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生きてこそ【大アルカナⅩⅩⅠ 世界】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

意味のわからない経験をし、眠れない夜を過ごしました。
悪い癖で『一体何の意味があるのだろう?どうすれば良かったのか?』と自問自答を繰り返します。

自分の中では落とし所のない疑問のループに捕まってしまうと、Mahouを始め人は「自分が悪いんだ」とまとめてしまう癖があります。
その時のMahouも『私が悪いのか?』『私がいなければいいのか?』とマイナス思考の渦に飲み込まれてしまいました。それくらいショックでした。本気で死にたいと思っているわけではないにせよ、不本意な出来事は生き続けることに、嫌気がさしてしまいます。

『やるべきことはやっている』という思い上がりがあります。嫌われるかもしれないと思っても、伝えた方が良いだろうという事柄は伝えるようにしていました。
自分勝手な正義感です。でも、アドバイスのほとんどが聞き入れられず、恐れている通りになっていることも知っています。
伝えても人は信じてくれないものです。時々「だから言ったじゃん」と未熟にも相手に伝えてしまうことも多々あります。
『嫌われたくない』と思う心を押さえつけて、相手の幸せを信じて、伝え続けている勇気は、あまり理解してもらえないのも悲しいけど現実です。そんな生き方を選んだのは自分。誰のせいでもない自分のせい。

ほとんど眠れないまま朝を迎え、いつも通りの起床時間に布団から這い出て、パソコンをつけます。朝活パトロールと称して、SNSをチェックしていると
「訃報」が一件入っていました。

手が止まります。

実はそんな予感が年末からしていました。この数年お互い記事をシェアし続けていたので、毎日スタンプでコミュニケーションをとっていました。そのシェアが年末でストップしていたのです。入院してしまったかな?と推測はしていましたが、残念な報告に目が止まりました。

会っていなくても、会話をしていなくても、毎日やり取りをしていたこの数年は
つながり感が強さを増していました。

彼女の訃報が残念極まりないからこそ、根本的位置に立ち戻るのです。
『生きてこそ』と。

人生は理不尽なことが多く、全てに満足感など得られないのは当然のこと。
その満足感ですら、一方からの「感情」であって、俯瞰的に多方から見れば、大して悲劇的なことですらないのかもしれません。わかっていても、その瞬間の感情が取り乱してしまうのも人間のサガ。『あぁ、所詮私は人間なんだ』と実感する嫌悪感。

【大アルカナⅩⅩⅠ 世界 完成】

最後までMahouを支えてくれた彼女に感謝。これぞ本当の感謝なのだと感じます。生きてこその人生。楽しまなくてはなりません。

摩訶不思議なことは決して特別なことではなく、日常のそこかしこに存在します。
鳥が飛ぶように、風が吹くように、自然の摂理の一つでしかありません。

目の前の鳥が飛ぶ意味づけを、毎回することなんてできません。
『そんなこともある』それが人生であり、それが適した表現なのでしょう。

まだまだ衝撃の余波は身体に残っていますが、『ココア』を飲みながらゆっくり自分を癒していこうと思います。
生きてこそ私たちの命が続く時まで、歩みは止まりません。

タロットMahou


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