予測不可能②
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
デジャブのような同じパターンの相談事が2件、ほぼ同時にMahouの耳に届きました。
これは何かのメッセージだろう?とみなさんと一緒に考えましょう。
(いつもの通り脚色しておりますので、文章と全く同じと思う方は違う案件です)
営業広告担当者が、今時とも言うべきフレーズを使って作成したチラシ。
本人は「商品が売れれば、結果的に実績になるのだから、それぐらい当然だ!」と
自分なりの大正論で、討論が始まります。
確かに、キャッチコピーはある程度の法則があったりします。
とはいえ、最終的には商品開発会社の許可をもらわなければならないのは
会社同士の取引上、『絶対的暗黙のルール』であって、
何故?全てをすっ飛ばし、チラシ作成まで1人邁進してしまったのか?
広告担当者は相手側会社の人と知り合いでもないのに?と
次から次へと疑問が湧いてしまいます。
会社内での言い合いは、双方とも大人気ない、の一言で済む話としても、
間違いを指摘された広報担当者の態度は悪く、我慢していた会社内部関係者も
最終的には、絶対的立場(上司)としてはっきりと『NG』を突きつけた途端に
「じゃぁ、勝手にやってください。私は知りません。こんな会社辞めます」宣言に至ります。
ここまで来ると、もう担当者のメンタルは拗らせてしまっているので、
手がつけられなくなります。
さぁ、みなさん、ここでまた一緒に考えますよ?
広告担当者は、どうして逆ギレしたのでしょうか?
Mahou個人の推測です。
①自分なりにどうすれば商品が売れるチラシを作れるか?調べ上げる。
②幾つかのパターンを参考に「これだ!」と思えるフレーズに決める。
③「これなら絶対に売れる」と確信をし、気を回してチラシを発注する。
④自信を持って、社内に告知をする。
⑤すると、「いきなり」全否定される。
⑥自分がどれだけ一生懸命に作ったか?すらも理解しようとせず怒鳴られる。
⑦努力が認められないこんな会社にいても、将来性はない。
⑧こんな会社を辞めて、自分の実力が活かせるところに転職しよう!
でしょうか?
文章にするとわかりやすいですね?
全て自分目線で、相手の会社、商品を開発した人、相手の会社と交渉している自社の立場などは、ほとんど項目に入ってきていなかったのかもしれません。
社内で誰にも相談(確認)しなかったのは『気を回して』良かれと思ってやったこと。
担当者にとっては、恩を仇で返されたような気分なのかもしれません。
Mahouの推測が、事実だったと『仮定』した場合
一応、広告担当者なり感情としては、筋が通っていると思います。
あえて言うのであれば、自分以外の主語がなさすぎましたね。
会社内部関係者も言うのです。
「広告担当者の人格を否定しているわけではなく、やってはいけないことを
止めているのだ」と。
至極真っ当なご意見。
結果的に、2つの案件とも、『広報担当者の退職』という事態に流れていきました。
直接そのトラブルに対面した、会社に残っている人たちも、眉を顰めながらも
どうにもならない状況に、そのまま日数が過ぎていきました。
この話をお聞きしたのは、二つの案件とも、会社に残られている方達からです。
辞めていった方の意見は、Mahouは聞いていませんので
あくまでも一方的な見解ではあります。
ほぼ同じトラブル内容として、同じ時期にMahouが話を聞くと言うことは
おそらくみなさんのそばでも起こっている事柄でしょう。
では、今回の担当者が、、、ではなく
どうしてこんな事態になってしまっていたのか?を次回一緒に考えていきましょう。
続きます。
タロットMahou