった。

侵略を企む国家を世界で抑え込むことができるよう、国連の改革または国連に代わる新たな組織の発足が必要なのではないだろうか。また、それと並行し、国内のサイバー人材育成や防衛に関する議論を早急に進めてほしい。

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