自分なりの善悪「コンセント/同意」「MAD MAX」「蛇の道」*2024年8月に観た映画
一般的に、とか
みんなは、とか
そーいう曖昧で思い込み的なものは置いといて
それぞれ「善悪」の基準を持ってると思うねんな
今月観た映画を思い返すと
まだ自分の善悪が確立してへん
生き抜くためには悪も必要
悪とされるけど、ちがうやんか
みたいな、様々な状況やその年齢、時代背景もあるし
裏をかいて賢く立ち回り道を切り開いてゆく生き方
人や世間からどう言われても「ワタシはこう思う」でぶっちぎる生き方
それぞれ「良い」とか「あかん」とか、一概に言えへんし
時間が経過してみて「あぁするしかなかった」ってのもある
ワタシがあの人なら、どうしたかな?って考えてみるのも一興
タイトルには挙げなかったけど
「DJ 仕置人」「ぼくの家族と祖国の戦争」「密輸 1970」なんかも
そのあたりが描かれていると思ったん
今月も狂気的な夏に濃すぎる映画ばっかりやん・・・
コンセント/同意(仏・ベルギー)
オッペンハイマー(米)
DJ 仕置人(印)
マッドマックス(豪)
BOLERO 永遠の旋律(仏)
MAD MAX フェリオサ(米)
蛇の道(日・仏?)
THE MOON(韓)
百元の恋(中)
ぼくの家族と祖国の戦争(デンマーク)
MAD MAX 2 (豪)
密輸1970(韓)
コンセント/同意
「性的同意」という言葉をよく聞くようになった
「強要はしない」「君は僕にとって特別な人」等と
大人の男性がいとも簡単に少女を”恋の錯覚”に陥れる
ちょろい…少女は14歳やもん
どんなに本を読んでいても、どんなに早熟でも
その年齢なりの”からだ”と”こころ”
法的な話や善悪は置いておいて、途中から気持ち悪くなった
性的嗜好はそれぞれ個性みたいなもんやし
バーチャルやアニメなど好きに楽しめば良いと思う
それを生身の人間に求める時は
絶対の絶対に「お互いの同意」がいるわな、そりゃ
知識も経験も少ない女の子を手なづけ
恋愛だと勘違いさせ思う通りにコントロールする
そこにヨロコビを感じるって・・・
その後の彼女の苦しみや葛藤は痛すぎて見ていられへん
嫉妬やら
純粋な自分の思いと相手の実像の酷さに引き裂かれるような自己嫌悪
もうひとつ
恋愛って「相手に嫌われたくない」という思いが強いから
相手の願いや欲望に応えたいって思ってしまう
少女だけに、まだその段階なんが歯痒い
恋愛感情と相手の要求や期待に応える・応えないは「別」や
告発するのは女性側が圧倒的に多く
いかに男性とのズレが大きいかを感じる
公開初日でお客が多かったけどミドルエイジから高齢の男性が目についた
どういうスタンスで観はったんやろ
オッペンハイマー
初・クリストファー・ノーラン監督作鑑賞
とても難解な作品を撮る人らしい、そして評価が高い
あらためてアメリカという国の”底知れぬ恐ろしさ”を感じた
FBIやCIA、複雑なパワーバランス
ケネディ大統領暗殺事件など、大きな陰謀に大組織が関わってる?
3時間にもなる長さと複雑なつくりになっていて
誰が誰やら、何が何やら…細部の理解は何度も観ないとわからんらしい
1回観て、わかったことは以下
・オッペンハイマーは優秀やけどパーフェクトじゃない理論学者
・女性関係が華やか
・学者だけに何かを追求し理論が実現するコトに大きな喜びがあって…
・原爆を作ったらどうなるかー考えが至らなかった
・学者の中でも、危険だと作ったらあかんと考えた人は多くいた
・広島・長崎に投下後、オッペンハイマーは自分のした事を初めて
思い知る・・・
学問ってさ、社会や世界と大きな関わりがあって
何に役立つかわからない研究が、ある日突然こうやって軍事に利用される
そこまで考えが至る人でないと、こういう事を起こしてしまう
のほほんと生きてるワタシやけど
今、ロシアは戦争をしていて核兵器を使う可能性があるし
(町山さんの音声を聞いて知った)AIの存在と結びついた時の可能性
を考えると恐ろしい・・・
町山さんの音声を聞いて
オッペンハイマーの話の部分がカラー、ストローズの話が白黒と
そう言えばそうやった
順番もどんなタイミングなんかも説明なしに
カードをシャッフルしてパッと取った、みたいな唐突感と
どこにつながるシーンなのか?の連続で
監督の頭の中では全て計算ずくなんやろけど、1回観ただけでは理解不能
それだけ複雑な話でもあるし
ドラマチックに描くというよりは淡々と事実を並べてる感じ
原爆を落として戦争を終わらせた、アメリカの勝利に熱狂する人たち
そして無駄死にするだけの戦争に突入した日本
やっぱりこの世で一番恐ろしいのは人間やな
オッペンハイマー 公式サイト
(ノーラン監督と山崎監督の対談が実に知的好奇心満たされました)
DJ 仕置人
インド映画久しぶり!
しかし…最近の映画界は、美男美女や主人公とヒロインだけの世界
から普通の人、何か特別な才能があったりしない
そして、特別容姿端麗ではない…が主流になってる
ところがインド映画は変わらず
主人公が超人的に強い、ヒロインはあくまで添え物
わかりやすいワルモノ、しかも躊躇なく殺してゆく主人公…
ま、ここで引っかかってはインド映画は楽しめないので
「どんだけ着替えたら気が済むの?」
「彼女は外国にデザイナーの勉強をしに行きたかったんちゃの?」
と、幾つもツッコミ入れながら観ました
でも、ちょっと変化はあるかな
ヒロインは活発で伝統的な慣習をぶっちぎる人やし
大臣の娘と仕出し屋の息子の恋だし(両親双方も祝福)
インドなりの時代の変化が見えなくもない
相変わらずの派手なアクションシーン
ガラスに突っ込む、が多かった
そしてお約束の歌とダンスシーンも
1曲で何度も着替えて、3、4曲はあったんちゃうかなー
女性は伝統的なサリーやインド風の衣装から現代的なファッションと
見ていてワクワク
エンドロールでメイキングの様子のスナップ
監督さんは巨匠らしく、皆が一歩も二歩も引くようなオーラ
見た感じ、こんなコミカルでぶっちぎった映画をつくるような感じちゃう
他にも映画とは違う俳優さんの素の顔が
エンドロールが一番良かった(笑)
MAD MAX
午前10時の映画祭にて
今年は「フェリオサ」が公開されたからかな
シリーズ1と2が取り上げられている
この手の映画はさほど興味があらへんのやけど
いつだったか俳優の永瀬正敏さんが何かの映画祭で
レッドカーペットを歩いた時、前を歩いていたのが
「MAD MAX 怒りのデスロード」チームだったそうで
その後ろを歩いたのが誇らしかったと
それで「怒りのデスロード」を観て
その独特の世界観と迫力に魅入られてしまったのでした
で、このシリーズの第1作、第2作を観ようと首を長くしてたのん
MADっていう言葉の意味を知ってから
なんてすっきりわかりやすいタイトルなんやろう、と(笑)
MADな人ばかり出てるやん(主人公の妻除く)
メル・ギブソン(まだ おぼこい)が出てるからオーストラリアやんな
あんなショボい警察なん?
1979年の映画やから特撮とかCGとかない時代に
結構激しめのカーアクション
あれ、怪我しはったんちゃうやろかと思うシーンもいくつか
復讐ものでラストの幕切れは
ギリギリに締めたロープをダン!と断ち切るような潔さ
え?終わり?って感じ
あれはどうなったん?みたいな回収は一切なし
お客は男性が多かった
MAD MAX 午前十時の映画祭サイト
MAD MAXシリーズ 解説サイト
BOLERO 永遠の旋律
前半うとうとしてしまい、ロクに頭に入らず
(暑い時期って眠くなりません?)
「ボレロ」は誰もが知っているフレーズが印象的な曲
だけど、それが同じフレーズを何度も何度も繰り返される構成になってる
とは全然知らなかった
天才だけにそんな発想ができ
大胆な構成だけに受け入れられるまでに時間がかかり
なかなか世に評価されなかったラヴェル
ワタシは聴いていて官能的だと思えないし
官能的=下品という発想はないけどなー
時代が時代、やったのかもね
女性監督作品というのに、ちょっと驚いた
ワタシが観た音楽映画で女性が監督って初めてな気がする
戦争や報われぬ恋やラヴェルの人生が品良く描かれている
酒や女性、ドラッグに溺れないアーチストだっているんや
(もう1回観たいな)
MAD MAX フェリオサ
「怒りのデスロード」でシャーリーズ・セロンが演じた
フェリオサの過去がMAD MAXシリーズ最新作
少し前によく聞くラジオで興奮気味に語られてた
出町座に「怒りのデスロード」と一緒にかかり
これは観に行かねば!と気合が入った
2本続けて観たかったけど
最近、続けて観ると2本目が眠くなる(笑)
作品のせいではなく、ワタシのからだのせい
いや、そやけど「フェリオサ」だけにしといて良かった
こんな濃ゆいのん、続けて観たらよろしくないわ
消化不良起こす(笑)
若きフェリオサをアニャ・テイラー=ジョイが演じる
絶望的な世界・・・あり得そうで怖い
石油や弾薬より、水や食べ物が貴重な世界
狂ったヤツしか生きられへんの?
豊かな何でもある世界とされるフェリオサの故郷は
チラッとしか出えへんかったけど女性だけ
緑があって色があって女性たちは美しかった
一方、ディメンタスのチームやイモータン・ジョーの世界にも女性はいる
けど少数で戦士だったり、子を産む道具だったり
なんか、これって皮肉ってるよね
相変わらずの派手でクレイジーなカーアクション
死と隣り合わせの一瞬一瞬
どうやって撮ったん?と心配になる程、安全に配慮などなさそう
憎しみが人を支えることもあるやろう
そやけど、そんな世界や時代が来るのは嫌や
蛇の道
黒沢清監督が以前Vシネで
香川照之さんと哀川翔さんで撮った映画をリメイク
柴崎コウさんが出てるらしいが、顔がちょっと変わった?印象
そんな前情報で観た
設定がなかなかに驚きがあって
小夜子(柴崎さん)がミステリアス
彼女はこうでああで…みたいな説明が一切ない
次々にバシュレに関する男達に出会い拉致する
目的がどこにあるのか
小夜子がすべてを知っていてバシュレですらコントロールしてる感じ
時折彼女が見せる残虐的な行動の裏に何があるのか
なぜ一人でパリにいるのか
…などなど、柴崎さんのキャラクターに合ってる感じ
どこまでも冷静で計算尽くで…彼女ならあり得ると思わせる
それにしても後味のよろしくない話で
だからこその復讐なんやろうけど
どれだけ復讐したところで死んだ人は帰ってこうへんのよね
残された人の気が済むか済まないか、やと思う
倫理観や世間的にどうか、は人を救えへん
どうすれば自分は救われるのか、それぞれなんやと思う
THE MOON
長野県の素敵な長野相生座・ロキシーという劇場で観た
旅先の映画館で観るのは初めてかも
なかなかに良き体験やった★
この映画、京都でかかってたかな?
全然記憶になくて、しかも韓国映画と知って俄然興味が湧いた
時間的タイミングばっちりやったのが尚、良くて
韓国と宇宙!? この意外な組み合わせ
そうか、資源ね それで宇宙開発に力を入れてるのかー
科学的なものもあるやろうけどさ
ワタシの好きなソル・ギョングが出てきて、これまたツイてる
困難を極める、かつて大事故があった月への到達
現在の責任者と現場スタッフ、統括大臣、宇宙飛行士達
かつての責任者など関わる人間達の様々なバックグラウンドと思い
うまい、やっぱりすごい韓国映画
宇宙と言えばハリウッドがお金かけまくって作るって印象やけど
韓国は同じ土俵に乗らず、自分たちのステージでやるから素晴らしい!
感情を大事にするところが日本のワタシの気持ちを掴むのかな
そして自分の良心に従って動く←ここが素晴らしいのよね
しかもそれが現場の人や名もなき人ってところが
泣かせるぜ
エライ人がふんぞりかえって偏った見方で気まぐれに動かすのん違って
ちゃんと事実と経験に基づいて、絶対にこのプロジェクトを成功させる
彼を生きて帰還させる…そういう思いが誰かを動かすのよね
元妻が首をかけてこのプロジェクトを助けるところと
その後処分されるのに、大きく出世して元夫がそれを喜ぶところ
良きシーンがいくつも ラストの無言のシーンは圧巻
天文台の彼の部下?若い女性がなかなか良き働きをしてたけど
彼女が宇宙のソナに話しかけたエピソード
もう少しはっきりさせて欲しかったかな
長野で宇宙…
国内旅の間に宇宙に行ったし
百元の恋
カッケーーー!
エンドロールで涙がぽろぽろ
悔しい事腹立たしい事満載やのに
シャドーボクシングしながら走り始める…
なんて愛しくて美しいのやろ
彼女はワタシや!
きっとそう思う人、多いんちゃうかな
今の中国の街をそのままに撮っているのやろうけど
最初のタイトルや役者・スタッフ紹介のあたり
過去の自分とガラス越しに出会い試合に臨む彼女
スタイリッシュで素敵なシーンがいっぱい!
同じ役者さん!?と思うほど
ボクシングのトレーニングを通して減量して
ラスト近くでは腹筋割れてる!
基本的にコメディ 細かいディテールが盛り盛りで
個性的キャラだらけの登場人物(彼女のお父さんが良いのよね)
最後の方に、これまでのシーンで語られなかった部分が次々と
あんな屈辱に負けてたらあかん
彼女がいつ本気になるか、え、ならへんの?と前半はやきもき
本気になってからの少しずつの見た目が変化
激しいトレーニングをリズミカルにできるようになり
汗まみれ…本気で無心の姿ってきれい・・・
彼が彼女を待っていて、その誘いにのるんかーい!?と見ていたら
あっさり断って(よしよし!)ボロボロでくたくたやのに
また・・・ その爽やかさ、痛快さ
今の女性やなーと感じる
恋愛が1番ではなく、負けた試合で「勝てた」と思う自分が1番
(そうやそうや!)
彼女役の人が監督で中国で国民的なコメディアンなんですって!
エンドロールで撮影の裏側を見せる
監督が何度も泣いてしまう
←自分に酔ってるんちごて、めっちゃ大変やったんやってのがわかる
安藤サクラさんの「百円の恋」のリメイクやって
えー、観てへんやん(汗)
ぼくの家族と祖国の戦争
ナチス占領下のデンマークに
敗戦直前のドイツから難民が押し寄せる
見てられへん…
狭い体育館に500人以上の人がひしめき合い
ジフテリアが広がって人が死んでゆく
ドイツを憎むデンマークの人たちは
食べるものもなく衛生状態も良くない難民に手を貸す家族を
”敵に手を貸す売国者”と村八分にし、嫌がらせするのね
あー、もう 同じ人間同士
困っている人(戦争孤児や病気の人々)を放っておけないという気持ちすら
憎しみの対象になってしまう
普段は良き市民、親、隣人が公然と暴力的な行動に出る
なぜそういう事をするかと言えば、彼らも大事な人の命を奪われたから
…こういう”負の連鎖””憎しみの連鎖”の中で踊らされるワタシら
あまりに酷い暴力に怯えるセアンは
いつか父がそんな目に合うかもと怖くて怖くて仕方がないねんや
両親の人道的な行いを”裏切り”とされ学校でいじめられる悔しさ
恐怖から反発に 反発しながら日々目にする難民たちの惨状
彼の行動は矛盾しているし、自分の気持ちが自分で分からない状態やけど
両親の行動を理解できた時、彼は強いの
彼の心からの行動や眼差しが大人を動かす
…けどね、当然ながらハッピーエンドにはならへん戦争の現実
国と国みたいな大きなものに巻き込まれた時のドウシヨウモなさ
日本の軍備が強化されている 世界もそうなんやって
何やってんにゃろう
ウクライナやガザを見て、なんでそうなる?
昨日まで仲良く暮らしていた友達や隣人が
突然、唾を吐いてきて暴力を振るう
傷つき飢え死にゆく人を前に復讐したような気になる
自分の命や立場が危うい時、ワタシかて誰かて そうなるねん
ワタシ、そんな事態に陥ったら生きていかれへんと思う
MAD MAX 2
午前十時の映画祭にて
ホンマに”MAD”な人が多く出てくる
MADって、CRAZYより強い感じなんかな?
MAXって、主人公の名前であり「最大限」という意味のダブルミーニング
1981年の映画やねんけど
ただただMADなのではなく、よく考えられているナーと
「怒りのデスロード」へ続く予感がある世界観
細部に工夫があり(よく見ないとスルーしてしまう感じの)
子どもや女性、ハンディがある人も活躍する
壊れた・捨てられた部品をリサイクル・リメイク
いろんな部品を使ってのつぎはぎ感が楽しい
ストーリーも上手く出来ていて最初とラストがちゃんとつながってる
マックスが最強で勝ちまくる…のではなく
何度も瀕死の状態に陥るのに助けられたり
彼が助けようとしたグループが仲間を失いつつ、目的へ向かえた
希望があるラスト
でも、マックスがどうなったかはわからない…
という次へつながる感じが「やるなー」
シリーズが4まで行ったの、納得
密輸 1970
韓国映画に心からリスペクト そして大きな拍手!
女性が主役、騙されても、そこで終わらへん
海の中なら任せて!な海女さんが大活躍
痛快でまさに”今”の映画
男性が主体で動いてゆくんちごて
女性が映画を豊かにしてストーリーを面白くする
1970と数字が入ってるけど
その時代の柄柄したファッションが最高にイカす
チュンジャの髪型の変化(笑)白い肌のナイスバディに
海女さんスタイルから柄物シャツにベルボトムのカッコいい事!
もう、何がどないなるのか、ごちゃごちゃでぐるぐるな展開
監督は「モガディシュ 脱出までの14日間」のリュ・スンワン
俳優陣もみんな個性的で魅力的
女性の色っぽさにヤラレる男性はいるものの
関係を結んでそれを利用するー常套手段的な展開は一切なし
そこもめっちゃ気持ちよろし
女性のバディ・ムービーがとっても爽やか
ジンスク役の人が若き日の手塚理美さんに似ていて
最後まで葛藤するけど、彼女強くなった
海女さんでは稼げなくなった事情
違法行為がどうしても嫌なお父さん
そのあたりもしっかり描いてて、海を巡ってのエンターティメント
さすが韓国、間違いなし
最後の「密輸 1970」なんかは
善悪を考えてたら食べてゆかれへん
働いた分、しっかり頂戴という当たり前の要求
ま、違法行為ではあるものの…
でも…と語りたいところではあるけどネタバレになるし、ここまで
自分の周りが「そうやそうや」と同意してくれたら
それが「正しく」て「自分が納得する」のか?
←ここがキモではないやろか
みんながこう言ってるから
こんな事言ったらやったら何と言われるか分からないから
…が、行動の裏にあると
いつまでも”自分の善悪”の基準が持てないし
満たされへん思いでいると思う
今月観た映画はどれも
「自分はどうするのか」「ドウシヨウモナイ気持ちとどう付き合うのか」
みたいなところが描かれてたと思う
時には、大胆にクレイジーに
間違ってたと思ったら、やり方や方向変えてタイミングを待つ
映画から、いっぱい学べるナー
自分がええなぁ、おもしろいなと思うもので人とつながり、楽しく働けたらなぁ。