#自分軸の危険
ここ数年、
『自分らしく生きる』
『自分軸で生きる』
という言葉を良く耳にするようになりました。
以前は、大切だと思っていましたが、今はその考えに危機感を感じます。
自分らしく…といって、自分に執着して生きている人がほとんどです。
自然界はどうでしょうか?
木や鳥や動物たちは自分に執着して生きていないのです。
お腹を空かせたら、獲物を捕まえにいく。
冬がきたら、葉っぱが落ちる。
全て自然の流れの中にいます。
そこには『自分らしく』などありません。
人間だけが、自分に執着し、自分に向いていることを探したり、自分探しをしたり…
そうなれば必ず苦しみが生まれるのです。
自分の価値観でしか物事を見れなくなってしまいます。
とても狭い視野になり、自分よがりの考え方しか出来なくなるのです。
比較意識もそうです。
自分に執着してるからこそ、生まれます。
光輝く成功者は、自分がありません。
エゴがないのです。
タイミングで声がかかったから、とりあえずやってみる、何となくやってみた…
の結果が素晴らしい実を結ぶのだと思います。
今の政治団体を見ると、
エゴが2通りあると感じていて、
一つは、
国民のためになっていないと分かっていても、自分の利権のためだけに、自分を守るために言いなりになる政治家
もう一つは、
自分は正しいと思い込み、世の中を客観視出来ず、陰謀論さえも真実と思い込み、正義感の押し売りのような政治家…
両方エゴですが、後の方はとても厄介に思います。
自分は正しいという信念(エゴ)が強いぶん、それがエゴだと見抜けない人や、依存体質、情報脳になってしまってる人は、とても洗脳されやすく、
そのエゴの強さを意識の高さと勘違いしてしまいます。
とても危険です…
わの舞で言っている『軸』とは、
自分軸とは全然違います。
自分を捨てたときに成立する軸です。
真逆なのです。
真の軸は、自分を捨て、大地と天に繋がった時に初めて成立します。
そして、そのときにはじめて、本来の自分に出会うのです。
自分に執着せず、自然の流れにまかせ、生きていきたいです。
『本来の自分』とはそういうものだと思います。
読んでくださりありがとうございます。
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