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後悔しないように生きても後悔はする
過去の自分の行動に対して、
それに関わる人の受け止め方を想像したとき、
過去の自分の行動や言動が他人を傷つけたと気づいたとき、
ああ、私はなんてことをしてしまったのだろうと後悔する。
後悔とか、苦しいとか、辛いとかいう自分の感情をこのような言葉でしか表現できないことが申し訳ない。
「自分らしく」「自分の心に従って行動」したとしても、それが誰かを傷つけることがある。
私のこれまでの自分の行動や振る舞いは、
自分が他人として自分を見ても後悔しないかが軸だった。
ただ、それはあくまで、“私”が“私という他人”という立場になっただけであって、“他人”ではない。
私が「相手が傷つくかもしれない」と悩んでも、結果として伝えてよかったこともあるし、「勇気を出して言ってみようかな」と決心して行動した結果、伝えない方がよかったと後悔することもある。
人は一人一人違うし、同じ人でも時と場合によって受け取り方は変わる。
言われた・言った直後は傷ついたとしても、後々向き合ってみると成長に繋がることもある。
自分が傷つくポイントと他人が傷つくポイントは違うから、余計に難しい。
傷つかないように、傷つけないようにと、思っても、傷つくときは傷つく。傷つけてしまう人はいる。傷つくこと・傷つけることを恐れていては、何も出来なくなってしまうのも事実。
誰かを傷つけてしまう可能性も考慮した上で、どのように行動すべきか、人を傷つけてしまった過去にどう向き合うか。
後悔しないようにと生きても、後悔はしてしまうもので。後悔することが悪いことではないと今は思える。
後悔したあとにどうするか。
後悔した過去とどう向き合うか。