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ホンマにそうかな?「罪深き少年たち」「正義の行方」「人間の境界」*2024年6月に観た映画

「この事件で犯人が逮捕された」
「警察や国家は間違うはずがない」
「難民が溢れて近隣国は迷惑している」

民主主義や人権擁護は当たり前…とか
大きな会社がおかしな事やってるはずがない…とか
その根拠は?という認識、ありませんか?

あれ?どうなんやろ?と我が認識を疑う映画を
今月は何本も観た

とにかく”早く”犯人を逮捕する…これも大事やけど
”早く”より”きちんと捜査する”や”自らの行いを見直す”
事のできる組織であるって、めっちゃ大事

国やから、警察やから「ちゃんとしている」と
頭から思い込むのは危険、とひしひし感じました
(タイトルに挙げた3本は特に)

今月観た映画は以下

  • わたくしどもは。(日)

  • 罪深き少年たち(韓)

  • 天安門、恋人たち(中)

  • アニマル ぼくたちと動物のこと(仏)

  • 正義の行方(日)

  • OLDFOX 11歳の選択(台・日)

  • 東京カウボーイ(米)

  • 湖の女たち(日)

  • ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(米)

  • アンゼルム ”傷ついた世界”の芸術家(独)

  • 人間の境界(ポーランド)





わたくしどもは。


途中、寝落ちしそうになってエンドロール
”さまよえる魂に捧ぐ”(正確ではないと思います)と出て
なんか、ちょっと、腑に落ちました

大竹しのぶ 田中泯 石河静香 内田也哉子
・・・これだけでも観たくなるけど
小松菜奈さん(菅田将暉さんとご結婚されたのよね?)は映画で観た事がなくて、どんな俳優さんなんやろ

佐渡島(なかなかに魅力あるロケーションの数々)独特の世界観 
非現実的 意味がありそうでわからへん

この手の映画は「理解」をしようとしたらあかんのね
「感じる」だけのモードにする

過去に一緒になれなかったふたり
訳ありの鉱山博物館で働く人、彷徨う人
女の子になりたかった男の子

バラバラなようで最後の「彷徨える…」のフレーズで
なんとなくわかった気にさせられる

理屈や理由を求めない
ただそのままに受け止め感じてみる
そういう経験が今のワタシたちには必要

小松菜奈さんの魅力とあまりにも機械的な松田龍平さん

過去に一緒になれなかったふたりが今世で出会う
だから・・・?というところの深め方が今ひとつって感じやけど
要は、彷徨っている魂がたくさんたくさんあるんやでって事なんですかね

わたくしどもは。 公式サイト




罪深き少年たち


映画が終わって劇場を出るときに
ワタシの前を歩いていた高齢の男性がスタッフに
「素晴らしかった」とひと言(嬉しくてにっこりしたワタシ)

「俺たちは〇〇◯じゃない!」
彼らが堂々と叫んだのが1番の見どころ
暴力と恐怖で犯していない罪を認めさせられた彼らの成長

知的にインテリジェンスじゃなくても
無垢に生きる彼らを助けようとする主人公が
「ペパーミント・キャンディ」のソル・ギョング

16年後の辛かった過去を思わせる老け方
いくら酷い目にあっても消えていなかった正義感が
やがて目覚めるのね その流れが自然

びっくりしたのが被害者が彼らを助ける側に回った事
面倒でも困難でも真実に立ち向かえる人って
ホンマすごい うつくしい

単なる社会問題の映画でなく
おとぼけ役が絶妙で、しかも決めるところでビシッと決めるのが泣かせる💧

主人公の妻役のツンデレと言うか
ヤイヤイうるさい(笑)奥さんが実は夫をよく理解し支えてる
ああいうタイプだからこそ、主人公は持ち堪えられたんやなぁ

部下の彼もビクビクしながら懸命に先輩を庇い
自分の身を危うくしながら真実に身を投じるから偉いわ
ラスト近くに監察にビックマウスなのには惚れそうになったやん(笑)

韓国警察の腐敗ぶり、内部でも怒ると暴力が出るのに驚く
ああいう体制ではそりゃ冤罪しか起こらんやろってぐらい

でも、なぜ彼らをあそこまで巧妙に暴力的に追い詰めたか
その理由がぼやけているのが残念かな

彼らは貴重な少年から青年になる時間を奪われて
無罪になったとは言え、誰がどう償ってくれんの?

警察で冷遇された主人公は名誉ぐらいは回復できたんやろか
誰ひとりあの事件で罰せられなかった…のは腹立たしい

世の理不尽に立ち向かうのは大変な勇気とエネルギーがいる
でも我慢して現状を受け入れるのか
結果がどうであろうと立ち向かうのか

さあ、どうするワタシ

罪深き少年たち メイキング映像
(公式サイトはただのお飾り。こっちの方が俳優さんも紹介されてよろし)




天安門、恋人たち


うーん・・・
「サタデーフィクション」のロウ・イエ監督の2006年の映画

恋人になって一緒にいたくて嫉妬して
他の人に目移りして友達の恋人と密かに関係を持って
・・・このあたり「どーでもええがな」と(笑)

人口の多い中国らしい大学生の様子(湧くように人がいる!)
そして天安門事件の時の熱気
昼も夜もものすごい人とざわめき

あの描写はリアルやったなー
きっとデモの目的なんかどうでも良くて
独特の熱気ある渦に入りたくて参加した人も多かったんやろな

どんなに愛し合っても結ばれなかったふたりは
時間がかなり経って会うのはやめた方が良いの

なんで黙ってるのん?
お互いが知らない時間の話もせえへんの?
それでいて、セックス?

ちぐはぐやから、別れた

懐かしい、会おうってなっても
ワタシなら会わへんなー
時間が経ち過ぎてる、別れてすぐなら、まだ考えてもみるけど

恋など勘違いちゃうか?と最近思ふ
やっぱりそうかなーと思わせる映画
映像の感じは好きやけど、虚しさが残る・・・

天安門、恋人たち 公式サイト




アニマル ぼくたちと動物のこと


ビニール袋しか見えないビーチの眺めにゾッとした…
海から揚がった魚のエラが剥がれ
中からブラスチック製品がいっぱい見えた

小さなケージに閉じ込められ飛び跳ねられないウサギ
人口的にホルモン注射をされ繁殖を促される

山火事で町中が燃えている

環境と気候の変化は人間の都合で大きく変わってきた
そしてここでも”利権”が絡む

深海まで攫うように乱獲する漁業
法で規制しようとする動きに対して
それで儲ける企業が圧力→なんらかのメリットがあり同調する政治家

世界の構図はどれもコレ
「育てる」という考え方がまだまだ足りない
「育てる漁業」「育てる農業」「育てる林業」

「採る」だけでは均衡が取れるはずがない
しかも大量に 必要な分だけ、なんて考えはない
なぜなら「儲け」なければならないから

均衡が保たれている有機農場が紹介された
畑だけの土地に水辺を作り馬や鴨など動物を放ち
多種の虫が集まり循環が生まれバランスが取れている

コスタリカでは20%まで減少した自然を
様々な工夫で75%だったかな?回復した話を大統領から話を聞く
(なんと軍隊を持たない国!)

16歳の環境アクティビストのふたりが
様々な場所へ行き人に会い見聞きし疑問をぶつけ
環境や動物を考えない人間を憎む気持ちが変化する

人間も動物なんや・・・

人間の醜さと美しさ
世界の無情さと豊かさ
なんか・・・うーん、言葉にならない

こんな映画をつくるフランスの賢さ深さ…
さすが「大人の国」

アニマル ぼくたちと動物のこと 公式サイト




正義の行方


NHKのドキュメンタリー 3時間近い尺
約30年前の飯塚事件を振り返るもの
(犯人とされた人物は死刑を執行されている)

冒頭から高齢で引退している(人が多い)警察官と
報道側の新聞記者の話が延々続く
福岡の事件で高齢の警察官は訛りが強く
何を言わんとしているのか、イマイチ伝わらない

証拠とされるものの解説あたりから
容疑者家族と警察との話に矛盾が出てくる

仮説を立てて証明をするー捜査も同じやり方やけど
どうも仮説と言うより”結果ありき”で裏づけしてる感じ

当時、導入されたばかりのDNA鑑定を広めたい
証言者に誘導するような質問の仕方など
警察側の裏事情・情報が出てくる

容疑者は最初から最後まで否認
死刑執行前の教唆師に「自分ではない」と話していたと
逮捕され”落ちない”彼に警察がある事を仕掛け
それを知った彼は黙秘するようになったと言う

「真実の行方」ではなく「正義の行方」

夫が自らの罪でないことで死刑になったのに
「警察にも正義がある」と信じている妻

出てきた警察官はみんな
絶対、彼だと 罪を認めて欲しい、と迷いや疑いはなかった
新聞記者は警察情報丸呑み、ホンマに彼やったのか?
迷いが生じ、死刑執行後も事件を振り返る特別チームで連載

もしかして…間違ってたかもしれん
これを確定にして良いのか

警察の中で、裁判の審議の中で、報道する側で
そういう素直な思いを出せた?検証できた?
報道する側はそんな葛藤を明らかにしたよ

ワタシは、それを人間のうつくしさやと思ふ

正義の行方 公式サイト




OLDFOX 11歳の選択


夢が暮らしの張りだったり誰かを忘れない誓いだったり
少年と父の夢は母のオマージュなんやと思う

少年は知らない世界を垣間見る

少年に自分を投影する男 大金持ち
お金があっても不幸せな女性
貧しくとも自らの幸せをわかっている父

いろんな考えでいろんな生き方の人が出てくる

経済的に豊かではない人の方が
それが豊かな人よりしあわせそうやった

大金持ちと一緒だから”すごい”ワケはなく
大人みたいな口を聞いたり何やら秘密を知っている強さに
子どもの世界では力関係が変わるみたい

少年はいろんな大人の現実を見て
結局、父の良さを知ったんやと思うけどなぁ
駆け引きみたいな事に首を突っ込んで
後味のよろしくない思いもしたし…

大人になった少年はあんな風に言われて
ちょっと昔を思い出す

OLDFOX 11歳の選択 公式サイト




東京カウボーイ


アメリカ映画で井浦新さん主演!すごいなー
そして町山智浩さんと映画の話やってる藤谷文子さんも出演
え!脚本家でもあるのん!?

もひとつ、國村隼さん
韓国映画にも出てはったけど、海外での映画出演何度もあって
英語を滑らかに喋ってはった

海外にフィールドを広げてやってる人って
やっぱり魅力的な人多いね

で、今 カウボーイ?って思ってた
スーツ姿でできる男(井浦さんにそういうキャラは不似合いやけど)
こういう男性、気をつけようね みんな(何の話や)

合併吸収とかM&Mとか何やら胡散臭いことやってる会社
数字が悪いと売り飛ばす
小さくても堅実で誠実なビジネスをやってる会社をズタズタにするんよ

ま、あらすじ書いてもしゃーないけど
婚約者が何が好きでどんな生活を望んでいるのか
彼はちゃんと耳を傾けて話し合ってきてない

と、気づくシーン、そこからの流れがよろしかったですわ

それと同時に
「自分がどうしたいのか」「これまで見えてなかったこと」
がわかってきて、そこからはさすが優秀な人やから

こうしてああして…と早いワケ
こういうターニングポイント、誰もにあるんちゃうかな
表面だけを見てたけど奥にあるものが見えてきた時
「これでええんかな」ってなるわな

モンタナ、広すぎる牧場、女性がボス
馬や牛(仔牛が可愛かった)がアレだけ走ってたら
めっちゃ健康やろ

馬に跨るシーンを見ていてワタシできるかな?
乗馬してみたいなー(←未経験)

東京カウボーイ 公式サイト




湖の女たち


原作が吉田修一氏、先に読んでたのよね
「怒り」や「悪人」吉田氏の作品の強烈さと深さは忘れられへん
そやけど、狂気と731部隊!?と不気味な印象で消化できてへんかった

湖の側に生きる女たち・・・
そっかタイトルにヒントがあるね

佳代と濱中の存在や意味がわからんかったけど
公式サイトの役者さんや監督、原作者のコメントを読んで
つくづく「人間のとらえどころのなさ」みたいなもん
それで充分かなと感じた

誰もが”誰も知らない” ”自分の奥底に持っているもの”がある

それが何かのきっかけで動き出す
止められへん
怖いのに嫌やのに見えない力に引きずられる

それはある意味、戦争中の狂気と似ているんや
(そやから731部隊が出てくる)

なんと滋賀県で撮られているようで
佳代の家など水路が家の中に取り込まれ洗い物をしたり
野菜や果物を冷やしたりする(滋賀県にもそんな地域があるのね)

生活感があるお家やご近所、狭い道、水辺
そのリアル感がめっちゃいい
そこでフツーに暮らす人が介護の仕事をしたり
狂気を感じるような性的な衝動を持っていたり…

浅野忠信さんが傷を持ち矜持などない嫌なおっさん先輩刑事
ダサい役をぴたりとこなしてる

この人誰だったけ?と感じる中年女性を
財前直見さんが等身大に
老いた品の良い女性を三田佳子さんが
(その年齢ならではの挑戦が感じられた)

公式サイト、キャストの紹介が細やか
そしてその役を演じた人たちと監督、原作者のコメントが
「わからないもの」へのチャレンジや補足みたいで
ワタシとしては「なるほど」と思わされました

湖の女たち 公式サイト




ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ


3人それぞれ”置いてけぼり”
それぞれの孤独感、その中身をお互いが知るクリスマスホリディ

ワタシは先生の孤独が身に染みたなー
礼儀も知らないがきんちょに「臭い」と言われて…
「あんたは嫌われてる」と言われて

たくさんたくさん言葉を飲み込んできたんやろなー(切ない)

先生に肩入れしてたら
安定感存在感抜群のメアリーの悲しみや淋しさに
彼女の肩を抱きに行きたくなってしまった・・・

憎たらしいだけの幼いアンガスの秘めた想いにホロリとさせられ…

人に歴史あり
口には出さないけど
血を流していたり、まだ治っていない傷口があったりする

他人って「めんどくさー」やけどさ
1番めんどくさいの、自分やと思わへん?
ワタシはそう(笑)

ほんで3人が3人とも”めんどくさ”くて
そやのに なんか知らんけど ”愛しい”のよ
←”めんどくささ”はチャームポイント!?(笑)

愛ってさ、男女や親子に限らへん

隣人…ぐらいの距離の人を思いやる、それかて愛やん
伝えなくても、何かするわけでもないけど
ふと「思いを馳せる」…それかて愛やん

先生、例の同級生に負けるな!
思いっきり人生を満喫して楽しんでやれ
しあわせに生きる事が最大の復讐

ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ 公式サイト




アンゼルム ”傷ついた世界”の芸術家


知らんかったなー、こんなアーチストがいるって
予告編で見ただけでも
スケールの大きい何やら語り出しそうな作品

しかも「PERFECT DAYS」のヴィム・ヴェンダーズ監督

あのささやき声の演出がなんかゾクゾク
言えなかった、飲み込んだ言葉を
作品の間を彷徨う亡霊がおしゃべりしてるみたいで

ダイナミックな制作風景
(バーナーで作品の一部の枯れ草を燃やし、即消火して
焼け焦げを表現する、とかね)

森や自然の中に違和感なく存在するアンゼルムの作品
彼の事を何にも知らなくて、アートへの知識もない
最初は少々眠たかったものの

圧倒的な世界観に釘付けとなる

一部の人から誤解されバッシングを受ける
アートなんやから受け取り方は自由やけど
それは個人の意見であってバッシングって、そもそも”違う”と感じた

広い広い敷地内の彼のアトリエ
それこそゴロンと横になって眺めるでもなく
”感じる”空間に行ってみたいなー
あのささやき声が聞こえそうやん

アンゼルム ”傷ついた世界”の芸術家 公式サイト



人間の境界


え?これ現代の話?
見てられへん、あまりに酷い難民への扱い
日本の入国管理局と似たようなものなのね、海外も…


Google マップさんより


えっとね、ポーランドとベラルーシの国境で何が起こってるか
っていう映画なの
映画観ながら「世界地図見なあかん💦」と何度も

ベラルーシに入って
ポーランドを抜けスコットランドの家族を頼るシリア人家族
同じくポーランドで暮らしたいアフガニスタン人女性

やむを得ず国を出て帰る場所がない
そんな人達をまるで動物のように扱う
ベラルーシ、ポーランドの国境警備隊

これホンマに現代?と何度も問い直したくなる程
人道的にどうよ?
こんなこと、あっていいワケない

水も食べ物もなく、雨も寒さも凌げなくて
人々は国境でどんどん弱ってゆく
意思を表明すると、とんでもない暴力を受け
国境で命を落とす人もたくさん…

これはおかしいよ、と助けようとする人もいる
その人達だって、酷い扱いを受ける

自分の命や社会的立場をかけてまで
懸命に助けようとして酷い目に遭いながら
手の届かなくなった人を(要は生死すらわからない)
見て見ぬ振りはできないと、動く

一方で国境警備隊 彼らだって人間や
自分らのやってる事がいかに残酷かは日々感じて
引き裂かれそうな狂いそうな思いをしてる

これは個人を問うてるんちゃうねん
人としてどうなんか、これは国の方針でやってるんやで
ってトコが、恐ろし過ぎて戦慄する

一方でポーランドは
ウクライナからの難民を200万人(数字はあやふや)を受け入れてる

簡単に「良い」「悪い」では測れへん
他所の国の人にどこまでするのか?
自分の国の人の事がまず優先ーそりゃ、そうやな

でも生命の危機で逃げてきた人をこんなやり方をして
他所の国に押しつけるって・・・

まずは戦争がない事、その国の人たちすべての人権が守られる事
←そこがさ、21世紀になってもこんな事が起こる
国連やいろんな国が集まって諸問題を話し合う

お互いにできる事を出し合う
訳わからん海外援助じゃなくて、ホンマにその国や
行き場のない難民を助ける人道的な視点でお金を出し合う

絶望と希望と
個人レベルではどうしようもない話
つらいけど、これって現代の話 目撃して欲しい

人間の境界 公式サイト



タイトルに挙げた3本
警察官の中には良心的な人もいるし
たった1人でも異論を主張し、それに耳を傾ける人もいる

国境警備隊にも
まともに水も食事も摂れていない難民の人たちを
思いやれる人もいる

そして家庭では良き夫、父だったりする

そんな人が恐ろしい暴力やえげつない”いじめ”をはたらく
自分の身を護るため(保身も含む)だったり
異常な状況下で狂気に傾いてしまったり

自分も、あの状況下に置かれたら同じ事をしてしまうかもしれへん…

(正直、そう考えられる人の方が安心する)
人間やから「間違える」

大事なのは「間違えたかもしれへん」と振り返れるか、やと思う
「間違えるはずがない」「おかしいのは相手や」としか
考えられない人は大きな間違いを犯す

ホンマにそうやろか?
まずは疑ってかかる方が
自分なりに答えを探し、誰かの意見を丸呑みせえへん

まずは疑ってかかる方が
この時代、必要なんちゃうやろか
















































自分がええなぁ、おもしろいなと思うもので人とつながり、楽しく働けたらなぁ。