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#和空間建築②土地選定
私の中で決めた土地は、今住んでいる所から高速を使って片道3時間かかる場所…
頻繁には行けないので、ネットを使っての物件探し。
実際見てみたいな…という土地物件があれば、足を運んでみる。
でも、実際に行ってみると、なんか違う…
という繰り返しでした。
まだ、時間にも余裕があったため、いつかは理想的な土地に出会えると信じ、焦らず、物件を探しました。
私の理想とする土地は、
①南側に家がなく、拓けていること、
②私は車を運転しないので、徒歩圏内に食料品店があること、
③土地価格が予算内であること
この3つは、絶対条件でした。
ネットで探し始めると、ついついハマってしまって、毎日暇さえあれば探すようになり…
でもそのうち疲れて、飽きて、しばらく探すのをやめていました。
そしてしばらくして、土地を見てみると、
ひとつだけ、私の中で光る土地を発見!
なんか、ここ良い!
条件にも当てはまっています。
執着して探しているときは、見つからないものです。
一度手放したら、理想の土地に近い物件がでてきました。
その土地は、少し高台になっており、土地の60%が傾斜地で、家が建つ部分は、残りの40%の部分だけ。
私はそこに最大のメリットを感じました。
一生、目の前に家が建つことがないのです。
普通ならデメリットに思う部分が、最大のメリットに感じました。
しかも、近隣に生活に必要なお店が全て揃っています。
しかし…
夫には良さが伝わりませんでした。
やはり、傾斜部分が無駄、使えない土地にお金払いたくないなど…
斜面の心配もしていました。災害区域には入ってませんが、万が一のことをとても心配していました。
でも私は、実際現地に足を運んだとき、感覚ですが地盤は固いと確信していました。
他の土地を見に行ったとき、何となく地盤の緩さを感じたので、自分の感覚には自信がありました。
でも自分の感覚を伝えた所で、夫には証拠がないと伝わりません。根拠を示せといつも言われます…。
そんな感じで平行線をたどり…
このまま執着したら、エゴになるかも…と、この土地を一度諦めることにしたのです。
でも、最終的にはこの土地になると心の奥では思っていました…。
なぜなら、イメージが湧くのです。
ここで大地を包みながら暮らしているイメージが湧きあがっているのです。
それなのに…
わたしの中でも焦りがでてきてしまい、
土地が見つからないかも…
間に合わないかもしれない…
次、良い土地があれば決めてしまおう
という、感覚ではなく、思考での選択がよぎっていました。
これが本当に危険です…。
そして、千賀先生からの
「焦らなくて大丈夫と思います。」
の一言に、我に返りました。
そうだ、流れに任せよう…と。
初めから感じてる感覚を信じて、天に委ねてみようと…。
そして、なんやかんや、5ヶ月ほど経ち、そろそろタイムリミットが近づき、
それでも夫が気にいる土地は見つかっていません。
そして、あの土地は、まだ売れ残っているのです。
待ってくれているように私には感じていました。
そして、ついに諦めたかのように、ついに夫がこの土地にゴーサインを出したのです。
この時点では、天にお任せしていたので、嬉しいという感覚よりも、ありがとうという気持ちでした。
やっぱり戻ってきてくれた!
という感覚…
こうして、土地はついに決まりました。
※後々の地盤調査で地盤は固く良好と判断されました☺️
これからまだまだ試練は続きます…
次回に続きます…