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父を頼る

さて、9月20日のお彼岸で一週間ほど帰省中の私です。
実家はいいですね。
飯はうまいし寝床は気持ちが良いし、
田舎での生活は最高です。

さて、最高ついでに今回
私は向き合おうと決めていたことがありました。
それが、父との対話でした。

世の中にいる男性に対して喧嘩を売るような記事を書いて本当に申し訳なく思っているんですけども、前回書いた記事がこれでした。

実はこの信念を私が持っているので
私の周囲には頼りない男が溢れかえっていました。

でも、
最も無力であることを嫌がっているのは
本当は私自身だったのだと気がつきました。

私は私の手でこのパターンを終わらせようと思いました。
それで、父としっかり対話しようと今回思って帰省していたのです。

私が小さかった頃、本当は父さんにすごく助けて欲しかったけど
素直に助けてほしいって言えなかったんだ。
でも今は、本当に困った時には
自分から「助けてほしい」って言える自分でいたいと思っている。

そう、父に打ち明けました。
本当に…たったこれだけのことを言うのに
私は4日もかかりました。

実家に帰るといつも同じ屋根の下にいるんです。
でも父としっかり対話したことって
あるようで無かったな、と今回の一件で気がつきました。

私が意を決して、でもすごくさりげなくそのことを伝えた時
父は仕事をしながら私の話を聞いてくれていたのですが
静かに私の目を見てからこういいました。

「そうだったのか。
 でも父さんはいつも頼られている気でいたぞ。
 お前がどう思っているかは知らないが、
 今は立派に育ってくれたから良かったと思っている。
 でも困った時はいつでも言ってきなさい。」

それだけ言って
また仕事を始めました。

父はそう言う人でした。

いつも家族のため
地域の人たちのため
神まつりのために
何かしらの行動を常に静かに続けている人でした。

私はそのことを父に言ったことで
心の中につかえていたエネルギーが解き放たれて
私自信の中で大きくうねり出すような感覚がありました。

もう怖くない
私は無力でも大丈夫だ

「私だけではできないから助けてほしい」
その一言を言えるようになったから

もしかしたら
自分の弱さを認める時
人は本当の意味で強くなるのかも知れません

とにかく今は
涙が出てくる感じを味わいつつ
この文章を書き終えたいと思います

いつも読んでくれてありがとう
みんなの毎日が実り多いものでありますように

makiko


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