逃れられない試練①
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
お盆の中日です。
みなさんは、お墓参り、もしくはお仏壇に手を合わせられましたか?
忙しない日々、そんな時間が取れない方は
自室で先祖の皆さんに想いを馳せてくれれば十分ですので、ぜひほんの数分時間を作ってくださいね。
お花も飾れたら尚喜ばしい、「仏花」と呼ばれる花でなくても、構いません。
目に見えない縁のある皆さんに対して、お花を飾る、お花を添える心が
大切なのだと思います。
お盆は帰省シーズンですので、遠方のお客様や。夏休みを活用して鑑定にいらっしゃる方が増えます。
ですが「お盆」ならではの鑑定になることが多々あります。
【50代女性 受験生の母】
シングルマザーで必死に子育てをしているお母さんが、いらっしゃいました。
10年単位でのお付き合いで、定期的に鑑定にいらしてくださいます。
Mahouも同じ境遇でしたので(子どもは既に成人)
気持ちがよぉ〜くわかります。
心から応援しつつ、共に歩いた10年の様な気持ちにもなります。
そんな彼女のお子さんが、今度受験生です。
お子さん自身、しっかりしているので、自ら受験する学校を選びます。
我が子に自由な選択肢を与えたいと、相談者のお母さんは、必死に教育費を確保し続ける日々でした。
養育費はもらっていますが、生活するだけの金額で、進路を自由に選べるだけの
潤沢な金額ではありません。
その為、シングルマザーの彼女は、進路の選択肢を広げる収入を、
なんとかして得なくてはならないのです。
男女平等とは掲げる社会ではあるけれど、
実際は、フルに働いても男性並みに稼げるわけなどありません。
遅くにようやく授かったお子さんですので、相談者の彼女はとうに50を過ぎています。
そんな悩みを聞き続けた10年間でありました。
お子さんの希望する分野の学校をいくつかピックアップし、その受験に向けて
邁進しているところでしたが
予備校の自習室で、小耳に挟んだ情報があったそうです。
お子さんが帰宅するなり彼女にこう告げました。
「〇〇学校に新しい学部が設立されるんだって」
その学部は、お子さんが一番行きたい進路のピンポイントの内容。
学力ももう少し頑張れば、なんとかなりそう。
今の段階で目標にしている学校は、かなりレベルが上で苦戦している途中でした。
しかも、新しい学部は、補助が使えるらしく、目標学校よりも教育費がかなり抑えられます。
願ったり叶ったりの内容。
お子さん本人の気持ちは、かなり傾きかけています。
その話を聞きながら、Mahouは思わずいってしまいました。
『ちょっと待って、、、その学校って、、、あの人がいるところだよね?』
相談者の彼女は、コクンと頷きました。
続きます。
タロットMahou