#31 思い切り泣いて　思い切り怒ろう

久しぶりにお金のことについて
書いておきたくなったのでこのマガジンを書いています。

みなさんの人生で

めっちゃ悔しかったこと、
怒りが湧いたこと、
涙が出てきたこと

ってありますか？

割と人って
「人前で泣くのは恥ずかしいから泣かないようにしなきゃ」
とか
「こんなこと言ったら嫌われるから我慢しなきゃ…」
とか

けっこうな確率で感じていることを
「なかったこと」にしてしまうことがあるんです。

（私は昔、そう言うタイプでした…）

でね、それするとどうなるかっていうと

自分の全ての感情が色褪せていくんです　（！！！）

で、最終的に

私何を感じてるかよくわからない…
何をどうしたら良いか分からない…
人生迷子…のようになっていくように思うんです。

で、これとお金がどこでどうつながって行くか…って言うと

「なんのためにお金を稼ぐのか？」
「どうして私はこの方法でお金を稼ぎたいと思うのか？」

っていう情熱に、その悔しかった体験がつながっているんだ、
と、最近になって気がついたからなんです。

会社員時代、私は営業職でした。
ある日、本社からきたばかりの事業部長に
営業職の人間が全員集められました。

そこで開口一番、こう言われたんです。

「うちの支社の成績が悪いのは、
　君たち営業マンがきちんと仕事をしていないからだ」

って。

で、その時私の中で何かがプツっと音を立てて切れたんです。

一緒に働いている仲間も上司も昼夜問わずいつも働いていました。
現場で働いている若いスタッフさん達はいつも一生懸命でした。
みんな成績を上げるために必死に働いていました。
でも成績が悪くっていつも悔しい気持ちで一杯だったんです。

私は思わずその場で1人、声をあげていました。

「お言葉ですが、ここにいる営業はみんな昼夜時間を問わず現場で働いています。
　できるだけのことをやって成果を出そうと必死になっている私たちに対して、
　部長のそのお言葉は、あまりに酷だと私は感じます。
　そう仰るのであれば、この現状を打破するためにどうしたら良いのか
　もっと具体的に教えていただけませんか？」

その時、その場の空気が氷りついたのを私は覚えています。

私は悔しくて仕方ありませんでした。
一緒に働いている課長以上の役職者も全員言われっぱなしでした。

結果が全て。

そうなのかも知れません。

でも、自尊心が欠落していく組織で働いている事に私は愕然としました。

その時わたしは
「いつかこの会社を辞めよう」
と決意したのです。

いつも結果が出ない時、現場を支えている人が一番苦しい思いをするのです。

なぜ私がこんな風に悔しくて怒ったか

それは
「全ての人たちと、生きがいとやりがいを持って喜びから仕事をしたい」
そのことをすごく大事だと思っていたからなんです。

自分の仕事に誇りを持ちたい。
共に喜び合いながら世界をクリエイトしたい。
困難があっても一緒に乗り越えたい。
誰かが悪者になる世界ではなくて
共に手を携えて共創する世界で生きていたい。

綺麗事かもしれませんが、私はそれを自分が強く願っていることに
その体験を通して気がつくことができました。

そして会社員を辞めた今、
辞める選択をして良かったと心の底から思っています。

だからこそみなさんにもお伝えしておきたいのです。

悔しい時は思いきり悔しがりましょう
悲しい時はいっぱい泣きましょう
怒りたい時はしっかり怒りましょう

そしてあなたの強い感情の底に眠っている
あなたにしか感じられない強い願いを生きるのです

それを教えてくれているのが感情なんだとしたら
それはとても大切なギフトだと思いませんか？

さて、今日のワークはそんなわけで

あなたが強い感情を感じた出来事はなんでしたか？
そこからどんな願いを持つようになりましたか？

今日のワーク

です。

やってみてくださいね！
全ての命の輝きが世界を照らしますように

LOVE makiko