人は変われるのか?②
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
さて、Mahouのお話は全てフィクションです。(毎回の儀式)
【40代女性 会社員 パワハラで退社した前職の後任がその上司を擁護する】
自分の発案した企画が通った当時、相談者は全力で取り組んだそうです。
経験豊富な上司のアドバイスも取り入れ、意気揚々と活動しました。
周囲も取引先も、そんな彼女を応援してくれたようで、結果が数字として上がってきました。
すると、いつの頃からか?その上司のアドバイスが、胸に引っかかるように
なります。
「このままだと、信用がなくなるから、こうしたほうがいい」
「その姿で訪問するには、いやらしい感じがする」
「これを今日中にやっておいてね」
言葉として列挙すれば、些細なことですが、だからこそ、相談者の一歩を
踏み出しにくくさせていました。
「自分のやり方が信用をなくすやり方なのか?と不安になった」
「自分の姿が、卑猥なのか?身の危険を感じて、訪問しにくくなった。
(胸元が見えるわけでもなく、ミスカートでもない)」
「一体何の業務なのか定かではない内容のものを、残業して終わらせるしかなかった」
「ああすれば、こういう。。。が繰り返されて、
結局、私の企画は、なくなったんです。
今、思い返せば、あれが、パワハラの最初だったのかもしれない。」
どよ〜んと、鑑定場所の空気が重くなりました。
Mahouはタロットを引きます。
タロットは言いました。
『同じことが繰り返される予感』
「そっか。。。」と相談者はため息をつきました。
後任者の言葉を聞いていて、もしかしたらパワハラ上司が変わったのかな?
と思ったんです。
自分も変わろうと思って転職したわけだし。
ただ、パワハラ上司が良い意味で変わったと認めると
何で私の時はあんな意地悪をしたんだろうって気持ちも、正直湧いてきて
自分の気持ちの持って行き場所がわからなくなっちゃったんです。
Mahouも言葉を失います。
『そうよね、それが正直な気持ちよね。よくわかるわ。』
彼女は続けます。
「もし、上司が変わってないのなら、後任の彼女が心配。」
Mahouはすかさずタロットを引いてみました。
タロットは言います。
『良い意味で、後任の彼女は、その時のあなたよりも強かである。
同じようなことが繰り返される傾向は見受けられるが、後任者もうまいバランスで距離感を測れる可能性がある。』
先ほどよりも、深いため息を一つ「ふぅ〜」と相談者は息を吐きました。
「確かに、後任とは言え、彼女は私よりも経験が多いので、
大丈夫かもしれません。
あの時に私は、若かったんですよね(笑)」
帰り際に、相談者はMahouに問いました。
「Mahouさん、人って変われるんですかね?」
簡単には返せない質問です。
次回はMahouの考察。
タロットMahou
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