動けない思考と身体【R 大アルカナⅩⅥ 塔】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
数ヶ月前から、依頼されていたことがあります。
気が乗りません。
なんだかんだ、とその問題に手をつけていません。
その依頼はそもそも、Mahouにとっては関係のないことで
もちろん、依頼を受ければ、依頼者は『助かる』のだろうと推測します。
人助けになるのであれば、と思いますが、このやりとりがあれやこれやと、
数年続いております。
その度に『なんとか検討して欲しい」と懇願され、疲弊していく依頼者を見続けるのも忍びなく、対応をしておりましたが、今回はどうにも身体が動きません。
仕事中であれば、テンションが上がっているので、『それくらいやってあげよう』と超前向きに思えるのですが、いざその問題に取り掛かろうとするプライベートな時間になると、身体が一切動かないわけです。
比較的判断や覚悟が早いMahouですが、感情を抜きにしても身体が動かないこの事実は、何故だろう?と、思うところがあります。
もし、Mahouがこの依頼を引き受けず、さらに今後の進退をも含めれば
一つの流れが終わり、ぽっかりと空間が開くわけです。
『責任もあるし、感情だけで判断はできない』と正義感を掲げるのも
自分よがりの正義感だと認識もしております。
『やるからには全力で』はMahouの信念ではありますが
主導権が自分にない以上は、潔く立場の確認をすべきでしょう。
滅多に迷わないMahouです。
夏に某姐さんが制作したストールを1枚買うか?2枚買うか?に悩み
お腹が痛くなった記憶があります。
内容は笑えますが、悩むMahouの姿に、周囲がびっくり行天していたほどです。
『まほりんがこんなに悩むなんて、一体どうしたのか?体調が悪いのか?』
ってね。(周囲大爆笑)
10年近く知り合っている友人たちが、びっくりして本気で心配されるレベルでした。(結局2枚とも購入)
今朝起きて、この1日のスケジュールを確認しつつ、TODOリストにずーっと上がっているこの案件。
ようやく着手しよう!と思いきや、やはり身体は動かず。
ここまで来て、一つの指針ができました。
依頼通りに動き、その後の先方の対応で、一歩踏み出そう。と。
この後に及んで、この決意をもって、問題の主導権が自分になったわけです。
(あえて先方にそんな宣言は致しませんよ)
先方からのその後の対応や返答が来てから、自分の動きを再検討するのではなく
先にその後の自分の動きまで、決めておこうと、考えがまとまりました。
そう、今までは、どういったハレーションや返答、後遺症が残るか?
予測、推測、仮定はしていたものの、その都度対応をしようとしていました。
いかなる状況にも淡々と、場当たり的にその環境に合わせての対応です。
だからこそ、個人的には心の奥底で『振り回された感』がしこりのように
残ってしまっていたのかもしれません。
これは、俯瞰的に見れば、先方に非があるのではなく
Mahouが勝手に自分の人生を他人に委ねて、勝手に疲弊していただけの
典型的なパターンです。
すごいことに気がつけた。
私は、結局自分で決めるべき人生を、他人のせいにしていただけなんだ。
ようやく先方と対等になれた気がした瞬間です。
すごいな『冬至』
明日は冬至です、そして新月もやってきます。
物事が整理整頓されていきますね。
タロットMahou