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イイ男たち【大アルカナⅨ 隠者】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

芸術の秋を堪能しているMahouです。
先日も下北沢へ、観劇に行ってまいりました。

中年男性(失礼)の2人芝居。

2人芝居は、結構ハードルが高く、失敗すると2時間弱修行になります。
今回は、大成功!あっという間の2時間でした。

では、何が違うのか?
出演する俳優さんたちか?脚本か?Mahouの体調か?と
同行した友人と観劇後に話し合います。

2人芝居は、経費がかからないからこそ(出演料)手軽さがありますが
やはり出演者の技術がないと、難しい。
発声から始まり、ちょっとした仕草、顔の傾け方や、視線の持ち方など
これら全ての動作に、深みがないと、ながら見をしてしまいます。

大きな小屋ではないからこそ、大道具やライティングで誤魔化せないのも
より一層実力が浮き彫りになります。

と同時に、原作、そして脚本の台詞回しに
魅力がないと、間延びしてしまうものです。

実は今回Mahouが観た回の最後にアフタートークがあったのです。
通常であれば、アフタートークは見ない派の私たちでしたが
あまりにも面白かったので、席を立たずにそのままアフタートークを見ることにしました。

ゲストが、原作の作家さんと、脚本家さん、そして舞台に立った俳優のお2人の
計4名。

全員イイ男でした❤️

【大アルカナⅨ 隠者 世捨て人】

全員「この仕事に賭けている」という感じが滲み出ています。
それは、戦闘体制のメラメラ燃えているオーラではなく、

「淡々とひょうひょうとした表情でありながら、瞳の奥に光るわずかな煌めき」
みたいな感じです。

『あぁ、この人たちは、売れようが売れまいが、ずっとこの仕事を続けていく覚悟があるんだろうなぁ』と感じます。

美しい姿です。

彼らのプライベートが見えないからこそ、目の前に立つ姿を切り抜いてみれば
うっとりするようなイイ男たちでした。

『世間にはこんなにもイイ男がいるんだなぁ』と感心させられますが
『そのコツはなんだろうか?』とこれまた勝手に自問自答します。

芸能人のスキャンダルを見ても同様です。
ずっと「イイな!」と思っていた人が、ひょんなことで結婚したりすると
一気に気持ちが冷めたりしますよね?

もちろん、恋愛対象に『勝手』に思い込んでいる節もありますが
頭の中では「実際に出会ってないのだから、恋愛に発展するわけもない」
と冷静に分析するも
結婚報道とともに、何年も思い続けて、リアルな恋愛に踏み切れなかった人が
あっという間にその芸能人への思いを切り替えてしまう、、、みたいな。

そんな皆さんと自分の感情を分析すると
ある程度の距離感を保つことが「好印象」を継続させるものだと思います。

これって、すごく大切なポイントだと思いました。

舞台観劇は色々なことを私に教えてくれます。

タロットMahou

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