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護摩焚き【大アルカナⅨ 隠者】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

先日、ご縁をいただいて、とあるお寺の護摩焚き法要に参加させて頂きました。

「仏の智慧の火で自分の心の中にある煩悩に火をつけ焼き払う」
と書かれています。

Mahouの要らぬ煩悩や業を焼き払って頂きましょう!

知り合いの方に初めて連れて行っていただいたお寺さんなので
勝手がよくわかりません。
緊張の中、サポートをして頂きながら、いざ!行(儀式)が始まります。

法螺貝が鳴り、太鼓が鳴り、錫杖の音、鈴の音がが響き渡り
その振動が身体にも感じ始めた頃、院主さんが読経をしながら
堂内に入っていらっしゃいました。

内陣の礼番に座られ、本腰を入れて儀式が始まった瞬間に
明らかにMahouの後ろに人が立ちました。

本当のリアルの人か?と思いましたが
隣に座る知り合いの方は、変わらず祈っていましたので、
『これは見えない人かもしれない』と思い直し、祈りに集中します。

その気配は行ったり来たりを数回する内に、Mahouも儀式に集中し
気がつけば気配感じられなくなりました。

おかげさまで、それなりの真言は覚えております。
が、久しぶりで『般若心経』が少し記憶に甘い。

『再度暗記し直さなければ!』と大反省。

【大アルカナⅨ 隠者 研究心を失わない】

護摩焚きの儀式は、「火」を活用するので、とてもパワフルです。

全部の儀式が終わって、参加者の皆さんと直会で談笑しつつも
帰宅後はそのまま倒れ込むように寝てしまいました。

もちろん緊張もあいまってますが、
参加するだけでもこんなに体力を消耗するのだと、
改めて儀式を執り行うみなさんに脱帽です。

今思えば、天河神社へ初めて行ったのが25年くらい前。

そこで「役行者」さんを初めて意識します。

今回お伺いしたお寺は、そんな縁を手繰り寄せた感じがします。
『あぁ、ここでも縁が一回り回って戻ってきた』とそんな感じがしてなりません。

直会の時には、常連さんと院主さんたちが、
台風によって修行の行程が変わるかも?という話に盛り上がっていました。
その流れで吉野川、泥川、天河神社と話が流れていきます。

初めての参加ということで院主さんの隣に座らせられ(笑)
「天河に入ったことがありますか?」と聞かれたので
『25年前には毎年のように言っていました』と答えると、周囲の皆さんが
びっくりされていました。

その日に参加していた常連さんは、この数年の修行活動だったらしく
当時30歳のMahouの行動に、少し「引いて」いました(笑)

同行してくれた方も、その場で初めて聞くMahouの話やスラスラと称える真言に
「自ら誘ったものの、まさかMahouさんがそんなに流暢に
マントラを唱えるとは!まさかその土地に何度も行っているとは!」と
驚愕していらっしゃいました。

まぁ、聞かれないから言わないだけでしたが(笑)

そんなこんなで縁が再度繋がっていく感じがします。

不思議なご縁、でも、決まっていたかのような感じがします。

タロットMahou

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