はやぶさ【ⅩⅩⅠ 世界】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
先日の6月13日は2010年に「はやぶさ」が7年間の宇宙の旅を終えて
地球に帰還した日です。
帰還と言っても、地上に帰ってこれたのは小惑星「イトカワ」の星の砂を保管してある「カプセル」だけで、はやぶさの本体は、大気圏で消滅してしまいました。
もうね、そのストーリーを考えただけで、
おばちゃんMahouは、泣けてしまうのです。
たった1人で、7年間も宇宙空間を旅して
途中行方不明になったりして、最後の力を振り絞って撮影したのが、
先ほどの「地球の姿」です。
もちろん、wikiにも書かれている通りに
この撮影をするために、地上のスタッフは残されたエネルギーで
撮影ポジションを取るために、何時間を費やす手に汗握る場面が展開されていたわけですが
この写真に、「はやぶさ」に人格があり、最後に地球に
「帰れてよかった」
「帰りたかった」と思っている感情がある様な気がしてならないのです。
地上に生きる人間たちも
何故だか生まれ故郷に「帰りたい」と思うものです。
本能的な感情なのでしょう。
ここに帰るとホッとする。
あの人に会えるとホッとする。
そんな場所がみなさんにもあるでしょう。
世界は広いと言いますが、
どこまでを世界と呼ぶのか?
カプセルに思いを託して、大気圏で燃え尽きたはやぶさに
人格があったと、Mahouは感じます。
それは、地球上のみんなの「思い」がはやぶさの人格を
持たせたのかもしれません。
例えが適切ではないかもしれませんが
祖母が大事にしていた日本人形が、ずっとこちらを見ている、とかね?
おもちゃが夜な夜な玩具箱から飛び出して、チャチャチャ♪と踊っているとかね?
(全然伝わらないな、、、)
もし自分が神様の世界に旅立つ時
最後に見たい光景は、なんだろう?
もちろん、家族であることは個人の感覚としてはあるけれど
個人的欲望を抜きにしたら、人々の笑顔と、豊かな地球なのかもしれない。
ホラー映画ではあるけれど『OLD』と言うシャラマン監督の作品があります。
とある、ビーチに行くと急激に時間が早く進んでしまうと言うストーリーですが
不仲の夫婦が、寿命が尽きるときに
「昔のことは(不仲の原因)よく覚えていない。
そんなこと(不仲の原因)は、どうでもいい。」と言うセリフがあります。
深い意味が込められていて、心に残りました。
争いの無い、幸せな世界を作りたいです。
はやぶさが帰りたかった、美しい地球にしたいですね。
タロットMahou
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