マウント合戦【Cups 8】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
先日、久しぶりに仙台の友人と会いました。
タイミング悪く年末会えなかったので、何ヶ月ぶりでしょう。
元気そうでよかった。
近況報告をしながら、会えてよかったとお互い言い合いました。
そこで、「友情とはなんぞや?」という説を聞いてもらいます。
みなさんは、「友情」って何を定義しますか?
漢字では2文字ですけど、たくさんの意味がありますよね?
ご飯を食べる友達、勉強を一緒にする友達、旅行を一緒に行く友達、
悩み事を聞いてもらう友達、定期的に会う友達。
よくよく考えてみると、これ全部同じ『友達』では成り立たなくはないですか?
悩み事を聞いてもらう友達も、その悩み事の内容によっては、話す相手変えていますよね?
無意識にみんな「使い分けて」上手にお友達関係を作っているのだと思います。
そこで継続できない友達関係はどんなパターンが多いか?と改めて考えていくと
「行き過ぎた自慢合戦」なのかな?と思うのです。
もちろん、自慢が悪いわけではないのです。
そりゃちょっとは「自慢」したり「愚痴」を言いたくなるのは人の心ですし、
それを聞いてあげるのも『お互い様』なわけです。
が「行き過ぎた」が最大のチェックポイントとなります。
「私はこれだけあなたにやってる!」と友情の証拠を掲げられても
「いえ、頼んでいませんが?」となってしまうと、友情の絆は脆く崩れて
しまいます。
相手の要望に沿わないことをいくらやっても、友情の厚みは増しません。
お互いに、『相手を尊重する』態度がなければ、大人の友情は保ちにくい。
これが事実かも知れません。
長く続いた縁でも、人生の中では双方環境が変わってきます。
マウントを取り合いながらも友情をキープできるのは、
ある意味「体力」がないと続きません。
行き過ぎた言動をした本人はすっかり忘れるものですが、
やられた方は忘れないものです。仲が良い時期があればなおのことです。
それでも「なかったように」振る舞うのは、
やられた方が「大人として対応」しているのです。
もしかしたら、自分が何かしでかしてしまっているかも知れない、と
Mahouも常日頃思うからこそ、どんなに慣れ親しんだ友人たちにも
時々恩返しを改めてしています。
(まぁ、ご飯を奢るとか、タロットを読むとかになはりますが)
マウントを取らなくても話せるお友達を、大切にしていきたいですね。
タロットMahou