中村仲蔵【Wands NIGHT】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
先日「藤原竜也」さんが主演する舞台を見に行ってきました。
いつものように、舞台鑑賞を一緒にする友人に連れられて、当日劇場に行くまで
『何を見るか知らない』Mahouです。
『チケット代が案外高いなー(1万円以上)』くらいしか思いません。
席に着席するまで、主演が誰なのか?も知らず(調べようともせず)
ようやく当日チラシを見て、演目を知ります。
(良い子の皆さんは真似をしないでください)
特に芸能人のファンでもないMahouは、冷静な目で舞台を見る癖があり、
『さて、今日の舞台はどんな感じかな?』と穿った目線で開幕です。
幕間の休憩、トイレの列に並びながら放った一言は
『すごい面白い!』でした。
前知識があったら、もっと楽しめたでしょう。(後悔先に立たず)
それよりも、主要な役者さんは大物ばかり。
Mahouも知っている人ばかりでした。
が、みなさんものすごく勉強している。身体も鍛えて、発声もしっかりしている。
ただ単の『芸能人』ではないことがひしひしと伝わってきます。
これです、これ。
空気で伝わってくるこのプロ意識。この波動に『感動する』のです。
役者さんたちは、歌舞伎の世界の方ではないからこそ
この舞台のために、踊り方や、顔や表情の作り方、立ち居振る舞い、三味線など
ものすごく勉強したのだと思います。
会場にはお着物をお召しになった方や、見たことのある俳優さんたちも
多くいらっしゃいました。
そのくらい注目度の高い舞台なのでしょう。
だからこそ「全身全霊」で稽古をしたのだろうとも、推測できます。
観客の皆さんも、チケットも高額だったこともあり
見かけの俳優さんたちを追っかけるだけのファンが少なかったようで
とても礼儀正しく「舞台鑑賞」をしていらっしゃいました。
最近は、舞台鑑賞を広めるためにも、チケット代を安価にしたり
「友の会」のような会に所属することで、気楽に舞台鑑賞ができるようにしている
団体もありますが、その分、しゃべりごえや、物音、など
Mahouにとっては集中しにくい環境も増えてきているのは事実。
それに比べて、こちらの舞台は、本当に集中して見ることでき、
満足度が上がりました。
劇場スタッフの方の対応も、キビキビとして素晴らしかったです。
一挙手一投足、短時間では身につかない。これがプロの実力です。
どの専門分野も同じ。
日々の努力は必ず身につきます。
素晴らしい舞台だった。
これからも、舞台鑑賞を続けたいと思います。
タロットMahou