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雀荘【大アルカナⅣ 皇帝】
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
土日に秋葉原に行くのはなかなか至難の業です。
ロンドンから一時帰国したお客様に会いに、秋葉原まで足を伸ばして行きました。
ゲームとガチャポン好きのMahouにとっては、秋葉原はホームグラウンドとも言えますが、それは『平日の昼間』と言う特殊な条件が最優先となります。
土日の夕方に秋葉原に出向くのは、なかなかのレベルの高さです。
ロンドン在住のお客様は言います。
「秋葉原ってこんなにカップルがいて大胆なのね?」
Mahouは答えます。
『いやいや、大胆にイチャゃついているカップルは海外の方です。
日本人カップルが、もし秋葉原に来ても、目的が明確なのでイチャつく余裕はありません』
そう、土日の秋葉原は60%、もしくはそれ以上が海外の言葉を話す人たちです。
結果的にどこに行っても人が溢れ、喫茶店を見つけるのが一苦労。
で、ですね。
とある有名な駅前の喫茶店にエレベーターで上がったんです。
もちろん満席、並んで待っている人も溢れているので、致し方なくまたエレベーターに乗って降りようと思ったら、上の階で呼んでいるらしく、エレベーターは上に上がっていってしまいました。
そして呼ばれたであろう階の扉が開くを、そこには、、、、
麻雀卓がたくさん並んでいて、麻雀を楽しむ人たちが溢れていました。
いわゆるこれが『雀荘』です。
Mahouは生まれて初めて、この映像見てしまいました。
座っている男性たちは(一見では女性は目視できず)全員笑顔です。もうそのフロアから『楽しそうな』エネルギーが溢れ出してきました。
ちょっとしたカルチャーショックを受けた瞬間でしたが、その階から1人の男性が乗ってきました。
たまらずMahouは話しかけてしまいました。『お兄さん、ここは麻雀のお店?』
するとお兄さんはびっくりしながらも「ええそうです。」と答えてくれました。
『麻雀楽しい?』「楽しいです!」と会話が成立します。
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エレベーターが一階に到着し、そのままお兄さんと別れましたが、私たちは雀荘について話を続けます。
『麻雀やったことないんだよね』と言いながらも『実は麻雀を勉強したいと思っている』とMahouが言いながら、歩き出します。
ようやく座れる喫茶店を見つけながら、まだまだ麻雀の話は続きます。
『あのお兄さん、結婚指輪をつけていた。今17時と言うことは、この時間に切り上げて自宅に帰って奥さんと夕飯を食べるんだと思う。それでもお休みの日に麻雀をしたくなるくらい楽しいんだよね、いい趣味だね。』とMahouが言うと
同行者たちは、「あの数秒でそこまで読み取る?」とMahouの洞察力にドン引きしていました。
そうか、、、「普通の人」はそこまで見ないのか?と改めて思いました。
一瞬開いたエレベーターの扉、目に映った雀卓は6卓。その机全部が4名着席。
顔が見える人たちは、みんな笑顔、悔しそうな顔をしている人はいなかったな。
でも、各席座っている男性の年齢や格好はまちまちで、同世代の人だけで座っている雀卓はなかったような気がする。1人でふらっときて、きっとその場で座組がされてゲームが開始されるのだろうと推測します。
たった一瞬だったけど、Mahouの世界が広がった瞬間でした。
知らない世界を知れたのは楽しい。麻雀誰か教えて(笑)
タロットMahou