古着の魅力。

最近は買わなくなっていた古着。
最近すごく気になりだして、古着屋さんに行ってみた。

19歳の頃古着屋さんでアルバイトをした。
商店街の中にある小さなお店。
小さなショーウィンドウに
いつもチュチュが飾ってあって、ヴィンテージのアクセサリーがキラキラしていた。

古着でもそこそこのお値段だったので、学生の自分は買えなかったけれどなんか好きだなぁ。と思っていた。
そこに
手書きでアルバイト募集の張り紙。

思い切って電話した。

面接に現れたのはヴィンテージのトレーナーにデニムの飾り気のないカジュアルなオーナー。
ガチガチに緊張していたわたしには拍子抜けしてしまった。
　商店街の古びた喫茶店で面接をして、何故か受かり働くことになった。

古着は奥が深かった。。
本当に深くて私は入口しかわからなかったけれど、
大人の胸を熱くするふざけたプリントTシャツだったり、昔のランジェリーだったり、ちょっとだけ偏った、大人の好きを体現したような、自分の世界観を持った人たちの集まりのような、そんなお店に感じた。

トレンドを追うファッションとはかけ離れた、異世界のファッションであった。

ここでとびきり厳しい上司に出会ったのだけれど、全て自分の糧になっているし、30代になり10代の子と働くのは大変だっただろうと、今思うと言われたことは納得である。。

もう、今はなくなってしまったお店だけれど
今でも夢と憧れの記憶に残るお店だった。

そこから10年以上経ち、あまり古着は着なくなったけれど、大人になったからこそ楽しめるヴィンテージファッションがあるのでは。と思い、じわじわと古着ブームがきている。🤤♥️

宝探しのように楽しすぎる古着屋巡り。

これからもバージョンアップさせた自分と共に、かつての若かりし自分の高揚感を思い出して服を楽しんでいきたい💘